限りある命は誰のもの。当人のものに決まっているが、それがわからぬ人たちがたくさんいる。親とはその限りある命の使い方を子に教える使命があるはずだ。政次郎は間違いなくそれを実践した。賢治の妹トシの死もその>>続きを読む
オッペンハイマーが原爆開発をしなかったとしても、他の誰かが、開発を手掛け、世界のどこかの街に原爆は投下されていたかもしれない。そう考えると、原爆開発に最初に成功したのが、オッペンハイマーでよかったのか>>続きを読む
ロボットのわりに、人間臭いユル・ブリンナーの表情が秀逸。昨今、懸念されているAIの暴走を先取りしている。ターミネーターとの共通点を感じた。
程度の差はあれ、誰もが三上である。誰かを傷つけている一方で、誰かに支えられて生きている。時に人はそれを忘れてしまう。時々、この映画を見て、思い出すがよい。
つらい過去から逃れるために、目立たない単調な生活に身を投じる、否、そうする選択肢しかなかったのかもしれない。そのうち、つらい過去の原因が自分にあることに気づき、他人をも苦しめていたかもしれないというこ>>続きを読む