はげまるさんの映画レビュー・感想・評価

はげまる

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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.0

途中からの猛烈なネタバラシで、サスペンス感が消し飛んで一気にバイオレンス映画に。脚本が評価されている監督にしては、ちょっと雑なんでは?カンヌある視点の作品とは相性悪い

万引き家族(2018年製作の映画)

4.1

豪華俳優陣。しかも近藤龍人。昨今の日本映画のエースを集めたという感じ。安藤サクラの目が印象的。凄い魅力的。松岡茉優もなんか印象が全然違う知らない松岡茉優ですごい。柄本明も池脇千鶴も恐るべきクセが出てて>>続きを読む

オリエント急行殺人事件(1974年製作の映画)

3.8

原作を知らなかったため、見事なオチに一本取られた気分。アガサ・クリスティ流石。新しい方も見たくなりました。

長江 愛の詩(2016年製作の映画)

4.0

時の流れとともに川を遡る。
不可思議でロマンチックな素敵な映画。改めて再見しても面白そう。

合葬(2015年製作の映画)

4.0

いやいや、素晴らしい。原作の不穏な空気感が充満。時代劇やりたいわけじゃないんだから。柳楽優弥はホント怖いなあ。まさかカヒミ・カリィとは(笑)

フラッシュダンス(1983年製作の映画)

4.3

やっぱり名作中の名作。音楽がいいのはもちろん、もがいている人たち、アートのようなダンスを見せるレストラン、素敵だ。なんと言ってもジェニファービールスの可憐さがハンパない!

砂と霧の家(2003年製作の映画)

4.0

1つのボタンのかけ違いが、壮絶な悲劇を招いてしまう。すごく良くできたお話だが、救いがなさすぎて辛くなる。

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

4.0

主題歌のメロディーがせつないのもあるが、なんともほろ苦い。不幸になってしまった人がいるわけでなく、みんな幸せになったわけなのに。そんなことを考えさせられるだけでも素敵な終わり方だなあと思う。カトリーヌ>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.5

みんなが何かにしがみついて生きている。偉大な愛の物語というより、哀しいぐらいの現実的な惨めさが、観ていてだんだん辛くなってくる。そこが監督の狙いなのか。役者陣は素晴らしかった。が、このミステリー仕立て>>続きを読む

ナインスゲート(1999年製作の映画)

4.0

流石のポランスキー、ジョニーデップ。エマニエルセニエ美しい。謎のB級っぽさが面白い。

マラヴィータ(2013年製作の映画)

4.0

リュック・ベッソンとスコセッシとは!出演者も豪華。流石に面白かったです。司法取引をした元マフィアの家族の物語。漫画チックな展開だけど設定が面白いし、流石の作り込みです。ベタだけど面白い。

ナイト・アンド・ザ・シティ(1992年製作の映画)

3.5

今となっては古き良き男というか、破滅型のどうしようもなさが、なんとも切ない。懐かしく切ない。登場人物の心情がよく分からないけれども、本来、他人の心情、自分の心情すらも分かっていなくても不思議ではないし>>続きを読む

ジャッジ 裁かれる判事(2014年製作の映画)

3.8

ロバートダウニー、カッコイイね。
ゴッドファーザーのトムが、こんな役を!と感慨深いです。良品。

あの頃ペニー・レインと 特別編集版(2000年製作の映画)

4.0

ケイトハドソン、とても綺麗。話の収まりが都合良すぎるけれども、青春映画として楽しい。音楽も良い。

コラテラル(2004年製作の映画)

4.0

優れた娯楽作品。トム・クルーズ怖いなあ。ターミネーターみたい。冒頭の話はなんだかホロリとさせられるのが好き。

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

4.1

長澤まさみ、かわいい。
私たちは、それぞれ様々な概念を作り上げ、それぞれに縛られているのかもなあ、と面白かった。侵略者が概念を集める理由がなんだかぼんやりしていたけど、落しどころは納得できた。太陽でも
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マラドーナ(2008年製作の映画)

4.0

クストリッツアによるマラドーナのドキュメンタリー。マラドーナに政治思想があるのは意外だった。失礼な話、ただの薬中かと思っていたがラテンアメリカを愛する反米反英の人で、シンプルで気持ちが良かった。往年の>>続きを読む

3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)

4.0

エルモアレナード、凄い。旧版も見てないが、凄い物語ですね。ダメな正義の味方と、かっこよすぎる悪党。ラッセルクロウ素晴らしい!

オートマタ(2014年製作の映画)

3.8

人類なんていう仲間意識なんてクソみたいなもんだ。目新しさはないものの清々しい佳作だと思いました。犬のロボ、羨ましいなあ。

ユー・キャン・カウント・オン・ミー(2000年製作の映画)

4.2

マンチェスターバイザシーは、ショッキングなシーンがあるので、そういう意味ではこちらの方が好き。何も起こらない。ただただ日常を、人物を造形する。どこにでもいるような姉弟とその周辺だけど、徐々にそれぞれの>>続きを読む

アンドリューNDR114(1999年製作の映画)

3.5

ロビンウイリアムズ、やっぱすごい。
観やすい作りで好感はある。性欲と学習、というモチーフの落としどころには曖昧さが残った。原作を読みたい。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.0

良い映画だなあと改めて思う。クソみたいな人生だから希望は大事。

命の相続人(2008年製作の映画)

3.5

アメナーバルまる出しな感じがした。
製作なのか?ホントかよ。好きな雰囲気ではある。

人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

4.0

この監督のユーモアは、暖かくて優しい気持ちになる。省略の編集が巧みで物語に深みを感じて見ごたえがある。音楽が好き。キャストが綺麗で惹き込まれる。

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.0

母の視線。想像するのは難しいが、大恐慌時代にしては進歩的な女性なのか。フェミニズムのことはあまり知らないので、女性の視線、論理など面白かった。都会から田舎に戻ってた人たちの姿も興味深かった。音楽がよく>>続きを読む

ポール・ヴァーホーヴェン トリック(2012年製作の映画)

3.8

相変わらず意表をついた展開で面白いのだが、前半の監督やキャストのインタビューが長くて途中で飽きてくる。
後半パートもドキュメンタリー映画作りという体なのでインタビューが多いしなあ。まあけど斬新だなあと
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セールスマン(2016年製作の映画)

3.8

お父さん、切なくてよかった!
独特で他作品も気になる。

ブラックブック(2006年製作の映画)

4.0

ヴァーホーヴェンらしいシニカルさ。やっぱ好きだなあ。

エイリアン(1979年製作の映画)

4.0

リドリー・スコットはやっぱり画がかっこいいなあ!,このシリーズも昔は2が好きだったけど、今回は1のカッコよさが好きだと思いました。

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.3

デニーロが呆れるほどカッコよい。続編として美しいほどの完成度。執拗で冷徹なマイケルと、その内面を感じさせる演出。やはり素晴らしい映画ですね。昔は2が一番好きだったけど今見ると、あまりにも苦すぎて1かな>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.5

改めて、やっぱり素晴らしい。
ド頭から植えつけてくる明るく陽気なパーティーと裏家業のコントラストが見事ですね。陰影が深い映像も哀愁のあるテーマ曲も切れ味鋭い編集も。カッコ良さ際立つ。

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