思い立って高校時代を彩った映画たちを一度に見返している。そこまで昔のようには感じていなかったはずなのに、作品に100%の気持ちで共感ができなくなったこと、距離が生まれたこと、私の場合それはきっと健康的>>続きを読む
もう大丈夫かなと思ったけど大丈夫じゃなかった。今回もよく泣きました。
何度観てもだいすきな作品。
この世界に居場所がなくても、私の世界は私をちゃんと必要としてる。
ぞっとするほど構築的な空間、
シェイクスピア作品ならではの細く長い息遣い、台詞回しに圧倒される。デンゼル・ワシントンの肺活量すごい。
小さな頃によくみた悪夢を思い出した。
近すぎず、遠すぎず、子どもを描くときのキアロスタミの距離感がとても心地良い。
“It gets better”という言葉、根拠もなにもないけど精いっぱいの愛情が込められてたな。アンドリュー・スコットがとても良かった。あと「ポケットちぎり」とかいう謎の(最悪な)慣習、、
誰かに背中を押してもらったことって何歳になっても革命的な出来事。
普遍的で、孤独で、たまに騒々しい人生のおはなし。自分の生まれたこの世界のことをもう少しだけ深く知りたいと思う。