ヨメさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

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冒頭から世界観に入りやすくて、すごく観やすい映画だった。Netflixオリジナルの映画は今作が初めてだったけど、想像していたより面白く、別のオリジナル映画も観てみたいと思うきっかけになった。

スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

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しばらく気になっていた映画だったが、年明け一発目の映画、これでいいのか…!?と自問自答する下ネタパレードだった。

ただ、3人組それぞれに個性があって作品自体はとても面白く鑑賞できた。若かりしエマ・ス
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

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全くの予習無しで見たので、序盤の展開に驚かされた。ハッピーエンドで後味もよく、年末にほっこり。22番は憎めない奴。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

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ずっと気になってた映画。
想像していたよりセリフが結構下品だったので、クリスマス・イブ向けの映画だったかはさておき、二人の関係性もストーリーもとても好みのものだった。

視聴中は、タイトルにある 卒
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ムーミン谷とウィンターワンダーランド(2017年製作の映画)

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アニメの「楽しいムーミン一家」とはキャラクターの印象が各々違っていて面白かった。好みなのは 楽しいムーミン一家のほうなのだけど。

はじめてクリスマスの存在を知ったムーミンたちの反応が可愛らしくて面白
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コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)

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スタジオライカの長編アニメ第1作目。

オチも展開も分かりやすいストーリーだけれど、幼い頃に両親へ感じていた不満や、こんな世界があったらという妄想に、懐かしさとリアルさがあった。

ファンタジーホラー
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エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

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ほのぼのお料理映画かと思ったら宗教問題がテーマな割とシビアな映画だった。

日本にはあまり馴染みがない宗教問題だが、文化の違いがある両親を持ち、板挟みになるエイブの様子がしんどくてグッと重たい気持ちに
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ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒(2019年製作の映画)

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はじめてスタジオライカの映画を見た。

ストップモーションアニメってこんなに凄いのか!と映画が始まってしばらくは全く話に集中出来ないくらい映像に感動してしまった。

ストーリーは面白いのだけれど、主
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マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

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長すぎて集中できなかった。
作品に対しての賛否は結構分かれている様子なので改めて見返たうえで、自分の感想をまとめたい所。

でも、また144分観るのか…という気持ち。
答えはもうでているのかもしれない
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

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バンドを組んでもないのに、自分のバンドのPVに出演しないか?と誘ってしまうおバカさが可愛い。

果たしてコナーはラフィナの心を射止められるのか?が話の終着点かと勝手にイメージしていたが、コナーの成長は
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レディ・バード(2017年製作の映画)

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彼女の人生の中のキーポイントとなる瞬間を切り取り、大切な変化を見守っているような気持ちにさせられる。

「レディ・バード」が「クリスティン」になるまでの映画なのだが、常にクリスティンと対立していた母
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461個のおべんとう(2020年製作の映画)

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虹輝の親友ポジションの2人がとてもいい子たち。

音楽も素敵で、笑いどころも感動どころもあるのだが、劇場映えするような場面があった訳では無いので、おうちでのんびり鑑賞でも良かったかなぁという印象。
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

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久しぶりに、とんでもないやばい映画を観てしまった。

事前知識ゼロで観に行ったけど、映像もキャラも声優もストーリーも全部が良くて、私の中では2020年アニメ映画大賞グランプリ受賞である。

可愛ら
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ローマの休日(1953年製作の映画)

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10月末の夜の野外上映という特別な環境で鑑賞したので、想像を超えた寒さの印象が未だに勝ってしまっている…。

身の丈の合わない2人が惹かれ合うコテコテラブロマンスかと思っていたけど、コミカルな場面も多
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

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最初10秒がめっちゃ怖くて、どぎつめホラーかと思ってたけど、しっかり爽快アクションだった。

とても物騒な映画なのだが、カメラワークや表情、シナリオが最後まで面白く、完全に見入ってしまっていた。
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

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後味の悪さが最高な映画。
主人公がめっちゃ不憫だけど、まあツケが回ってきたと思えば仕方ないのかもしれない…。

依頼人クレアとの恋愛かけひき映画かな?と思ってたけど、散りばめられた伏線が回収され、予想
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ぼくとアールと彼女のさよなら(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

緩やかな起承転結なのだけれど、グレッグのナレーションをベースに、時折視聴者に語りかけるような演出があったり、観てて飽きない工夫が多く感じられた。

グレッグの心情がストップモーションアニメで表現されて
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

韓国が舞台になっているが、日本の現代社会でも当たり前に起こりえている出来事がテーマ。

この映画のヒットは主人公のジヨンに共感している女性が沢山いることを感じさせる。

ジヨンの夫は、妻が病気になった
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フェアウェル(2019年製作の映画)

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すぐ近くの中国でも、日本とは考え方や文化、家族内の関係性が結構違うんだなぁと興味深かった。

ビリーの気持ちも、親戚側の気持ちもどちらも共感できるため、結末まで飽きることなく鑑賞することが出来た。
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テラビシアにかける橋(2007年製作の映画)

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最高の映画◎
単純なわくわくストーリーかと思えば夜中に大号泣。

レフリーが凄く魅力的。
彼女の全てに常にわくわくして、ジェスの吹替声優が合って無さすぎることも忘れて映画の世界に引き込まれていった。
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星の子(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

両親の信仰はちひろへの愛から始まり、その両親と共に築き上げられた世界への疑問が、最悪な形で普通のものでは無いと確信に変わる。

信じることとはなにかと、ちひろの心の迷いや葛藤が芦田愛菜の演技でより切
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ミスター・ロジャースのご近所さんになろう(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

番組を作るにあたり、子供に何を伝えるべきかを常に考えており、子供だからと誤魔化さずに向き合う姿は、自分が子供を育てる時にも大切にしたい。

多くの人に愛されていたロジャースだったが、いつからか「洗脳」
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ナイブズアウトと同様、途中で犯人がわかるのだが、それ以降も飽きることなく鑑賞できた。

無駄なく、まとまりのあるシナリオで非常に観やすかった。ネタばらしの展開もワクワクしたのを覚えている。意表を突かれ
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

悪人のクリエヴァ観たさに鑑賞したが、ストーリーも意外性があって面白かった。

冒頭で、事件の夜に何があったのかが明かされるのでここからどう話が進んでいくのだろう、とワクワクした。

それ以降も驚くポ
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アス(2019年製作の映画)

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グロ表現多いので、時折顔を手で覆いつつ鑑賞。

主人公にずっと「頑張れ!」「逃げろ!」「打ちのめせ!」と応援しながら鑑賞していたため、結末に驚かされた。

ジョーダン・ピール監督の「ゲット・アウト」が
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

CMでめっちゃ怖そうだなぁと思ってたけど、期待を見事に裏切らない最高の恐怖を感じることが出来る。

もともと盗みを働く主人公たちが悪いのだけれど、それを超える最強に残忍で悪人の老人とのバトルのため、ど
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

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音響が映画で欠かせなくなるまでには想像以上に長い時間がかかって、今の形になったのは映画の歴史の中ではつい最近のことなのだと知ってとても驚いた。

映画をしっかりと見始めたのは最近のため、今作中で出てき
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インベージョン(2007年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

宇宙から飛来した未知のウイルスによって、周囲の人間が別の何者かに変わってしまうストーリーは、コロナが流行している今、非常に感情移入しやすかった。「もしコロナが、この映画のように自我を失ってしまうような>>続きを読む

シャザム!(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

DCコミックと聞くと、あまり観たことない私の中では「残忍残虐」的なイメージが勝手にあったのだけれど、そのイメージを綺麗に払拭した作品。

シャザムの能力を手に入れたビリーと、ビリーより先にシャザムの後
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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ストップモーション・アニメ映画になっても、ウェス・アンダーソン節はしっかりと残っていて、作品全体のコミカルさがお気に入り。

お父さんキツネが何度裏切ろうと、お母さんキツネはなんだかんだ寄り添う夫婦関
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

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サムとスージーの住む世界はまだ小さく、その中で繰り広げられるラブロマンスは終始ほのぼのとした気持ちで観ることが出来る。

衣装やセット、作品全体の色味など監督のいい所が今作でも爆発していた。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

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クセになる特徴的なカメラワークや場転の仕方。
「ああ、今ウェス・アンダーソンの世界にいるんだな」と感じさせてもらえてめちゃめちゃ良い。

特に今作は小道具も非常に可愛くて観ていて飽きない。

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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

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主人公の気持ちも、母親の気持ちも、スケボー少年たちの気持ちも、全てが少しづつ理解ができ、どこか懐かしい気持ちになれる映画だった。

映画の世界観や雰囲気そのものも見ていて心地いい。

ジョナ・ヒル監督
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TENET テネット(2020年製作の映画)

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散りばめられてる伏線を、
1回や2回観ただけでは回収しきれない…。

私の記憶に残っているのは、
とりあえず説明しずらいけど面白かったということと、
相棒のニールの顔がとっても好みだったということだけ
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インセプション(2010年製作の映画)

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設定はめちゃめちゃ難しかったけど、すごく面白い。

ノーラン監督の作品は、"観客たちが俺に追いついてこい"感があって面白い。
結末を観客に委ねるところも含めて好きだった。

荒野にて(2017年製作の映画)

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彼の人生のキーポイントが切り取られたような作品。
孤独な彼のそばに寄り添い、見守る気持ちで鑑賞していた。

全てにおいて切ないが、鑑賞後はじんわりと暖かな感動につつまれる映画だった。

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