カメラと被写体の距離感が良いバランスで位置している 中国の縫製工場で働く多くの若者の生活を観察していて、自分の着ている服のことや社会の構造について色んな思いや感情が駆け巡ったけど、そこで生活する一人ひ>>続きを読む
美的センスのある画面構成・撮影方法が無駄なく作品の中で本領発揮されていて素晴らしい!オイディプス的な悲劇にしばらく感情が破壊されてしまい、驚くべき映画体験を得た
話の筋としては既視感があるかもだけど、ダリの絵画のような映像美と色彩豊かな衣装が幻想的でとても良かった!
オリジナル版が最強なのはもちろんだけど、韓国版も切なくて堪らない感じ でもやっぱりチョウ・ドンユイの圧巻の表現力を観てほしい!!
ユニークな人間への温かい眼差しと、なによりも映画そのものを讃美しているのがところどころ画面から読み取れてすごく好印象だった
内容を全く覚えてなかったから小学生ぶりに再見 アメリの「映画を観ている人の顔を見るのが好き」という癖が思わず合致してたので小さな悲鳴をあげた!!そしてフランス映画を全身で浴びながら寝てしまうというのも>>続きを読む
誇張しすぎて支離滅裂になっているところとかの表現が秀逸で、現実と妄想の一線をスリルに描けていたと思う
漂う彼は至ってナチュラル 崩壊(停滞していたものが動き出す)していくあの様は単純に神の悪戯っぽさもあるしすごく真っ当な人間の物語を描いている感じもある 渇望して混乱してひとりで勝手に堕ちていくの最高だ>>続きを読む
時代に翻弄されたという言葉がこれほどしっくりくる物語ってあったっけ…と衝撃を受けつつ、儚げな美しいレスリー・チャンが頭からひと時も離れなくてどうしようもいられない!小豆がセリフ間違えてしまい、石頭に刀>>続きを読む
カメラによる絵画であり、ストップモーション彫刻でもある メルヘンチックで退廃的な雰囲気とともに時間と空間の広がりも感じた