AmigoIIさんの映画レビュー・感想・評価

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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

こういう作り方の映画もあるのか。本人登場だから、ラストの実写映像が映画のストーリーの一部に違和感なく使えたということなのですね。
AKを向けているテロリストに生身で突進するという勇気と、最初の1発が不
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.4

なんか後味のすっきりしない映画でした。みんなそれぞれに自分の立場や主義主張を前提にすると良い人なんだが、社会的なポジションや考え方の方向性が変われば、嫌な奴になってしまうという、現代社会の不条理を感じ>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.5

秀逸の一言。大人向けファンタジー映画の傑作として歴史に残る作品だと思います。ファンタジーの中にマイノリティの葛藤やプライドを巧みに織り込んでいるのに、いやらしくなくストーリ全体に必要な要素として存在し>>続きを読む

嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.5

シナリオが良い映画です。いろんな伏線があって、それが映画の進行でだんだんわかってくる。吉田鋼太郎さんのキャラクタ設定が光ってる。

バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.4

フィクションみたいなノンフィクション。リアリティがあるような、無いような映画です。これが米国の司法取引の現実だとすると、権力者ってのは何でもできちゃうんではないかね。

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.4

映像のリアリティがすごい歴史映画。西洋近代史のお勉強。

ナミヤ雑貨店の奇蹟(2017年製作の映画)

3.3

いい映画。歳取ってくると、こういう映画がじわーっとくるね。

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

おもろい。コメディなのに、イギリス的な皮肉やスノビズムが満載で色々と勉強になる。イギリスの秘密組織がKingsman でアメリカの秘密組織がStatesmanってのも良いじゃないですか。ハルベリーがジ>>続きを読む

ボンジュール、アン(2016年製作の映画)

3.5

家内の付き合いで見てしまった。良い映画ですね。
米国女性のタフネスというか、理系マインドは良いね。ファンベルトをストッキングで代用するんだもの。

キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.5

これ、なんか既視感があると思ったが、これコッポラの地獄の黙示録へのオマージュなのかね。

本能寺ホテル(2017年製作の映画)

3.0

見てしまったということで。歴史にはいろんな見方や物語があるということで、良いんではないでしょうか。

グレートウォール(2016年製作の映画)

2.5

なんじゃこりゃ。いけないものを見てしまった。ハリウッドが制作資金と市場を中国に求めると、こういう映画ができるということか。

追憶(2017年製作の映画)

3.5

子供時代に重い秘密を抱えて散った人たちが25年後に一つの事件で呼び戻される不条理差と、事件の真相の軽薄さの落差が面白い。世の中、そんなものかと思う。
それはさておき、やっぱり岡田准一は良い。吉岡秀隆は
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.5

飛行機の中で事前情報無しに見てしまったのだが、これは良い映画だ。米露宇宙開拓競争時代のエピソードで、時代考証も、科学的検証もしっかりされてる。マーキュリー計画はIBM7090の時代だったというのが感慨>>続きを読む

ザ・エージェント(1996年製作の映画)

3.8

いいセリフというか、表現がいっぱい出てくる映画です。世の中、マネーだけではないでしょという、ちょっと臭いメッセージなのだが、ロッドがいうところのKwanという世界感がその臭さを少し薄めてくれる。結果と>>続きを読む

The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛(2011年製作の映画)

3.5

さすがリュックベッソン、映像が美しい。ヨーロッパから見えるアジアのイメージはこういうことなんでしょうね。
欧米視点から見た賢い人、いい人、もっといえば、欧米を理解して欧米との情報パスを持つ人が、アジア
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スノーデン(2016年製作の映画)

3.5

SNSはもともと公開されているものだし、メールもどこのサーバー通って配信されるものだから、諜報機関がそれをモニタしていないわけが無い。SNSの怖さは、情報を公開している本人はこの程度のことは大したこと>>続きを読む

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

3.5

スターウォーズのコアなファンの方々にとってはすごく良い映画なんだろうが、そうではない私には釣りバカ日誌とかフーテンの寅さんに似た予定調和の世界に超ド級のCGをかぶせたように見えました。CGで話題を取っ>>続きを読む

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

3.5

面白い。なんかデジャブ感あると思ったら、状況的にはシン・ゴジラが描いた迷走する日本の政治喜劇を、世界スケールでやってるという構図ということか。シン・ゴジラは舞台が日本で、日本の政治システムを笑っている>>続きを読む

東京原発(2002年製作の映画)

3.5

Netflixで見つけた。3.11以前の映画なのだが、まるで3.11後に作られたかのような妙なリアリティがある。ブラックユーモア満載だが、ほとんど同じような議論が疲弊した地方自治体ではされてたんではな>>続きを読む

疑惑(1982年製作の映画)

3.7

Netflixで見たが、これは面白い。女性から見たら、男なんて所詮は子供みたいなものということがよくわかる。桃井かおりと佐久間良子の迫力はさすがである。

奇跡のリンゴ(2013年製作の映画)

2.5

よく見かける宗教団体がスポンサーになっている映画の類ですかね。農家の倅の私には、全く感動できんかった。農業を知らん人たちが、農業はこうあってほしいというファンタジーを描いたということかね。

コヨーテ・アグリー(2000年製作の映画)

4.0

LeAnn Rimesの歌が良い。音楽映画の作りなのだが、脚本がしっかりしていて、若い女性が夢を実現する過程を痛快に描いている。ラストの盛り上がりは素晴らしい。

モスラ(1996年製作の映画)

3.4

たぶん私が映画館で初めて見た映画だと思ってたが、これはリメイク版か。オリジナルは1961年作だった。

モスラ(1961年製作の映画)

3.5

私が初めて映画館で見た映画のはず。当時8歳くらいだったことになるから、記憶はあいまいなのだが、田舎町の映画館で父に連れてってもらった記憶がある。のザ・ピーナッツの劇中歌が耳タコになって今でも反応してし>>続きを読む

真実の行方(1996年製作の映画)

3.5

知性の高い人が、意図をもって他人をだまそうとすると簡単に騙せてしまうという当たり前の現実が怖い。これはドラマの中の話ではなく、現実に起こっていることとで、いまの社会を見直すきっかけになるストーリである>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

3.0

機内で見てしまったためか、インパクトに欠けた。前評判が良すぎたので、期待しすぎたかも。映像美を楽しむ映画だとすると、映画館で見なきゃダメかね。

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.5

脚本と役者の組み合わせが良いし、映像も綺麗。物語として面白いが、リアリティはなく、まぁおとぎ話ですかね。おとぎ話としては最高に面白く、映画向としての出来はすばらしい。

海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

4.0

岡田准一は良いですね。小道具の細部にこだわっていて、ラジオの真空管のパッケージも当時の実物を再現してて懐かしかったです。実話に基づいたといってもすべてが映画の通りということでもないはずです。タンカーと>>続きを読む

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.8

シリーズものとしてはなかなかシナリオがよく練られてて、第一作からストーリーが破たんせずに繋がってる。ジェイソンボーンのストーリーがサイバー空間の監視社会とつながるとはお思わんかった。

マジェスティック(2001年製作の映画)

4.0

良い映画だ。おとぎ話と、現実社会のリアリティがちょうどいい具合にミックスされた感じ。

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