wosaさんの映画レビュー・感想・評価

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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

2.6

映画としては説明不十分過ぎて不親切な事、この上なし。

一番大きく、唯一と言って良い欠点。
(原作に忠実過ぎた故か、演出の間の悪さもあるけど)

逆を返したら、それ以外は素晴らしい出来栄え。
アニメや
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ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

山崎ゲマ貴による「呪いの映画」

ネタバレした状態で「そこまでひどいのであれば、ちゃんと観てみよう」と文字通り怖いもの見たさで観に行きました。
実際に観ないと文句も言えないという気持ちもあり。ただ、駄
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.6

「宇宙すごい!宇宙ヤバい!そして僕らは無力」という事を痛感する作品。

言うまでもなく広大な宇宙が、僕らにとっては適応できない場所であるがゆえ、僕らに与えられた場所はうんとうんと、狭い。宇宙が広すぎて
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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

4.2

濃すぎず鮮やかな色彩の扱いが絶妙でした。
また雪、氷が舞台の作品だけに吹雪や透明感の描き分けに苦心してます。

愛をテーマにしたミュージカルスタイルのディズニー作品、ということでまず思い出したのは「美
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紙ひこうき(2012年製作の映画)

4.0

技術なんかは改めて言うまでもなく、ひたすら素晴らしいのだけれども、まさかのフル3Dアニメと聞いてただただ驚くばかり。
アニメは情緒と間が支配するのだと改めて気づかせてくれました。
そして、泣いた。

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.7

女の子を育てた経験は無いけれど、繰り返し観ているうちに、「千尋は自分の娘なのかも」という風に勘違いしてしまう位に没入感が際立つファンタジーアニメーション。
架空の町で育つ彼女、見守る観客、これは既に
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鉄コン筋クリート(2006年製作の映画)

4.6

観てしまえば、出来上がっているね、と結果論で片付けがちな作品だけども、松本大洋の世界観を動画というかたちで最小公倍数でありながらエッジを立てる形で動画にしあげた、監督とstudio4の技術、努力には頭>>続きを読む

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.8

この作品については自分の構成要素だと勝手に思っているため、客観視点は既に難しいです。
子や、それに相当する対象と共有していきたいと思える、魂の媒体的作品。

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.8

すまない!主観で言わせてもらう。これは、いつ観ても旧くならないエンターテイメントだ。
シナリオの年代にかかわらず、その骨子は恐らく100年後位までもあい通ずるのではないかと思ってしまう。

天使の涙(1995年製作の映画)

4.7

寂しい、という根元的な現象に対して、逆説とストレートの両方から描いた、ウォンカーウァイの傑作のひとつ。

散文はやがていつしか想いとなって海に注ぐ――そんな印象の構成は映画としての計算よりも、人間
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.8

神の視点。人生はあらゆる分岐によって、主観と偶然で構成されているのかもしれない、というディープなコメディ。
楽曲との場面構成で、こんなに何度も楽しめるものか。

クラウド アトラス(2012年製作の映画)

4.9

先に言えば、物語の多様さが善さであり欠点にもなりうるかもしれない。その意味で、満点から0.1ポイント引いたものの、この映画の「強さ」は変わらない。
確かに解釈の多さゆえ、おそらく従来の映画好きののテ
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シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

4.2

ゲームという舞台はあくまで手法だけれども、きっかけとして、現代の子供たちや大人たちにおける有意義なメタファーとしても成功している。物語への説得力、伏線としても、大きな効果をあげたテーマ。
……と、こ
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