ミヤコさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ミヤコ

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TENET テネット(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

理解できた限りでは時間軸が分岐していないので、覚悟していたよりはまだストーリーを把握しやすかった。
回転ドアは過去や未来に飛ばすのではなく時間を逆行/順行させられる装置だというのが目新しく感じた。テン
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羅生門(1950年製作の映画)

3.5

面白いけど原作のアイデアの面白さであって、あまりテンポが良くないような…90分なのに少し長く感じた。
終盤の他人を信じられる可能性を残したシーンはオリジナルだけど良かった。

ロケットマン(2019年製作の映画)

4.5

キングスマン2の友情出演を見てから気になっていて観た。
ミュージカル映画は要所要所で盛り上がるのでダレなくて良い。そうでなくてもストーリーや衣装・セットも見ていて楽しい。
洋楽は全く聴かないのに聞き覚
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来る(2018年製作の映画)

3.5

前半のクソ野郎エピソードは要不要で意見が分かれそうだけど私は嫌い。宗教横断的除霊パートは見物。

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アバターと中身はもう少し乖離していてもいいと思うけど、アジア系モチーフアバターの中身が白人だったりするとそれはそれで問題か。2m超強面マッチョの皮を被ってゲームしてみたい気持ちはよくわかる

シャイニング(1980年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

どちらかというと生きた人間の狂気の話なので(原作は違うらしい)怖すぎず楽しめた。主役の母親役の方の鬼気迫る表情が印象的だけどリテイク三昧でノイローゼ気味だったそうで…
映像は綺麗だけどちょっと長く感じ
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「メキシコに行く」と聞いて漠然と空路を想定していたが17歳が自家用車で行ける距離と距離感なのだと目から鱗が落ちた。
明らかに致死性のトラップでもまだ息があったら最低2発は撃ち込んでおく姿勢に執念深さを
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グレートウォール(2016年製作の映画)

2.5

時代考証が馬鹿馬鹿しくなるような大仕掛けとアクションを求めて観たのでその点では良かったが、ストーリーがちょっと平板だった。キングアーサーと同じ枠。

コンスタンティン(2005年製作の映画)

4.0

ものすごく厨二で良かった。十字架と「父と子と聖霊の御名において」が刻印されたメリケンサックとかに興味があったら是非見るべき。天使と人の中間的存在を演じるティルダ・スウィントンがハマり役。

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

メタネタ多めのゆるめなゾンビ映画で楽しめた。あのサムライソード葬儀屋の役柄とオチはティルダ・スウィントンあってのキャラクターだと思う。良い。

移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

3.0

スチームパンクなデザイン・大道具は良い。あまり設定に奥行きを感じなかった。

HiGH&LOW THE MOVIE(2016年製作の映画)

2.5

元が連続ドラマだから仕方無いものの、5勢力いるとアクションシーン以外の場面が増えるのであまり好みではなかった。集団でのアクションシーンや仕掛け、絵面は凄い。
バイク乗り集団=チーマーって平成末期でも通
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

社会問題・時事ネタを仕込みながら娯楽サスペンス映画として面白い。主人公兄妹が機転が利いて顔も良く詐欺師向き。両親も過去に成功していたり教養がある様子なのが辛い。
邸宅で働いているシーンと家族といるシー
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トールキン 旅のはじまり(2019年製作の映画)

5.0

学生時代のトールキンと親友達が真剣に芸術について語ったり年相応の馬鹿話をしたりしている様子が、いかにも英国上流階級という雰囲気の中で爽やかに青春やっていて楽しい。
孤児である主人公はもちろん、上流階級
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

4.5

前作に無かった政治的な要素が出てきたけれど、難し過ぎず楽観的過ぎず、きちんと面白かった。子供向けアニメの最大手だけに、最大限努力して価値観をアップデートしているように感じる。
あとクリストフのMV(フ
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HiGH&LOW THE WORST(2019年製作の映画)

4.5

攻城戦があると聞いて観たけど大満足でした。校舎やキャラのデザインが思わず笑っちゃうくらいキマッていて、物凄く再現度の高いヤンキー漫画の実写化作品に見える。
シリーズ未見だったので冒頭である程度説明が入
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HELLO WORLD(2019年製作の映画)

3.0

SF×鳥居モチーフ多いな!良さはわかるけど
設定・ガジェットも映像表現もまあ楽しいんだけどオマージュ元を超えられてないように感じる。あのキャラデザはどう見てもアルタイルでテンション上がった。

ガタカ(1997年製作の映画)

5.0

ド近眼としては思わず叫びそうになる程恐いシーンがあった。テーマもストーリーもデザインも良い。私もゴム手袋を膨らませたことあるけどあれは楽しい。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.5

シャロン・テート殺人事件を予習していったから辛うじて何が起こってるか判った。この時代の映画ファンが観ると120%楽しめるんだろうな…あと子役の女の子がこまっしゃくれててめちゃくちゃ可愛い

天気の子(2019年製作の映画)

3.8

高校生の時に観れば爽快だったかもしれないけれど、保護されるべき年齢・立場の主人公達が公共の福祉から逃げ続けるのがもどかしいし『火垂るの墓』を思い出す。