Ponsさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Pons

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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.0

昔々に一度観たんだけど、再視聴。ラスト、カイザーソゼの種明しとケビン・スペイシーの退場シーンがやっぱりカッコ良い。最高なラスト5分のためにそれまでの2時間がある…という割切りが素敵な映画。
たぶん、初
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監視者たち(2013年製作の映画)

3.8

行動監視のエキスパートを主軸に据えるというアイデアは面白い。
監視と尾行に徹するというポリシーが最後は崩れるところは好みが分かれるか。個人的にはそれを徹底してストーリーを貫いて欲しかったかな。
もう少
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

3.9

セリフ少なめ、BGMなし、実りはそれなりに豊かだけど、半ば荒涼とした北欧らしい風景、淡々としたストーリー運び…映画としては好きなタイプ。
でも、それで本当に良いのか?クリス。
否定も肯定もせず、それが
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最後まで行く(2014年製作の映画)

4.1

コメディ、シリアス、サスペンスを織り混ぜて最後まで飽きさせない。終始ピンチに追い込まれる主人公が必死に生き延びる為に一発逆転を狙う緊迫感は凄い。役者の力量も大きいか。
やはり韓国映画はすごいなーと思う
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パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

なかなか爽やかな良い映画。それぞれに問題を抱えながら、いい歳の二人が挑戦して、最後は何となく良い方向に行きそう…という『期待感』で終わっていくのが良い。
運転手に調香師の才能が有るっていうのは、ちょっ
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きっと、またあえる(2019年製作の映画)

3.9

おそらく加熱する受験戦争や行き過ぎた教育熱みたいなものへの批判も込められているのだろうけど、そういうのはスルーして、単純に青春・友情・絆に支えられてバカをやったり、真剣になったりすることの爽快さや暖か>>続きを読む

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.7

中盤でちょっとダレる感じがしたけど、後半は緊張感ある展開。白鳥の湖の場面は感情の昂りと上手くマッチしていてグッときた。実話故に抑えた演出だったと思うけど、見終わった後に少し物足りなさを感じた。何が足り>>続きを読む

コリーニ事件(2019年製作の映画)

4.2

タイトルも演出もストーリーも骨太。戦争の傷跡、憎しみに生きる事の悲しさ、若い正義感の清々しさ、ドイツの苦悩などなど直球でズシンと響く感じ。
余計なものを削ぎ落としつつ、ちょっとした味付けもしつつ、2時
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.5

エールの冗長だった部分は削ぎ落とされていて、うまく纏まっているようには思った。
けど、大事な部分はエールを完全になぞっているからか、逆に、無音になる演出や、オーディションの場面(これについては選曲も演
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エール!(2014年製作の映画)

3.6

デュオを歌う場面とか、最後のオーディションなど、いくつか印象的な場面はあったし(特にオーディションは歌詞も演出も感動的だった)、ストーリー含めて良い映画だと思う。
が、全般的に余計な描写や不要なサイド
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ローズメイカー 奇跡のバラ(2020年製作の映画)

4.0

エゴイストだけど可愛げのあるバラ園の女社長とクセのある3人の新人の物語。90分と短い映画なので、人物造形とかそれほど深いわけでは無いけど、変な「訳あり感」をだしていないからか、程よい余白があって、そこ>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.9

権力というより、空気と忖度で真実が隠蔽されて行く。それを暴く側も、命が狙われる!などの事件性はなく、ただ権力の無言の圧力と空気と忖度に抗えるかどうかが問われるだけ…。派手さは無いが、リアリティはあった>>続きを読む

マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

3.0

JAZZの使い方とか、主人公の人物造形とか、ちょっとカッコつけ過ぎかな、と。
ストーリーも分かったような、細かいところは良く分からないような…。
ただ俳優陣は豪華だし、それなりに見応えはあった。

ダンシング・クィーン(2012年製作の映画)

4.0

最初30分はテンポも悪く、いかにも詰まらないドタバタコメディ風だったので、危うく見るのを止めるところだったけど、これは止めなくて良かった。
王道の中年青春コメディで、ジョンミンのスピーチでもしっかり泣
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.0

友情・スポ根・青春モノ的なノリが続いて行くので、戦争やイデオロギーなど悲惨さを想起させるテーマがあることに気付きつつも、ハッピーエンドを期待してしまう…が、見事に裏切られるつらい展開。
しかしそれも含
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ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト(2002年製作の映画)

3.5

若干テンポが悪い感じがあるが、ストーリーも雰囲気も、基本的にはルパン長編として、平均点以上に楽しめた。
ルパンと次元は、他の2人とは違う深い繋がりがあるのね…という点はやっぱり大事。不二子に人間味を感
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KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

4.0

全編に程よい緊張感を維持しており、最後まで飽きずにダレずに見応えがあった。
キム部長の焦燥感と正義感がないまぜになった感覚に引き込まれる。
韓国映画は何撮っても上手く纏めてくるな、と。

ルパン三世 VS キャッツ・アイ(2023年製作の映画)

3.3

キャッツアイ懐かしい…という以上の印象は無いが、時間の無駄だったみたいな感じはない。いつものルパン三世として、普通に楽しめた。
泪でも瞳でもなく、愛とルパンの関係を中心にしたのは、父親を知らない愛との
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

オーヴェがお隣さんの娘を車に乗せて『生きてるって感じだろ』と言うシーンで終わっても素敵で良かったのに…と思ったけど、最後の最後だけファンタジーで締め括った脚本も悪くない。それまでに追体験してきたソーニ>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.0

暗号解読に至るまでの困難と高揚感、その後の覚悟に満ちた対応から来るカタルシス、最終的な転落・苦しい結末…実話ゆえの迫力と相俟って、見応えが有った。
子供時代のほんの一時期を支えてくれた(恐らく生涯唯一
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探偵なふたり(2015年製作の映画)

3.5

軽いノリと意外とグロテスクな殺人事件。謎解き的要素はあまり深くないし、シャーロックホームズ並みの推理力の発揮も、そうでもないかも…。
ただ刑事コンビものとしては、比較的気楽に楽しめるし、2人のコンビネ
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ベテラン(2015年製作の映画)

3.9

韓国版あぶない刑事。軽さといい、圧倒的な強さといい、ちょうど良いエンターテイメント。韓国映画は本当何でも出来るな…ということを改めて認識させられる。

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.5

クリストファー・ノーランの映画は基本的に難しいが、過去一に難解。ほぼ全く理解できなかった。インターステラーやインセプションは、難解なプロットの中で家族愛的な普遍的テーマを描くスタイルで、プロット自体は>>続きを読む

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.3

ミュージカルのわりに、全編通して曲がちょっと似ているのが残念。もっと色んな雰囲気の歌を聞きたかった…。
また全般にやや冗長か。このストーリーであれば120分以内にまとめて欲しかった。
ただ半径数メート
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.3

シリーズ第一弾としての背景紹介映画と思えば、まぁ有り得るかな…。これで完結なら、正直何が何だかよく分からないというレベルかと。
映像的にもこれと言ったブレークスルーも無いと思ったが、今後のストーリー展
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.5

これまでのシリーズに比べて、若干どんでん返し感が小さかった様な…。仕掛けが大掛かり過ぎて、「そうか!そこですか!!」というポイントかボケてしまったように思う。
とはいえ、いつも通り楽しめた。

ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.7

なるほど、そういう嘘ね。
おじいさんの根っこに娘に関するわだかまりがあるのであれば、それを写した彼の戯曲をもうちょい活かしてほしかったなーとは思う。
なんだかんだで仲の良い老夫婦の微笑ましさと、弁護士
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

4.0

ストーリーは無く、ライブを観る映画…との評もあるけど、そんな事ないと思う。第一弾に続き、再びムーンの挫折と成長の映画でもある。面白かった。
ただ、もうちょっと夫々のキャラクターに物語が欲しかったかな。
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.9

ジェーンの愛が使命感や義務感に変わっていく…。スティーブンもそれと分かってジェーンをあえて解放する…。最後まで2人の間に愛情があることに変わりはなく、これもひとつの愛の形なのだろうけど、観ていて切なく>>続きを読む

ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.0

特にコメントすべき事もないけど、うん、まぁ楽しめた。ハリーポッターでは無いダニエル・ラドクリフが新鮮なのと、ブラピのキャラクターが奮ってる。