渡辺智子さんの映画レビュー・感想・評価

渡辺智子

渡辺智子

動脈列島(1975年製作の映画)

3.5

新幹線大爆破と同時期に公開された新幹線を題材にしたサスペンス。あちらはお金狙いなのにたいしてこちらは騒音公害に対する抗議が目的。だが新幹線大爆破が知能犯なのにこちらは肉体派というまるで逆じゃないかみた>>続きを読む

新幹線大爆破(1975年製作の映画)

4.0

リメイクされると聞いて観てみました、初見です🤣新幹線一定のスピードに落とすと爆発する爆弾が仕掛けられる、さてどうする?というパニックサスペンス映画、犯人と国鉄当局、警察、乗務員、乗客の動きがリアルに描>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け(1976年製作の映画)

3.8

寅さん飲み屋で会ったホームレスみたいな老人をとらやに連れ帰るが実は老人は日本画の大家だった。旅先で老人と再会した寅さんは老人が故郷に招待されたおこぼれで寅次郎先生と呼ばれ歓待される。宴席で芸者のおぼん>>続きを読む

パレード(2024年製作の映画)

3.9

この世に未練を残した人が集まる場所。よくある設定やん、さらに人が死んで泣かす映画は嫌いなんだけど、この作品に関しては美しい画像に豪華な俳優陣で一気に観れてしまった。映画愛は引き継いで行きますよ宣言とみ>>続きを読む

ヘル・フィールド ナチスの戦城(2020年製作の映画)

3.8

戦争映画の異色作、第二次大戦末期フランスのある館を守る任務についた分隊が恐怖の体験をする、思わぬラストにビックリ行天。でもあそこに⚪⚪⚪⚪いないだろと突っ込みたくなるが、細かい事は良いのか。しかしこの>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎忘れな草(1973年製作の映画)

3.5

男はつらいよシリーズ何作か、みてるけど準レギュラーのリリーの初登場ということで観てみた。北海道で偶然知り合ったリリーと含蓄のある会話をする二人東京で再会良い感じになるが・・・。北海道のシーンは後で黄色>>続きを読む

伯爵(2023年製作の映画)

3.8

アカデミー賞外国映画部門ノミネート作品、チリの現代史をちょっと調べてから見るといいかも。チリの独裁者ピノチェトはフランス革命時代から生きている吸血鬼だったというお話、吸血鬼は年取るのかという突っ込みは>>続きを読む

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.8

アカデミー賞候補を見る、爆笑コメディかと思ったらさにあらず家族を描いた是枝監督的なお話。主人公がモンクと呼ばれるのは名前がセロニアスだから(笑)紋切り型の黒人鑑を皮肉る小説を書いたのに爆売れしてしまう>>続きを読む

ニモーナ(2023年製作の映画)

3.9

日本のRPGによくある⚔️と未来世界の融合みたいな世界で有色人種でゲイの騎士となんにでも変身するニモーナというモンスター⁉️が濡れ衣を晴らすために暴れる痛快アニメ。ニモーナのキャラが立ってて実に面白い>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

愚かなる者たちの監督の前作ということで拝見、英仏戦争の最中、アン女王の治世、彼女を操るサラ公爵夫人と召し使いとしては宮廷に入った没落貴族の娘アビゲイルのドロドロした対立をこれでもかと描く。魚眼レンズと>>続きを読む

死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

3.9

死霊のはらわたシリーズの新作?1作目の監督と主演俳優が総合プロデューサーで入ってる。最初とラストのシーンと本編との関連は?とは思ったけど前日譚なのね、最近のホラー映画としてはかなり面白かった。シャイニ>>続きを読む

ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

4.0

同じ監督の次作の少年の君は劇場でみて感心したのだけどこちらは初見。二人の女性アンシェンとチーウエの14年にわたる関係を描くネット小説を追体験するというややこしい話なのだけど本当に深いところで繋がった心>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.1

難しい映画、パニック障害でマザコンのおじさんの妄想だと解釈したけど違うかな。周りの人も光景も変すぎる。不条理コメディというか。おかしな世界という意味では哀れなる者たちと双璧かも。この映画嫌いではないよ>>続きを読む

フッテージ(2012年製作の映画)

3.1

フッテージとは未編集のフィルムのことらしい。犯罪ノンフィクションライターが一家心中事件のあった事故物件の家に事件を題材にした新作を書くために越してくる、家族には事件のことは内緒で。屋根裏にあった8ミリ>>続きを読む

テルアビブ・オン・ファイア(2018年製作の映画)

3.8

悲劇が続くガサ情勢から考えると甘い話と思わざるを得ないけど。それを承知のうえで鑑賞。イスラエルでも人気のパレスチナ系のメロドラマテルアビブオンファイア。その現場でインターンとして働くサラームはある日検>>続きを読む

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

4.0

何年かぶりに鑑賞、前衛的な表現やパロディー精神などその後のアニメに大きな影響を与えたのが分かる。ジブリなども刺激を受けたのではないか。これはうる星やつらじゃないという意見もあるけどあたるとラムの関係性>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.0

画像が荒くなってるように見えるのはケイコと同じく16ミリフイルムで撮影されてるから。音楽も最小限で町のノイズがいい効果をあげている。PMSの藤沢さんとパニック障害の山添さんの交流を描く、町工場の事務所>>続きを読む

彼女はひとり(2018年製作の映画)

3.3

大学の卒業制作らしいけど学生映画と
は思えない出来、一人の病んだ高校生の心情を描いた作品。自殺未遂から生還した澄子は同級生を脅迫し始めるが・・・。彼女の心の動きがあまりわからないのが残念だけどラストの
>>続きを読む

マチネー/土曜の午後はキッスで始まる(1993年製作の映画)

3.8

1962年キューバ危機で世界が固唾をのんでた頃フロリダのキーウエストでは子供達が映画マントの上映を楽しみにしていた。B級映画愛に満ちた傑作コメディ。映画のマントと映画館の子供たちの熱狂とリアル核戦争の>>続きを読む

スリザー(2006年製作の映画)

3.8

またしても地球侵略もの、かなり昔の映画なのだけど今でも十分面白かった。隕石に載ってやってきた宇宙生物に乗っ取られた男がみるみる怪物化していく、あっこれは昔のSF映画原子人間のパロディやん。しかしかなり>>続きを読む

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.1

実際に起こった北海道警のスキャンダルを描いた実録映画。警察の得点制の弊害。柔道の腕を買われて警官になった綾野剛が銃器対策室に配属され銃器を押収するため自作自演の拳銃🔫押収を行っていく。遂には拳銃押収の>>続きを読む

“それ”がいる森(2022年製作の映画)

1.9

昔のアメリカB級映画ぽくて良かった(笑)it came fromナントかみたいな。ホラー映画みたいな予告は詐欺だけど、本当に一部のマニアには受けそうです。モンスターも一部で有名なとかげ型なあいつみたい>>続きを読む

ジャズ・ロフト(2015年製作の映画)

3.8

ロフトというのは倉庫とかを改造して住居やスタジオにした建物のことらしい、映画ミナマタでジョニー・デップが扮した写真家のユージン・スミスが日本に来る前に住んでいたロフトは仕事場兼スタジオななっていたがい>>続きを読む

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.9

漫画は読んでないけどアニメのシーズン1を途中まで観ましたがほぼ同じところで終了。アニメについてはほぼ忠実な映画化でした。旅順の場面や小樽の街などよく再現されてました。アクションや熊の描写も悪くなかった>>続きを読む

オスカー・ピーターソン/オスカー・ピーターソン:ジャズ界の革命児(2020年製作の映画)

3.1

日本ではマイルスやコルトレーンがみたいなシリアスなジャズ?が人気なのでこの方はあまり評価されてないけど海外じゃ巨匠の一人です。本人のインタビューも含めたドキュメント。バカテク、はや弾きの印象が強いけど>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

外科医によって自殺した女性に赤ちゃんの脳を移植され復活した女性はベラと名付けられ外科医のところで育てられるが。好奇心の赴くままに冒険の旅に出る。旅を通してRPGの主人公みたいに成長していく。画面もカメ>>続きを読む

暗闇でドッキリ(1964年製作の映画)

3.4

ピンクパンサーで人気キャラになったクルーゾー警部を主演にした外伝作品で良いのかな。クルーゾーに、悩まされる上司ドレフェスや怪しい日本人ケイトーが出てくる。コメディアンのピーター・セラーズの本領発揮でボ>>続きを読む

誰も守ってくれない(2008年製作の映画)

3.8

警察には実際犯罪容疑者家族の保護のマニュアルがあるらしい。幼児殺人事件の容疑者の妹を警護する命令を受けたわけありの刑事は彼女をメディアスクラムや野次馬から護るのだが敵にはネット民もいたのだ。刑事の過去>>続きを読む

金環蝕(1975年製作の映画)

4.0

政治と金の話は今に始まったわけではない。自民党、いや民政党の総裁選で多額の現金が飛び交いそのお金を工面するためゼネコンから献金を受けれるようにダム工事の入札に不正が行われる。不正は噂にのぼり総理夫人ま>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

今年初めての映画館での鑑賞、原作は読んだことないですが良い意味でお気楽に観れる映画でした、漫画原作なのでファンタジーぽいのですが合唱部部長にヤクザが歌の指南を頼むというバディ物コメディ。部長の岡の指南>>続きを読む

攻撃(1956年製作の映画)

3.9

戦争映画の傑作、スピルバーグは絶対観てるだろう。無能な指揮官敵より怖いという話。反戦映画かというとちょっと違うがアメリカ軍の内部の暴露したためアメリカ軍の協力を得られなかったらしいけど最後の市街戦はな>>続きを読む

私の少女(2014年製作の映画)

3.9

別の似た題名の映画と間違えたけどなかなか面白かった。地方の漁村に赴任したわけアリの警官ぺ・ドゥナが虐待されてる少女を匿うところがら始まる物語。LGBTQ、いじめ、差別、子供虐待、外国人労働者、格差社会>>続きを読む

永い言い訳(2016年製作の映画)

4.0

人間の嘘を描く西川美和監督作品、ここでも売れっ子作家の衣笠幸夫が浮気の最中に旅行中のバスの事故で奥さんを亡くす。実は夫婦仲は冷えきっていて葬儀の時にも悲しい「ふり」をする事しか出来ない。同じ事故で亡く>>続きを読む

新仁義なき戦い 組長最後の日(1976年製作の映画)

3.5

尼崎の風俗嬢殺人事件から端を発した米元組と河原組の抗争は上部団体の全面戦争に発展しそうになるが、実録路線というより昔の任侠映画みたいに小さな組が上部に反乱を起こすみたいな映画、ラストも日本暴力団組長の>>続きを読む

夢売るふたり(2012年製作の映画)

3.9

新しい小料理屋が失火で全焼、経営者の夫婦は諦めきれずあるきっかけから詐欺でお金を巻き上げて新規開店資金にしようとする。阿部サダオがそんなに持てるかと最初はあまり乗れなかったけど後半から凄くおもしろくな>>続きを読む

毎日が夏休み(1994年製作の映画)

3.8

クレジット高橋ひとみが前で風吹ジュンが止めなんだと感じ入ってしまいました、どうでもいいけど。大島弓子さんの漫画原作の映画、原作は読んだことがありません。義父が会社を退職。娘はいじめで登校拒否。母親には>>続きを読む

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