yuさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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羊と鋼の森(2018年製作の映画)

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社会と関わっているときの自分と、そうでない時の自分と、折り合いをつけることはまだ時々難しい。新人研修物語みたいで胃がキリキリしました。夢とか理想とか。いろいろ、もろもろ。

テンポがゆるやかになったり
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blank13(2017年製作の映画)

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冒頭に火葬の説明があって、哲学的な作品なのかな?って身構えてみたら、ある意味コメディだった。映画館で笑ったの久々でした。真面目だから笑っちゃいけないのに、真面目だからこそ可笑しくて笑っちゃう。

万引き家族(2018年製作の映画)

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菜箸で人を指すこと。ゴミの収集日を守らないこと。冬の痺れる寒さ。夏に聞く花火の音。湿気の多い夏の日に食べる素麺。扇風機の音。
レールから一度外れたら元に戻るのは難しいこと。汚いものには蓋を。長いものに
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

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アニメでした。
エンドロールに公式webサイトのURLが載っていて、なんでだろうって思った。最近の映画ってそうだっけ。

京都アニメーション / ポニーキャニオン /松竹 /西宮 早見早織 /niko
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ファブリックの女王(2015年製作の映画)

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舞台を観ているようで面白い演出だった!

理想と現実の間で葛藤しながら、戦後を必死に生きた女性経営者のお話。

マリメッコ村って考え方が社会主義っぽい~っていう台詞が、時代を考えると面白い。ソ連さん。
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美術館を手玉にとった男(2014年製作の映画)

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特に美術館を手玉にはとっていなかったです。

美術館の美術品がホンモノでなくてはいけない理由は、それが資産であるからで、何故資産になりうるかというと、それがホンモノであると、美術界の人が決めたからであ
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ヴィヴィアン・マイヤーを探して(2013年製作の映画)

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彼女のネガも人生もアートだと思う。作品は素晴らしいと感じたし、もっともっと見てみたいとも思った。

でも、生前の彼女は、作品ありきでも、社会的に 素晴らしいと言えるかどうか、正直わからない。
生前、も
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

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人は、生かせようとする。それに、大体の人は、生きようとする。怪我をしたら治そうとするし、治したいと思う。でも、それが本当に正しいのかどうかはわからなくて。生きたくない、という人を、生かせることは、正し>>続きを読む

名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

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買いかぶりすぎだよ。っていう台詞に笑ってしまった。コナンさん、そんな謙遜できたんですね。今年も面白かったです。

ライオンは今夜死ぬ(2017年製作の映画)

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ユキとニナを観たときも思いましたが、となりのトトロみたいな作品だなあ、と思いました。非現実と現実の境界線が曖昧で、"大人"の常識でははかれない世界軸で生きている人たちのお話。

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

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この映画はずるい。批評すればするほど、この映画の思う壺のような気がするから。

先が読めるストーリーは安心して楽しめるし、王道な畳み方で気分爽快。とにかくテンポが良い。ミュージカルパートが多く、歌が素
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ミニマリズム: 本当に大切なもの(2016年製作の映画)

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思想がきちんとあって、現代版ヒッピーみたい。
溢れるほどモノが欲しいって感覚がよくわからないのだけれど、アメリカ人あるあるなのかな。スマホ依存はわかる。

謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス(2016年製作の映画)

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快楽の園をみなさんで観ましょう!な映画でした。そこまで謎には迫ってなかったです。って思うのは、ボッシュの作品が元々好きだからかも。
自分は、ヒエロニムス ボッシュで覚えちゃったから、ボッシュって言う
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砂漠のシモン(1965年製作の映画)

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ブニュエル! 彼はシュルレアリストというよりシニカリストなんだと思う。様式はシュルレアリスムかもしれないけれど。
この作品は当時上映出来たのでしょうか・・・・。

オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

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鷲。ソフトボール。ホームラン。オーバーフェンス。
いくら底辺を演じていようとも、芝居から解き放たれれば、全くかけ離れた境遇なわけで。そんな人に底辺のこと言われても、なにがわかるんだろうって思うけれど。
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自由が丘で(2014年製作の映画)

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加瀬さんみたいなあ、って思って観てない作品探して観ました。
ぼんやり観ていたので、時系列を把握するのが難しかったです。
猫と煙草と日本人。

希望のかなた(2017年製作の映画)

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悲劇でも喜劇でもなく、ドラマチックな展開もなく、たんたんと進む。
喜んだり悲しんだり、裏切られたり助けられたり、他者の人生と少しずつ交わりながら、環境の違いはあれど、そうやって人間って生きていくしかな
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人生フルーツ(2016年製作の映画)

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暮しの手帖をまるっと一冊読んだ後のような多幸感。少し憧れて、自分も丁寧に生きなくては、と緊張して、でも、頑張りすぎなくてもいいかもなあ、とちょっと日々を振り返ってみる、そんな感覚。

婚約者の友人(2016年製作の映画)

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フランソワオゾンでした! 起承転結がシンプル且つ丁寧で、物凄くハッピーエンドみたいな締め方するんだけど、全くハッピーじゃない!こわい!ホラー映画。
今の時世だと、嘘ついたらすぐばれちゃうからね。真実か
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ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

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jazz聴きたいなあ、と思って。イーサンホーク、かっこいいけど愛嬌があって可愛い。ラストシーンの表情がすき。

薬をやることが、かっこいいと思っている人はダサいなあと思うけれど、何かから逃げるために薬
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(2017年製作の映画)

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外画を観てるみたいだった。フランスっぽい、台詞の言い回しやテンポが。
背景をぼかしたり、寄りの映像が多く、余計な情報を画面から極端に排除し、逆に音を際立たせる。私たちもそこから全体を想像し、作品の中に
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メッセージ(2016年製作の映画)

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どうしてこんなにも戦争が起こる過程を、国同士や人々が混乱してゆき争う理由を、論理的にも歴史的にも理解していながら、それを防ぐことができないんだろう。どうしていつまでも繰り返してばかりいるのだろう、って>>続きを読む

恐怖分子(1986年製作の映画)

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映像がとても綺麗。ちょっと王家衛みたいなとりかたするなって思った。でも、突然カメラ目線にしたり小津っぽいし、いろいろおもしろい。

人生タクシー(2015年製作の映画)

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前情報なし。定点カメラ。
ドキュメンタリー映像にしては、なんて映画みたいな一日だろう、と思ったけれど、恐らくこれは映画ですね。
見せしめに死刑にしたのに、逆に被害者が被害届を出せなくなってしまう心理状
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山河ノスタルジア(2015年製作の映画)

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自由 apple 外資 飛行機 一人っ子 オフィス北野
流れるように進む、主張しないことで逆に強いメッセージ性を帯びた作品になってしまう。この世代特有の玩世現実主義。
ジャジャンクーの作品は、面白くて
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キャロル(2015年製作の映画)

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蛍の光。キヤノンのフィルムカメラ。ルーニーマーラーとケイトブランシェットの表情。音楽:カーターバーウェル。撮影:エドワードラックマン
音を流している場面で、全く違う音楽を重ねること。構図とぼかしか方と
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名探偵コナン から紅の恋歌(2017年製作の映画)

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コナンくんのぐるぐる。原作絵が入る演出。平次の右手に和葉が右手を重ねるカット。なんや怖い顔して、のシーン。博士のクイズシーンの入れ方。脚本:大倉崇裕

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

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ミュージカルの二人の歌のうまさ。special thanksに坂本真綾と浅沼晋太郎。

ムーンライト(2016年製作の映画)

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マイノリティが、マジョリティになることを繰り返し、アメリカは国としてどう成熟するのだろうか。まだフロンティアであり続けたいのか、それとも保守的になるのか。

もっとザラザラした映像でみたかったです。崩
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

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演出と編集のバランス具合!非常にテンポが良く飽きずに楽しめました。あと撮り方も面白かった。構図?が好きです。

現代風ではなく、どちらかというと昔のミュージカル映画をオマージュしている感じがあったけれ
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海月姫(2014年製作の映画)

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能年玲奈と菅田将暉。

横顔が綺麗なお二人で、最後のシーンをずっと見ていたかった。

何かを作る仕事、って楽しそう。って映画を見るたびいつも思う。

モン・パリ(1973年製作の映画)

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ドヌーヴはやっぱりかわいいなあ、と観ていたらいきなりマストロヤンニが妊娠したのでびっくりしました。