私的に評価が高まった映画。
同時代性を感じて青春時代から現在まで、彼らの歌を聴いた場面や匂いがフラッシュバックした。
私には惹きつけられる緊張感とかも感じず、ちょっとしんどい時間でした。
少女漫画原作か?と思ってしまうくらい、と美しいよ。横浜流星と清原果耶が。
そして、久々に観たかった感じの江口洋介のキャラクター。江口洋介はこういうのですよ!みたいな。
みててやるせない映画だったなあ。
アバター4K連続で鑑賞予定だったけど、心の虚無感が強くなり、ちょっとエンタメ振り切りのヤツを観る気力を失って帰宅してしまった。
川っぺり〜
と似たテーマだったし、おみおくり係は柄本佑がやってたね。
独身40代、私も他人事じゃない。
でも「がんばった、がんばった」って言える人生、送っていかないとね…。
原作の雰囲気をしっかり纏っているけど、永野芽郁ちゃん、頑張ってたけど、蓮っ葉を「頑張ってる」ように見えてしまっていたなあ…
パブリックイメージが邪魔をしているのだろう。
中盤以降、どんな感じで話が広がるのか…!という中盤までのまとまりだったけど、後半ちょっと勢い落ちた。
香取慎吾は笑い方が魅力的。
賢くてわかりやすい映画批評解説者の方の話を聞かないと、それぞれの意味するところやテーマがよくわからんので、評価しづらい。
良作サスペンス。
主人公本人のついた嘘も足枷となる煮詰まり具合も良い。
本作の欠点は、カラッカラに乾き切った土地、街で見てるだけで喉が渇いてくるため、映像的な愉しみが足りないことでしょうか笑
叙情的なテンポと間、会話、映画好きの人がこぞって良いよね!というような作りあがり。
わたしは最悪も周囲の評価に比して…だったのですが、今年はフランス映画が自分のツボととことん合わない…。