助さんさんの映画レビュー・感想・評価

助さん

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.1

やっぱりノーラン作品は一回じゃ咀嚼しきれない。
伝記やからと油断していた。

情報量えぐい。

そんな中でも、
雨粒とそれに広がる波紋や、大気への引火など。
小さな物事にも大きな影響力があり、連鎖的に
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.6

現代の情報社会の中で日々の小さな幸せを愛でる尊さ。

こんなふうに慎ましくも自分の芯を持って生きたいと思った。
日々自分の仕事に誇りを持って勤しみ、好きな音楽や本、木々を愛で、週末には行きつけの居酒屋
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.4

久しぶりの映画!

自宅用プロジェクターを買ったので自宅の大画面で鑑賞

名作たる所以を堪能した!
結末知った上でもっかい見るのが大前提の映画やった最高

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

-

映画を見ると言うより体験に近いような感覚。

ベラを通して人間そのものを体験する感覚でなんか夢の中にいるような映像、音楽の中、限りなく現実的なテーマでとんでもない体験をしたかもしれない

けど正直この
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キリエのうた(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

歌だけで感動したな。

キリエ(る花)の人生が周りの人に振り回されてしまうのがなんとも苦しかった

個人的な解釈で、る花自身が歌に支えられて歌に生きてる感があって、不器用だがどこまでもまっすぐに見えた
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.5

毎日毎日目の前のことを追いかけるのが必死になっていたりするけど、自分の過去や先のことを素直になって少し立ち止まって考えてみることも大事だよ、そんなことを言われてる気がした。

自分ってどんなことを考え
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.4

記録用

イーサンがカッコ良すぎるのは間違い無いけど、ベンジーも好きなんだよな。

AIR/エア(2023年製作の映画)

4.6

仕事人としてのソニーに大感銘。

そもそもナイキが市場トップどころかバスケットボールから撤退も考えられていた状況から1人の選手に掛け、他社にはできない自分たちだからこそできること、それがマイケルにとっ
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

美しい映画だな〜でずっと自分の中では進んでしまって後々考察を見てグサグサきている。

キラキラした休暇の中で、不穏な空気がうっすらとずっと流れている。

あの時のカラムと同じ年齢になり、「今までで一番
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.3

岸井ゆきのが圧巻。
そして16mmフィルムの風合いが最高。

静かで美しいボクシング映画。

大きな山場はないし、ゆったりと時間が流れるような感じだが、鮮明に入ってくる音がすごく印象的だった。

感じ
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怪物(2023年製作の映画)

4.8

前情報を入れず鑑賞。

また素晴らしい作品に出会ってしまいました。

怪物とは誰なのか?はたまた何なのか?

人は誰しも自分の都合のいいように物事を捉え、それにそぐわないものを否定し傷つけてしまう。
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.6

いろんな矛盾とネジの外れた人間と戦争という狂気。

正直わからん映画だった。
戦争そのものがこのカオスを生み出してしまうんだろうな。
何が正解でどんな感情を持っていいのかがわからなくなってくる映画だっ
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.4

生誕祭上映にて鑑賞

実は初鑑賞。

最初は雰囲気だけやなーって思ってたけど、ラストシーン良すぎ!

いろんな話がバラバラかと思いきや少しずつ繋がってくる感じも、後半になるにつれてどんどん楽しくなって
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.4

魂が震える作品!

やはり音には魂が乗っかるんだ。
それぞれのキャラが奏でる音で伝わってくる感じがあった。

玉田の「やらされるんじゃ無い、俺がやるんだ。」って言葉すごく好きだなぁ。

目標に向かって
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.9

マルチバースがテーマだったからはなから全部理解できるとは思っていない状態で鑑賞

うん!おもしろかった!笑

やっぱりこういうマルチバース系はワクワクが止まらない
マーベルのようなスーパーヒーローでは
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罪の声(2020年製作の映画)

4.3

気になっていてずっと見れていなかった作品。

実話を元にした脚本だけあって見終わった後、グッと疲労感があるような濃さ。だがそれが快楽に感じるほどいい作品だった。

歴史の教科書でしか見たことがなかった
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.9

極小の世界の中での壮大な物語。

全宇宙の最強の敵vs蟻

コミカルさは少なかったけど、世界観とそれぞれのキャラもたってて、しっかり楽しめた。
特にキャシーが良かった!

これからのニューフェーズの始
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バビロン(2021年製作の映画)

4.4

三時間鬼強火大熱狂映画

映画好きのための映画の映画(は?)

形を変え脈々と残り続ける映画というものの素晴らしさとその背景にある儚さ

監督が映画大好きなのが凄く伝わってきた。笑

きっとこれからも
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メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.9

時間ができてちょっと短めの映画が見たくてアマプラで視聴。

いつまで経っても大好きなSF作品!

Jがサングラスする前にKがピカッをやっちゃってJが大焦りするとこ好き

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.9

最高の一言!!

この作品は語ることはない
カッコいいに尽きる。

slam dunkで一番好きなリョータに視点が当たってる時点で優勝やったけど、選手一人一人のカッコよさがそこかしこに溢れていた。
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.3

怪演。衝撃。

精神的に見れる状態だと判断し、念願の視聴
流石は片山監督。

人間の愚かさと、生きていくということの逞しさに目を離すことができなかった。

片山監督が作り出す自分たちの身近な世界ではな
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.2

ガーリーでポップな映像とは裏腹に激重テーマでメッセージ性の強い映画だった

「僕は紳士だから」これは男側が言うことではなく、あくまで客観的な言葉であるべきだな、、

何でもかんでもお酒のせいと若さのせ
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.5

最初はバンドがやりたいだけでクソ自己中なデューイ
けどそこに教育の本質が詰まってた!
伸び伸びとやりたいこと、好きなことを伸ばしてあげることで個性を引き出す
子供は親のものでも先生のものでもない
「こ
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.3

色んな愛がぎっしりと詰まった作品。

愛とは、生涯をかけて相手への信頼と責任を全うすること。愛するものを傷つけないこと。

くぅ〜深ぇ〜。

限られた時間の中で、愛せるものをとことん愛したい。

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.7

夏だった!

いつのまにか長崎の小学生と夏休みを一緒に過ごしていた。
友達とならなんでもできると思ってたあの頃も、なんでもない事で爆笑した休み時間も、軽トラの荷台で揺られながら感じる風も。田舎育ちの自
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.4

滑り込みで鑑賞

是枝監督らしい映画。

愛情、優しさ、母性の表現が素敵だった。
みんなそれぞれいろんな考えがあってその想いが交錯していきながらも全員が愛を持って接している。

売春や人身売買を正当化
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.4

こうなりたい、あれができるようになりたいと思って色々やって時には失敗したり、よくないこともしたり。大切な人との喧嘩も、仲間との衝突もいろんな寄り道があって、それは全部自分にとって大切なことで。

少し
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

4.4

キャラクターのコメディさと切ない恋愛のナイーブさがいい感じで混ざり合ってた

思わずニヤニヤしてしまうシーンや感動するシーンもあってひさびさに色々考えずに面白っ!ってなる作品でした

あと何と言っても
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.3

アマプラにて

上映されてた時見に行きそびれてやっと見ました

初めから最後まで事件は起きないし、特別なことが起こるわけではないが、素敵な時間が流れる映画やった

2人の間の時間の尊さがなんとも言い難
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.9

最高にカッコよかった

マーヴェリックの意志を貫き通す姿がカッコ良すぎた

無茶な飛行法は仲間を死なせないため。全員で帰還するための強い意志
上官として葛藤しながらも仲間を思うまっすぐな姿はやっぱりマ
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

阿部サダヲの目黒すぎ映画



久々にどっと疲れる映画で、これこれぇ!って感じやった

じっとりとした空気と終始緊張感漂う中、雅也が
深みにはまっていくほどひとつひとつ明らかになる事実。繋がり始める点
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.4

ステイサムがかっこいいだけの映画

内容もちょっと薄かったかな〜

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.8

すごく元気もらえる作品だった

インドが抱える学歴社会の問題に一石を投じつつ終始明るく面白く。

こうある「べき」とか周りはこうだから違うことはダメとか、そんなんじゃなくて「これをやってみたい」「これ
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