aさんの映画レビュー・感想・評価

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海がきこえる(1993年製作の映画)

3.5

正直イライラする場面も多いし、心のなかでなんで!って言いたくなるようなシーンばかりだったけど、なぜか全体を通して温かい気持ちになるいい映画だった。里伽子は複雑で不安定な女の子で、そんなヒロインに振り回>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.5

よかった、けど続きが見たくなるような、引き込まれる何かがある映画ではなくて、全体を通してじんわりと感動が来る感じだった

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

クレメンタインの髪色で時系列を表すのがおしゃれ。二人の価値観のずれが何度も描かれていたから、復縁を選択してもうまくはいかないと思う。互いにそれをわかっていながらも一緒にいることを選ぶ二人が印象的だった>>続きを読む

曳き船(1941年製作の映画)

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夫が浮気をしていると実は気づいていながら、自分は愛されていると信じたいイヴァンヌのセリフが切なかった。アンドレ自身も彼女を愛そうと努力していたが、その意思とは裏腹にカトリーヌに惹かれている様子が演技で>>続きを読む

坊やに下剤を(1931年製作の映画)

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女性の立場がこの時代にしては強く描かれている気がする。客人の前で主人に怒鳴って恥をかかせるシーンで思った。
また、女性が自分の中で答えを出している質問について男性に質問し、どんな答えでも結局自分の意見
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新学期・操行ゼロ(1933年製作の映画)

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先生に復讐をするときの「古本で爆撃せよ!」というセリフが子供ながらにセンスがある。
演出じみたすこしわざとらしい装飾は、ウェス・アンダーソンの世界とちょっと通じるかも。エンディングもムーンライズ・キン
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天井桟敷の人々(1945年製作の映画)

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名作だと何度も言われるけれど自分にはあまり刺さらなかった。すべての登場人物の言動がどこかちぐはぐで感情移入できない。ラスネールがキザ
セリフは大好き。
「愛してくれるなら私も好き」
「好いた同士にパリ
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Winter boy(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

リュカはまだ若くて、不安定で、繊細だ。父親が死んだことには心を揺さぶられるし、好みの子がいれば傷心していてもすぐに寝る。母親と兄を十分に愛しながら、いつももういない父親のあの表情に震えている。愛と恨み>>続きを読む

きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

ゾーイのあの映画にジャミンと旦那さんのシーンは絶対に必要だった。あの映画が、あのシーンがあることで、マイムーナもカズも本当の気持ちに気がついた。
にしても、あのタイミングで振る獣医はすごいし、一番では
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アメリ(2001年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

終始ニコニコしちゃう、温かい映画。

この映画を見る人は、みんな心のなかにアメリと同じ部分があるように思う。人と関わるのが嫌になることもあるし、どう思われるか気になってしまうこともある。だからこそ、ア
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密告(1943年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

フランスの、この時代あたりの映画に、登場人物の心備や景色の美しさに高点を当てたものが殆どだと思っていたので、この作品はミスリードが何度もあったりと、組み立てがしっかりとしたサスペンスになっていたのに驚>>続きを読む

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.0

『ラ・ラ・ランド』が大好きで、その元となった作品だと聞いて見てみた。ミュージカルは好きだし、フランス映画も大好きだけど、正直内容がちょっと薄いと思った。登場人物にもあまり共感できなかった。
映像やセッ
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素晴らしき放浪者(1932年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

結婚式で演奏隊を撮る時、柵越しに、しかも草むらの中にカメラを置き、そこから徐々にカメラを移動させ、カットを使わないままブーデュとアンヌマリを移していくという工夫が素晴らしかった。
また、船に乗っている
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

クロスボウの女と小鳥ちゃん、男前で最高だった。自分がダイヤを飲み込んだから全ての騒動が起こってるのに逆ギレし出すキャスと、謎の正義感女刑事には正直ちょっとイライラしてしまう部分あった。キャスに関しては>>続きを読む

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

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アレックスの妻は、アレックスが見た「物になる夢(矢になって飛んでいく夢)」を理解できないと言うが、ロージーはすぐに理解して、「どんな気分だった?」と尋ねるシーンがとても魅力的だった。価値観の表し方が綺>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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綾波レイは、ファム・ファタールに該当すると思う。あのなんとも言えない魅力、大好き
碇シンジはなんか色々可哀想
バンプのアルエを聴きたい

冷静と情熱のあいだ(2001年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ケリーチャンがただひたすらに美しい。見てよかった

ジュンセイ、という名前は本当にピッタリだったと思う。あおいが呼ぶ時の、あの感じは「ジュンセイ」という名前以外には表現出来なかったように思う。「冷静と
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

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普通に面白かったけど一緒に見た人からは不評でした
脳死で見る映画ではあるのかも