たーとるさんの映画レビュー・感想・評価

たーとる

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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

5.0

海の中の色合いが好きだった。
歌声美しかったなぁ…
海の生き物たちの実写難しそうだなって思ってたけど、実際に海の中にいる気分を味わえてよかった。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

音楽と色使いと物語の総合的な芸術。
田舎の緑が多い景色から、普段見慣れた中央線の景色。
自分の記憶と重なって映像から目が離せなかった。

目を閉じて、その地域にいた人たちの「記憶」に想いを馳せるシーン
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日日是好日(2018年製作の映画)

4.5

台風上陸の予報があった日。
家に帰れなくなるのは怖いから、午後はずっと部屋にこもっていた。
家にこもるのが苦手な自分。
気分が晴れなくても散歩に行けず、だからと言って部屋で勉強や料理をしようと思っても
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.0

自分の経験と重ねて見るのはちょっと厳しくて、人物の誰にも共感はできなかった…
職業柄なのかもしれない。

まだまだ未熟だけど自分を大きく見せている少年の純粋さ。
個人的には、その純粋さが暴走しないよう
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わたし達はおとな(2022年製作の映画)

3.8

こんなにも「おとな」って言葉がおままごとのように聞こえる描写、なかなかない。

まだまだ自分のために生きていたいはずの主人公たち。
それなのに、相手のためだと思ってご飯を作ったり、一緒に暮らしたり、こ
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.7

社会から疎外を感じる主要人物達の、人間関係や感情の動き。
養父母探しを通じてお互いの自己開示が進んでいく。
でも、進めば進むほど別れに向けたタイムリミットが近づいてくる。
共感というよりは、展開が進む
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.3

主人公2人の演技が自然すぎた。
2人で目を合わせて笑う瞬間とか、こっちまでにやけてしまいそう。

この映画でいう、記念日・ねこ・ケーキ・バレッタ。
記憶を思い起こすきっかけって誰にしもあるよなぁと思う
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街の上で(2019年製作の映画)

3.8

個人的に、中田青渚さん演じるイハから目が離せない映画だった。
飲み会で青の存在が気になり、家に誘って夜な夜なお互いのことについて語り合う。
恋人になりたいとかってわけじゃないよ?というのを伝えた上で、
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.5

恋愛って難しいなと感じた。
でも、どんな結末を迎えようとも、数年後にはあんなことあったなぁってすごく綺麗な思い出になったりするから不思議。

大学生って、自由な時間には限度があることをわかっていて、そ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

5.0

自分自身演奏者なので、音楽系の映画で気になったものは大体見ている。

主人公の思春期ならではの葛藤。
娘に幸せになってほしいと願うものの、娘がいなかったら自分たちの生計が立てられなくなるかもしれないと
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.0

最後まで見入ってしまった。
2人の関係性は、国が決めた法律では許されない。
もちろんルールがあるからこそ私たちは守られてるわけだけど。
ルール通りに生きるのが難しい人って見えないだけでたくさんいるので
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

父親が新入社員だった頃に大好きだったという前作トップガン。
私は中学の時にハマってしまい、自衛隊の航空祭に行ってはコックピット座らせてもらって同じ世界を体験してたような。

冒頭の音楽が流れるシーンか
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0

映画を見る機会は多かったけど、レビューを文字に起こすのは今回がはじめて。

人と人の関係性、相手の感情。
大人になると、嫌な現実から目を逸らしたくなる時がある。
逸らそうとするがあまり、本当の自分の感
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.0

音楽が本当に美しい。
中村佳穂さんのファンになりました。

ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

3.0

感情をどのように出したら良いかわからなくなった時に涙を流す黒島結菜さんの表情、本当に綺麗だった…

バブル(2022年製作の映画)

3.5

りりあ。ちゃんのファンだったため鑑賞。
最終的に泡になって消えてしまう、という人魚姫の悲劇を取り上げている部分は崖の上のポニョと似ている。

主人公とヒロインの関係は、恋愛っていうよりは忘れられない親
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.5

大学生の、無力だとわかっているからこそ必死に自分を大きく見せようとしている感じ。
安全よりもドキドキを求めて、いけないことに手を出したくなるあの感じ。

たった数年前だけど昔の自分を客観視しているよう
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キセキ あの日のソビト(2017年製作の映画)

4.0

兄が弟を支える姿勢が素敵だった。
兄も、プロデューサーという才能を開花させたことで自分の居場所を見つけられてよかった。

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

4.0

これでもかとすれ違う2人。
最後はハッピーエンドで終わったけど、個人的には最後の展開になるまでの過程でどれだけの人が心に傷をおったのだろうとか考えてしまって素直に喜べなかった笑
特に女子は寂しいときこ
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ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

4.5

ラブコメのつもりでみたけど、色々な要素が詰まっていて想像以上に深かった。
個人的には、ケイトが変化していく感じが好きだった。
彼女自身は愛される人柄で、その良さには店長も友人も家族も気づいている。ただ
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