白石謙悟さんの映画レビュー・感想・評価

白石謙悟

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来る(2018年製作の映画)

2.7

友人に原作を薦められ、読了済みで視聴したジャパニーズホラー。原作と違って随分とシンプルなタイトルになってますね。

やや、ジェットコースター的な展開で終盤は少し置いていかれました。
ただ、呪いの演出は
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シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

4.3

昔から気になってはいたものの結局観る機会が掴めず、8年も経っていたことに驚きを隠せなかったディズニー・アニメ。エンディング曲はすごく印象に残っていました。

結論、めちゃくちゃ面白かったです。まず、題
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アイアンマン2(2010年製作の映画)

3.6

アイアンマンの続編。初っぱなのスターク・エキスポの演出からカリスマ溢れるスピーチをかましてくれるトニーは本当に良いキャラクターだと思います。
経営者、ヒーロー、エンジニアと多彩な顔を持ち、吹き替え声優
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マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

3.0

クールにアメリカを飛び回り、無情に解雇を勧告する鬼のような仕事を生業とする男のお話。クビ通告された人達の演技力がエグくて、こちらの胸も抉られるような気持ちになります。

ジョージ・クルーニー演じる主人
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ベイマックス(2014年製作の映画)

3.5

とても心暖まるAIロボットと天才エンジニア少年のお話。気になってました。

ロボットと少年が危機を乗り越えて絆を深めていく展開は「ターミネーター」にも通じるところがありますが、こちらはより純度を高くし
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塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

3.4

個人的には「アナ」の影に隠れがちなミュージカルアニメという極めて失敬な先入観を持っていたのですが、なかなかどうして独創的で王道な良いストーリーでした。観ていて気持ち良かったです。

18年間も塔で暮ら
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アンフレンデッド(2015年製作の映画)

3.0

久しぶりにホラーを観ました。
全てSNS上のカメラやメッセージのやり取りで進行していく現代チックな演出。それゆえに映像が乱れたりローディングで止まったりして観にくい箇所もあるけど、上手く恐怖を掻き立て
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.5

映画館と合わせて、二度目の視聴。
ストーリーの大筋は覚えていましたが、細かい箇所は薄れていたので、初心に返って楽しむことができました。

やっぱり面白い!
動物が主役という世界観を上手く活かしている。
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.8

「君の名は。」に続いての視聴。
やはり映像美が素晴らしい。ここまで雨を美しく映せるものか。

思ったより短くてあっという間に終わってしまった印象。
秦さんの主題歌に入るタイミングが絶妙過ぎる。

君の名は。(2016年製作の映画)

4.3

ストーリー含めてかなり楽しめた。
話題になるだけはある。
映像の随所が美しいし、RADWIMPSの音楽もよくマッチしていた。

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

心温まるヒューマンドラマ。
人との触れあいで本当に大切なものは何なのか、教えてもらえます。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.5

シンプルで力強く、勇気をくれる作品でした。もっと早くに出会いたかった。

おと・な・り(2009年製作の映画)

3.8

「おとなり」まず、タイトルに惹かれました。「音」を通じてお互いを意識したり、想い合ったり。
一貫してノスタルジックな雰囲気も相まって、暖かい気持ちになれる良い映画でした。

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

かつて裏社会で恐れられた伝説の殺し屋だけあって、圧倒的に強いし、動きに無駄が無い。……が、完璧に強すぎるわけでもなく、結構負傷するし、敵に捕まったり、妻が残した愛犬を殺された怒りに震えたり、弱さや人間>>続きを読む

スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.5

スマホは便利だけど怖い。
現代人の生活に潜むリアルな恐ろしさをまざまざと感じられました。

犯人役のサイコパス加減が凄まじかったです。

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

4.0

密かに気になっていた作品。
フルCGアニメかと思っておりましたが、実写+アニメだったんですね……。

ストーリーも広げすぎない感じで良くまとまっており、テンポ良く最後まで楽しめました。
主人公にも感情
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複製された男(2013年製作の映画)

3.0

衝撃のラスト、ということで視聴。
確かに最後は「!?」ってな感じで
3回程観直しました。
蜘蛛嫌いの自分が主人公の立場なら、発狂して死んでます。

難解で示唆に富んだストーリーでした。
ネタバレ解説を
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5

話題作。
ゾンビ物、という先入観のみでRECみたいな感じの映画かなーと思いつつ観に行きましたが、見事に予想を裏切られ、楽しめました。
「2度始まる」と銘打たれている通り、最後まで観ることによって伏線が
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セッション(2014年製作の映画)

4.0

全体的に重苦しく、重圧な雰囲気が
漂う音楽映画。
演奏に対する狂気染みた執念や
こだわりは圧巻の一言です。

教師のフレッチャーですが、
上げて落とす天才ですね……。
笑顔がゾッとします。
そんな鬼教
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

4.0

軽犯罪で前科者の烙印を押された
21歳の女の子が百万円貯まる度に
次の街へ行く、というわかりやすくて
素敵なロードムービー。

海、山、街と、
それぞれの場所でドラマがあり
ストーリーの緩急が絶妙で
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そして父になる(2013年製作の映画)

3.3

子供の取り違えに焦点を当てた
ヒューマンドラマ。
かたや一流企業の裕福な家庭、
かたや田舎の小さな電気屋と
対照的な2つの家族間のなかで
浮き彫りになっていく価値観や現実。
常に自分だったらどう考え
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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.5

火星に一人取り残された宇宙船のクルー、
そのサバイバル奮闘記。
極限状態で孤独な状況のなか、
決して諦めずに知恵を絞り
生き残る為にあらゆる手段を行使する、
主人公のメンタルの強さは
人として学ぶとこ
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.5

心に傷を負ったふたりの男女の物語。
不安定で、繊細で、切なくて、
しかし優しいお話でした。

何かにすがるのではなく、
与えていけるような人間になること。
それがひいては自らの人生に
価値を与えてくれ
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ヒマラヤ 地上8,000メートルの絆(2015年製作の映画)

4.0

映画館とDVD、二度目の視聴。
当方、登山が趣味ではありますが
こういう世界規模の登頂を観ると
その過酷さ、壮大さに震えます。

韓国のエベレスト遠征隊にスポットが当てられたノンフィクション映画である
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

4.0

CIA、KGB、それぞれ二人の
エージェントが主人公の
スパイ・アクション映画。
洗練された所作で隙のない、
クールなソロと、
短気で人間味のあるイリヤ、
二人のバランスが良く
だんだんと強くなる信頼
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グラスホッパー(2015年製作の映画)

3.3

原作大好きです。

闇社会の住人に妻を殺され、復讐を誓う「虫も殺せない」主人公の教師と、

ナイフ使いの殺し屋、「蝉」
自殺屋と呼ばれる殺し屋、「鯨」

背を押して殺す、押し屋の「槿」
その他、魅力的
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シカゴ(2002年製作の映画)

3.9

All That Jazz.(なんでもあり。)

まさにこの言葉を体現したかのようなストーリー。
女性が強く、気高く、セクシー。
それでもって利己的、プライドの塊。
血を求めるシカゴの街でのしあがるに
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.6

決して派手ではないが、
壮絶な思惑と策略が繰り広げられる
裏社会のマフィア、
その「ファミリー」の絆。
頭目が芯の通った人物であると、
癖ありの部下も自然とまとまるものですね。
マフィアの場合、そう簡
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ドライヴ(2011年製作の映画)

4.1

かなりかなりお気に入りの作品。
2度目の視聴になります。

ライアン・ゴズリング扮する寡黙な主人公が素敵過ぎて堪りません。多くは語らず、淡々と仕事をこなし、タフで優しく、腕っぷし強い。自分のなりたい男
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ジェネラル・ルージュの凱旋(2009年製作の映画)

4.2

堺雅人演じる速水先生がカッコよすぎて
それだけでも観る価値のある映画。
もちろん、ストーリーも良いです。
医療の倫理観など、考えさせられます。

終盤の大規模治療シーンは
役者の演技やBGMも相まって
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.8

生きる実感を得るために殴り合う、「ファイトクラブ」。ただの暴力サークルではないところがキモでした。

各シーンに散りばめられた伏線。
最後はちゃんと真相は教えてくれますが、
解釈を重ねて見直せば、また
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レインマン(1988年製作の映画)

4.2

タイトルに惹かれて視聴。
おぉ、トム・クルーズ若いなぁ、くらいの認識で観始めましたが、多くのレビューにもあるようにダスティン・ホフマンが演じる自閉症患者の演技力は圧巻でした。リアルさをとことん追及した
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.5


歌と音楽、そして身ひとつあれば、街のどんな場所でも舞台になり得る。雨の日が好きになれそうな素晴らしいミュージカルムービーでした。ストーリー展開や、キャラクター、楽曲、この時代だからこその良さ、という
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