疲労困憊の小籠包さんの映画レビュー・感想・評価

疲労困憊の小籠包

疲労困憊の小籠包

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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.8

最後、クリープハイプのナイトオンザプラネットが流れて映画のタイトルが出た瞬間「あ、いい映画を観たな」という言葉が出てきた。最後できちんと完結する、この最後が無ければ完結しない、一貫性があってとても素敵>>続きを読む

Ribbon(2021年製作の映画)

4.2

卒展中止からの母親の言葉 自分の全てを否定された気持ちになる辛さ。のんちゃんの感情剥き出しの演技が心にぐさぐさ刺さりまくりで涙が出ました。コロナ禍の学生時代を過ごした人の気持ちを代弁してくれたような映>>続きを読む

エッシャー通りの赤いポスト(2020年製作の映画)

4.0

序盤は楽しめるか不安だったが、登場人物それぞれにスポットが当たっていき序盤からそのスポットライトがどんどん切り替わって没入感が凄かった。ラストの人間の奥の奥の奥のドロドロとしたエネルギーを一気に放出す>>続きを読む

私がモテてどうすんだ(2020年製作の映画)

3.0

何も考えずに楽しめる映画。
とくに何か得れる訳ではない。
とりあえず内容のない映画を見たい時はおすすめ。流行りのエモい恋愛映画というよりは全体的にコメディに仕上がってるから、そういうものとして楽しめた
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街の上で(2019年製作の映画)

4.1

主人公のなんかハマらない感じがとてもリアルで、女の勝手さと主人公の振り回されっぷりがとても愛くるしい映画。 なんの起伏もないのに、ただ話してるだけなのに、なんか観てられる。私的にはかなりツボなシーンが>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.9

もっと"エモいだろ??"感満載かと思ったらそこまでじゃなかったので良かった。
小説のような語り口調やたくさん散りばめられている伏線が面白かった。個人的1番の盛り上がりは「好きな言葉は"バールのようなも
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きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

3.0

途中までは凄く良かったが、地下格闘技?の話から今までの雰囲気と一変しすぎていて気持ちがついていけなかった。原作が韓国だから仕方ないが、日本だと教会や地下格闘技など馴染みがなくモヤッとしてしまった。そこ>>続きを読む

トリガール!(2017年製作の映画)

3.3

誰が喜ぶんだ?みたいな恋愛映画じゃなくて、笑いありのスポ根映画だったので楽しめた。鳥人間コンテストというあまり自分の知らない世界の話だったから新鮮な気持ちで見れたし、ストーリーにドキドキとワクワクを感>>続きを読む

とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

3.2

くだらなくて王道でキャストもぴったりで普通に楽しめた。もっとくそつまらんものかと思ったが、DJという自分があまりしらない世界の話だからこそ軽く興味もそそられた。映画館で観てもよかったかもしれない。

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

4.0

割と期待して観たが期待を上回る面白さだった。薄っぺらいエモ映画だったらどうしようかと不安も過ぎったが、進むにつれて惹き込まれていった。時間を遡っていく構成が興味をひいたし、無理矢理エモい感を作ってない>>続きを読む

サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

3.4

The アニメ映画感がとても良かった。
グラフィックがリアルで綺麗という訳ではなく、アニメならではの色彩が際立って観ていて心地よかった。ストーリーはとても王道で人物の深堀もあまり無かったので物足りなさ
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ひらいて(2021年製作の映画)

4.1

考察しがいのある映画だった。久しぶりに映画を観て登場人物の心情や演出の理由など深く考えこめた。この話に明らかな正解は無く、ストーリーも最後まであやふやな終わり方で、見る人によっては話がよく分からないと>>続きを読む

帝一の國(2017年製作の映画)

4.4

非常に面白いコメディー映画。くだらないのに魅入ってしまう。軽い気持ちで観て楽しめるので好き。キャスト陣の演技がピカイチでした。

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.8

私はオチが印象に残っていて好きだった。中盤から話の流れが変わる構成のため最後まで飽きずに楽しむ事が出来た。藤原竜也の演技は心を震わせてくれるので好き。

ヴェノム(2018年製作の映画)

4.2

あまりマーベル映画を通ってきていないが、ヴェノムは面白かった。もっと怖いものかと思っていたらバディ映画で「ヴェノム彼氏なん?」て思うくらいの愛くるしさがあった。他のマーベル作品も観てみたい。

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

5.0

何回観たか分からない。何回観ても同じ興奮をくれる大好きな映画。サマーウォーズを超えてくるアニメ映画を私は知らない。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

面白いけど気持ち悪すぎる。人間の欲という欲がむき出しの映像に吐き気を感じるほどに。しばらくは寝ても夢にそのシーンが出てくる程に脳裏に焼き付けられた。凄い映画だが、あまりにも気持ち悪かったのでもう二度と>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

4.1

大好きな映画。リアルな4姉妹の日常を覗き見る感じ。キャストの演技が素晴らしく自然で、自分もその世界の中に入ってるような感覚になる。

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

4.6

なんて面白い映画なんだ。人生の全てが詰まっているようなそんな映画だった。森見登美彦の世界が爆発していた。序盤から視聴者を惹き付け最後まで飽きること無く、ハラハラワクワクドキドキさせてくれた。誰もが持っ>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.3

他の人も言っているが最高のヒューマンドラマだった。人生を生きる上で大切なこと、忘れてはいけないことを嫌味なく心に落としてくれる。何回観ても良い作品だ。

キャラクター(2021年製作の映画)

3.8

そこまで期待してなかった分わりと面白かった。ただ、少し駆け足気味というかもう少し深堀してもいいんじゃないかとも思った。この映画のメッセージ性はとても良かった。菅田さんと深瀬さんの演技は凄かったしハマっ>>続きを読む

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.2

とてもよく出来た映画だっだと思う。俳優陣の演技も流石だし、ストーリーも笑えて泣けて、重くなりすぎる事がなく丁度良い作品だった。個人的にはもう少し盛り上がりが欲しかったとは思うが、穏やかに泣ける映画とし>>続きを読む

さんかく窓の外側は夜(2021年製作の映画)

3.3

普通に面白かった。BL展開か?と思う部分もあったけど、全体的にダークな感じで話もそこまで難しくなく自分なりに解釈しながら飲み込めた。中盤からのシーンは盛り上がりがあり、飽きることなく観れたので良かった>>続きを読む

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

2.2

原作が好きだったので映画はあまり楽しめなかった。概念を奪うという行為を視覚化するのは難しく余白が少ないと感じた。世界が侵略されるという大規模な危機と夫婦の関係の対比が面白い話だったが、映画だと全てがサ>>続きを読む

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.6

スピード感が凄く、小説の内容をぎゅっと詰め込んでるので小説を読んでいないと、話についていくのは中々困難かもしれない。 しかし、森見登美彦の世界を映像にする面白さがあった。表現が面白かったし原作に対する>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

題材はとても重いのに、フラットに観れてそれぞれの心に問う作品でとても良かった。フラットだが、彼らの人生に涙が止まらなかった。こういう系の映画では主人公ばかりにスポットが当たりがちだが、家族や友人それぞ>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.3

人生で初めて観た洋画。ださくてどんくさい主人公が、カッコイイ上司に必死に食いついて綺麗にな大人な女性になるのがとんでもなくカッコよくてワクワクする映画だった。努力が報われる姿とバリバリ働く女性のカッコ>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.3

サマーウォーズが好きで観に行ったが期待を裏切ってきた。何が面白いのかが全然分からなかった。序盤の入りは良かったがUの世界に入ってからの無理矢理感が否めず、純粋に楽しめなかった。音楽は良かったと思うが、>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

2.6

愛がなんだ、よく分からん。テルコのマモちゃんに対するこの気持ちは愛なのか執着なのか何なのか。愛とは一体なんなのか。今まで自分が感じてた愛とかよく分からなくなる作品だった。正直私はテルコの気持ちが分から>>続きを読む

猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

4.2

夢を追う若者二人の人生を覗かせてもらった感覚。最初のふわふわとした甘酸っぱい雰囲気から、過去に振り返る構成がたまらなく良かった。上京してきたが自分が何か分からなくなった女の子と、少しずつ夢を掴み始めて>>続きを読む

青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

2.7

よくある恋愛映画だと思ったら全然そんな事は無かった。ストーリーの構成としては面白かったが、盛り上がりのシーンでもあまり感情が入りきらず刺さらなかった。鑑賞後タイトルの意味を理解した。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.6

自分を観ているようでとても苦しくなった。もう二度と観れないかもしれない。頭の中での自分と現実の自分の違いに気付かされ胸が締め付けられる苦しさを感じた。

私をくいとめて(2020年製作の映画)

4.8

めちゃくちゃ好きな映画だった。何か特別な事が起きる訳でもなく、ただ日常を生きる1人の女性の物語。みんな恋愛して結婚をして型にハマって生きていく事の息苦しさを感じている女性に是非見て欲しい。私はこの映画>>続きを読む

思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

3.8

少女漫画の実写化という事で、あまり期待していなかったが、純粋に良い映画だった。少女漫画の実写映画は「これ俳優のファンしか観ねえだろ」と思うくらい酷い内容が多いが、この映画はひとつの映画として良く出来て>>続きを読む

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

4.1

フェミニズムを感じる映画だった。性の気持ち悪さがモロにでてる映像と、北川景子とか芳根京子の演技が素晴らしかった。女性の性の部分の苦しさの表現がとても上手くて、観ている自分も心が締め付けられ辛くなった。>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.8

大好きな映画。初めて観た時は小学生でなんとなく笑えて楽しいしこの2人の友情が好きだな〜くらいに思っていたが、成長するにつれこの映画のメッセージ性を感じ取れるようになりより面白くなった。障害や人種差別問>>続きを読む

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