そむさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

福田村事件(2023年製作の映画)

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自分が、必ず流言飛語に惑わされないと何故言える?
あらゆる差別の局面で、あの村の人々になってしまうのは自分かもしれない。

少年の君(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

加害者の子が主人公に懇願&許されたと思い一方的に話しかけるシーン、非常に身勝手で自分の保身しか考えてなくて、もう腹が立って腹が立って…心の動きが完全に主人公とシンクロしたと思った。

青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

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流れるようなカメラワークが気持ちいい。
次男とムイの、生き物に対するまなざしや行動の対比。(かといって次男に思いやりが無いわけではなく、家族に対しては愛情深いという矛盾が人間っぽい)
青いパパイヤの中
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さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

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何度見ても心がちぎられるように痛い作品。
失くせる1本(といっても深傷だけど)と失くせない1本、はしょられる1年と忘れることを許さない1年。
無視できない1を強く意識させられる。

そばかす(2022年製作の映画)

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常に他者を「そうなんだ」と受け入れてくれる側だった(そう「させられた」「せざるを得なかった」時もあったよね、描かれていた場面以外にもきっと)佳純ちゃんを、きっと初めて「そうなんだ」だけで受け入れてくれ>>続きを読む