野菜ジュースさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

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アクションも、画も、話の展開もコレジャナイ感あったが、マスクがとにかくかっこいいぜ!

仮面のカッコよさに全振りしてるんだと思って納得しよう。

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

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改めて観るとこれでもかとエンタメが詰め込まれててたまげる。異様な高揚感といっていい。

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

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70万円でも映画史に残るSF作品がつくれるとは!紙芝居のような今作が、12モンキーズ、ターミネーター、マトリックス、インセプション、時をかける少女、多くの作品に繋がっていったとは!

薬物で精神を飛ば
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カモン カモン(2021年製作の映画)

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目を離した一瞬の隙に見失って底しれぬ恐怖を覚えたり、ちゃんとさせようとイライラしたり、答えを引き出そうとして逆にこちらが思いを吐露してしまったり、子育てあるあるに直面する独身中年のアタフタに笑う。そし>>続きを読む

マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

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そういや孫悟空の設定の元ネタ、スーパーマンだったんだ、と今更気付く。
地球を舞台に大喧嘩って構図、もうドラゴンボールの方がしっくりくるので、最後は大猿になってほしかった。

画面ですごいこと起きてるの
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ドラゴン怒りの鉄拳(1972年製作の映画)

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ノラ・ミャオかわいい。
租界での理不尽に立ち向かうブルース・リーの姿、たまんないよ。俺も野良犬焼いて食いたくなるくらい、かっこいいよ。

怪物(2023年製作の映画)

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LGBTQ+についての映画なら、せめてあと5年早く作ってて欲しかったな。子どものアイデンティティに深く関わることを、「フッーと吹き飛ばせばいい」なんて、仮にも教育者に言わせてたらもう駄目な時代なんだよ>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

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海キレイでトゥルクンかわいいのは良しとして、そんな圧倒的な映像美をもってして描かれるのが、また戦争なのかよっていう。
ナヴィも異星人とはいえ、表情その他人間そのものな訳で、お互いにドカドカ人殺ししまく
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

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これこれ、これがマーベル映画に求めてるものなのよ。とにかく多様なビジュアルで楽しませてくれればもういいわけ、組体操とか昆虫パニックとかも笑って大喜びで観れるわけ。

マルチバースしかり、量子世界のこと
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

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なるべきじゃなかった、しかもさらに大いなる責任も伴うなんて言われたら、運命なんてふざけんなってなるよなそりゃ。マイルスはいい奴、最高のスパイディだから、絶対大丈夫。最高のスパイダーチームと俺が付いてる>>続きを読む

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

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自国の資源を死守するため平気で武力行使をちらつかせて外交したり、君主制で非民主的な運営してる国として、ワカンダとタロカンって、ほとんど相似形なので、戦争されちゃうとどちらもヤバい国にしかみえないよ。ど>>続きを読む

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

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ワイティティのコメディ、どうしてもついていけないのよ。サムいギャグの後に、急に、生き死にの話しされても、全然真に迫らない。スター・ウォーズ映画であれやられるの今から辛い。

ナタポーは良かった!あと、
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さかなのこ(2022年製作の映画)

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さかなクンがさかなクンになれなかった世界線の、さかなクンの話。‘さかなクン’という概念は常にあり続けるのだ。好きの力とはつまりそういうことだ。

好きなものを仕事にするのって結局どういうことなのって、
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

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雄大な自然とは裏腹に、カトリックで抑圧的な村社会では、誰よりも本を愛する人や、同性愛者、ほうけ者には生きづらい場所なのが辛い。抑圧が呼び込む狂気が、血みどろの争いに変わっていくのも見ていてさらに辛い。>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

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マリオに思い入れないけど、それでもなんとなくどのゲームのネタか分かっちゃう。マリオってすげえ。ILLUMINATIONにかかれば、そこらのゲーム全部アニメ化できそう。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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ディルドとアナルプラグが出てくる映画に泣かされちゃったの、納得いかないんだけど?!

終わってみりゃ元のエヴリンが一番幸せな人生だったってこと。だから俺も、数あるマルチバースの中で一番の幸せ者だって、
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

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コントみたいな話なんだけど、ホラー演出の力技でバランスとってて、面白い。

奨学金無しでブラウン大出てるボンボンは逝ってヨシ!ってのは、流石に雑すぎて笑った。
まぁ金持ちと、評論家風情、実業家のスモア
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アテナ(2022年製作の映画)

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脅威の長回しが恐るべき緊張感と重厚さを与えている。怒りと悲しみに満ちた美しい作品だった。

一方、メイキング見るとムキムキのカメラマンが走り回ったり、30m上空に吊り下げられたりととにかくどうかしてる
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

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暴力の連鎖、ザックすら被害者だった。じゃあ誰が悪いのか、どうしたら。画面に映るラストベルトの閉塞感、困窮からはそんな叫びが聞こえた。

親友への愛がなきゃ撮れないよ、大いに泣いた。

ライトハウス(2019年製作の映画)

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3K職場かつパワハラ上司と住み込みバイト、そりゃ気も触れるよね。
灯台の灯りに魅せられて、ジジイトーマスみたくなっていくと思いきや、鳥葬エンド。

灯台のあかりは宇宙卵、ウィンズローはプロメテウスらし
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

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前作、1999年から2003年は、リアルからバーチャルへ、生活の中心が移り変わる過渡期で、仮想現実から目覚め、リアルを生きようと訴える物語にまだ興奮できた時代だ。
今、仕事はもちろん、通勤中も、読書や
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

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あの頃夢中でみたスケートビデオ、かっこいいトリックだけじゃなくて、各所でバカやったり、人種を超えてふざけ合ったりしてる姿に惹かれてたんだと思う。映画ではビデオの向こう側のストリートがみえた。

無軌道
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

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ただのサイコホラーじゃないのは前評判から知ってたけど、最高だったよ。
いや、エロオヤジを筆頭に、男連中の、どすけべで、疎ましい視線や、吐き気を催すクソさは最低で、ついこの間まで女性を取り巻く状況はそう
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サンマデモクラシー(2021年製作の映画)

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どこにつれてかれるか分からないジェットコースターに乗って、戦前戦後の沖縄を駆け抜ける。情報量がえげつないのに、笑って楽しめるのは志いさーさんの手腕がデカい。

豪傑の上里恵良、反骨の瀬長亀次郎から透け
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ムーンフォール(2021年製作の映画)

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月が落ちてきたらヤバい、しかも月は巨大構造物だった!って相当に荒唐無稽な話なんだけど、てらうことなく本気で描き切ってくれて最高だった、ありがとエメリッヒ。
側から見たら陰謀論者、でも実は、っての、Qア
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

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「キンタマ」と「アイラブユー」の手話が同時に覚えられるという、泣き笑いの最高ムービーだった。あっぱれ!

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

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個人的にはDionne WarwickのWalk On By が聴けたからもう最高だった。

映画業界、観客(viewers)に食い物にされてきた者たちの復讐。大捕物に大興奮した。

ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

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デカダンスな魅力にぐいぐいやられて、
最後は
サーイェンスフィクショーン
ダブルフィーチャー
って歌ってる自分がいた。
こりゃ楽しいぜ〜

スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

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国威発揚プロパガンダ映画のパロディと分かって観てても、たぎってしまうの本当怖いよね。

愛と友情、大切な人との別れ、鬼教官…、戦争映画に必要な全てが詰め込まれてて、まんまとグッときてると、“WOULD
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激怒(2022年製作の映画)

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阿見201がめちゃくちゃ良かった。
タイヤネックレスがみれたのも。

君もこのどうしようもない社会にムカムカきて大暴れしたくなる時があるだろう、その時は『激怒』を観るんだよ。

ザ・フライ(1986年製作の映画)

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ボディホラーなのに、悲恋のラブストーリーとしても秀逸で、ラストシーンで涙する。文句なしの傑作。

(高橋ヨシキ氏の批評から)白濁液を垂らしながら、自我を失っていくセックスモンスターを描くことで、トキシ
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

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後ろ向きにお面をつけて…ってワンアイデアなのに面白い。逆さまアクション、結構新鮮で魅せるし、容赦ないところもいい。そりゃガブリエル君も、罪もないのに自分を抹殺し(かけ)た連中に、天誅くらわしたいよな。>>続きを読む

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

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いや恐竜よりイナゴが恐いよねって、完結編にしてそりゃーないやろ。このフランチャイズでは遺伝子操作の過ちと、初めて被食者になった人間の畏怖を描く物だと思ってたけど、違った?
前半、急に007やり始めたり
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カンフーハッスル(2004年製作の映画)

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追いかけっこのメイキングに相当笑った、荒唐無稽なギャグに、過剰なCGとアクションの匙加減がなんとも言えなくて、本当笑っちゃう。

家で一人でみるよか、友達ん家でビール飲みながらゲラゲラ笑って観たい一本
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スープとイデオロギー(2021年製作の映画)

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スープを作りながら新しく家族として迎えたカオルさんとの距離が溶け合っていくオモニ、イデオロギーに翻弄された人生を思い出し、そして忘れていくオモニ、そんな母をみつめるヤンヨンヒ 監督の眼差しが涙を誘った>>続きを読む