主水さんの映画レビュー・感想・評価

主水

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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.5

原作を以前一読しただけで鑑賞したので、ディテールにこだわりたかった原作ファンの方と異なり、作品の世界観がいかに原作と一致しているかに重点が置かれてしまったが、それで大満足だった。
自分が歌が下手くそゆ
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.3

原作ファン。
「実写だア〜?」という穿った気持ちで見に行った。
いつも演じてる俳優の情報がノイズとなって、「杉元佐一を演じてる山崎賢人」を見てる、的な感情になってしまい上手く没入できないタイプだけど、
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

3.6

パリに行きたくなったし、オーダーメイドで服を仕立てたくなった。ハリス氏が薄っすらと恋心を抱きかけた伯爵があくまで対等に見せかけて掃除係としてハリス氏を見ていたことが、人生ってそんな甘くないよなと思わせ>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.7

ヤングケアラー…?と呼んでいいのか、「家族抜きで行動したことがない」に詰まっていると感じた。耳が聞こえないから悪い母親ってわけじゃない、ってセリフ間違いないなと思った。
自分の進んでみたい道へ進めて良
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.2

今を生きているから差別的な目線にむしゃくしゃできるんだろうなと思った。
ラストシーンで泣いた。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.7

坂本裕二監督って感じ。男女のすれ違いを描くのが上手すぎる。
有村架純のビジュ爆発してた(ってベビわる2で言ってたので確認のために観たら爆発してた)

あとそんな脱走対策してないところで猫飼うなって思っ
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幸せのレシピ(2007年製作の映画)

3.3

ニックみたいな余裕のある男性って素敵。ケイトカリカリし過ぎで見ててハラハラした。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.5

評論家にブチ切れるシーン、こんなに熱い思いで仕事して部下にも慕われてるのいいなと思った。社会人として正しくない振る舞いだとしてもそれだけ仕事に情熱を傾けられる人間と働きたい。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

-

キースと鉢合わせたあの瞬間から嫌な予感は続いていて、ラストには胸を掻きむしられるような喪失感と、本当に何か失わないと何かを得られなかったのだろうかというボタンの掛け間違いのようなもどかしさに襲われた。>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

5.0

「俺はこれが見たかったんや」の満漢全席。感覚的には面白すぎて一瞬だけど、身体は3時間座り続けたお尻の痛みを確かに訴えてくる。

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

好きなところ箇条書き

○だらしない女子ふたりが考えそうなおうちでやってみたいこと:巨大パフェ、好きなもん乗っけまくりかき氷、餃子パーティ…みたいなリアリティが最高。やりたいけど、やるとこまで踏み切ら
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

5.0

今期イチオシ映画かもしれない。
「女子高生殺し屋」「バディ」「ゆるい同居」が刺さる人には是非観てほしい。ゆるい女子高生ふたり(生活能力は低い)がゆるいテンションでサクサク人を殺す。殺し屋稼業が日常に溶
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東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

4.3

原作ファンとして鑑賞。
原作を映画サイズにしようという脚本の創意工夫と、原作を知らない層にも「タイムリープするヤンキー映画」として楽しめるようなまとめ方に脱帽した。かつ、好評なら続きもありますよ、とい
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漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

原作が好きで鑑賞。
肉子ちゃんの愛らしい騒がしさと、キクりんの思春期ならではのクラスでの葛藤はとても良く描かれていて素敵だった。
尺の関係か、「なぜさっさんが腹を壊すなと言っていたのか」「なぜみうがキ
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マイティ・ソー(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ロキの動機で泣いてしまった。大願や野望ではない、ミニマムで限りなく兄弟がいるものなら誰にだって心当たりのあるような小さな叫びを、彼の賢さゆえに隠し通してしまったが悲劇。

魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビー・バップ・ドリーム(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

キラメイジャーの楽しいところが詰まった作品だった。夏映画用だったんだろうなぁと切なくもなった。
オラディン王がただの杉田智和さんで、博多南さんもただの古坂大魔王で、いろんなネタに対して声を出して笑える
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劇場(2020年製作の映画)

-

演劇関係者の方々に刺さって抜けなくなりそうだなと思った。火花の時も思ったけど又吉さんはこの手の拗らせた男を描くのが上手い。

岬の兄妹(2018年製作の映画)

-

そこにある社会的弱者の貧困と脱出する手立てを持たない(何故なら知識を得ないから)兄妹のずるりとした話。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

最高の映画だった。コレだよコレ、わたしが観たかったのは!と涙した。
ベンの人格者っぷり(紳士っぷり?でもベンの素晴らしさを男性性に依拠したくはない気がする)に舌を巻いた。それだけではなく、ジュールズも
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