兎餅月さんの映画レビュー・感想・評価

兎餅月

兎餅月

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ニキータ(1990年製作の映画)

3.0

個人的にはLEON派。殺し屋が一般人と恋に落ちてしまって…という好きな題材なのにビックリするぐらい記憶に残らなかった。プレゼントの中身が銃、嘘の思い出話するボブ、良い男なマルコ、オチの「お互い寂しくな>>続きを読む

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.5

期待して観終わった直後の感想は「うわぁ…」だった。でも一周回って嫌いではない…かも?
レイノルズがあまりにも職人気質すぎて交際以降は微妙な気持ちで観ていたが、毒キノコリターンズで面白くなってしまった。
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

4.0

ダレないテンポ感が面白かったループもの。1番好きなシーンは口で指示をしながら踊るように彼女の体を回していく所で、コミカル風な描写だがその指示回数だけループした事が伝わるのが熱い。

原作は未読だが、オ
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劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

曲が好きすぎて2回鑑賞。IMAX最高!
アニメ未履修なので正直前半は比喩的表現の多さに辟易したが、ミュージカル作品が大好きだからワイルドスクリーンバロックからは楽しめた。

舞台人として生きた葛藤の日
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.5

「雑誌」を映画化。予想通り人には勧められない作品で、このオシャレをふりかけられるが結局なんだったんだよってテイストが堪らないけどまた観たいかと聞かれると…って感じ。観てる最中は「これ面白いのかな…字幕>>続きを読む

ガタカ(1997年製作の映画)

3.0

SFジャンルが好きなので期待したがそんなにハマらなかった。バレそうになる度にドキドキはしたけど展開への興味は右肩下がり。でも常に自暴自棄な雰囲気が漂うジェロームが美しくて切なかった。「話を合わせろ」と>>続きを読む

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

3.5

レットの去り際が好き。プライドの高さから周りを引っ張っていく我儘なスカーレットと狡賢くていつもにやけ面だが捨てきれない正義感があるレット。短所が多い似たもの同士で、お互いの恋心を振り翳し、噛み合わなか>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

誤解を恐れずに言えばお手本のような娯楽作品。4Dで観れて良かった〜! 冒頭にエアロスミスをドン!マーヴの成長!時代に合わせてセクシーシーンはダイジェストだが戦闘機は大盛り!

アクションのヤバさは観ろ
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

面白かった〜! 新幹線といいつつすぐ場所変わるでしょ?と思っていたら長尺で好印象。ダイナミックなゾンビの動き、強制分断や隠密移動などギミック面、歌の伏線等どれも良かった。
人間の醜い部分との対比で運転
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E.T.(1982年製作の映画)

3.5

久々に鑑賞。子供の頃はエリオットに感情移入してて大人が怖かったけど今観ると優しい人達。でもそれを振り切って自転車爆走するのが子供らしくて好き。徐々にE.T.が愛嬌で可愛く見える。
指を合わせる治療もバ
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インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

3.0

若い頃のトムクルーズとブラピの格好良さにうっとりするだけで内容はへぇ〜止まりなんだけど、ラスト2分間だけ急に元気いっぱいな所は好き。

定番の吸血鬼あるあるをしなかったり本編がインタビュー内容って設定
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.5

話が「なんなの?」過ぎるけど嫌いではない。後味が一周回って物悲しい童話…かもしれない。
前評判で期待していたポイントは題名が出る所で出し切られたけど、その後の展開に困惑が止まらない。ナイフ!?コンパス
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.5

なんだかんだで1と3が好きかもしれない。
好きなシーンは親の顔より見た岩に追いかけられるやつ&ハリソンフォードが具合悪くて瞬殺した所。ディズニーシーであのテーマ曲が流れたり飛行機を見かけると今でも嬉し
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.0

ダニエルお疲れ様でした。
予告や延期分だけ期待していたので仮面の男の展開はパッとしなくて残念。アクションも車内が山場だったかも。あとパロマがすっごく可愛かったのに「それじゃ私ここで!」で終わったのが1
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.0

24時間の恋。ドレスの中でヒールを転がしたりと最初からお転婆なアン。細いウエストラインとスカーフがチャーミング。階段を登れず1人だけ通り過ぎたり真実の口での素の演技にキュンとくる。

その分お別れをし
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.5

ミッドサマーよりヘレディタリー派。トニ・コレットの『シックス・センス』での演技が良過ぎて感動で泣いた事があるが、今回は別方向にヤバい。特に発見するシーンの長い叫びが最高。

ずっと可哀想だったパパが燃
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母なる証明(2009年製作の映画)

3.5

面白い云々というより凄いものを観たって印象。
何度も見返したくなる訳では決して無いし前半どころか中盤あたりまで正直流し見だったけど、目撃者の証言からはずっと鳥肌。鍼を渡されるシーンでは寒気。ダンスって
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セッション(2014年製作の映画)

3.0

「ファッキンテンポ!!」で有名な作品。フレッチャーもニーマンも想像以上にテンポ狂。でも衝撃的とも後味悪いとも思わずに、ただ二人の世界になったなぁ〜程度だった。チャゼル作品は嫌いではないが個人的にはあま>>続きを読む

ハムナプトラ 失われた砂漠の都(1999年製作の映画)

3.5

1が好き。檻越しのキスや「全然好きになれないわ」「誰のことだ?」とか2人のやり取りがとにかく可愛い。黒い衣装も似合ってた。兄さんの強運さやトラウマなスカラベなど色々印象的。
あと吹替版の「時の流れと砂
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.0

冒頭「主演・トゥルーマン」の掴みと設定力。露骨な広告CMや念入りにトラウマ確認など細かく悪趣味で良い。月のサーチライトが地味に好き。
メリルの方が女優らしく美しいのに、それでもシルビアをコラージュする
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.0

観る前から絶対好きだと思った。蛇のような目つきをするロザムンドパイクの演技が良すぎ…。中盤で真相が分かる構成がまた面白い。マーゴが理想的なパートナーな一方で、刑事に愛人に弁護士どのキャラも一筋縄では行>>続きを読む

ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.0

基本テーマのゴリ押し+ワイスピってこうだよねをそのまんま出された感じ。MEGA MAXからのリアタイなのでハンの件は嬉しいがジゼルは…??って気持ちやネタ切れ感がどうしてもある。

本編よりもミアの隣
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

3.0

デデデ↓デデデ↑〜♪
観直すと思い出補正を実感したがKAIJUの頭の良さには変わらずハラハラ。どのコンビも好き。エウレカ親子からのタイマーリセットが熱い。
マコがローリー来たかも!と背筋をピンとす
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キング・アーサー(2016年製作の映画)

2.5

謎象で驚いたけどインパクトはここぐらいかも? 早回し音ハメ成長シーンがガイリッチーっぽさ満載。ラストバトルは好みが分かれそう、自分は画面酔いしました。湖の乙女との水中シーンが綺麗。蛸三姉妹ビジュアルと>>続きを読む

L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

3.0

情報量が多いし中盤までバドとジャックを何故か同一人物と勘違いしていたのもあって大混乱。
コック以外全員引きずられてるのが恐ろしく、あの人からの「ロロ・トマシ」には驚いた。(エドが悪いけれど)仲が悪いま
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

プロレスかボクシングを観てるような熱さで大興奮。シリーズお馴染みの人間パートのガバガバさに笑う。コングといえばのビル登り&元はゴリラであろう彼に手話でアプローチするのが良い。
キングだから王座→からの
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.0

GODZILLAシリーズで1番好き。発狂人間たちを端に置いておく必要があるが、怪獣シーンは大満足。尻尾から順に点滅してからの発射がめっちゃ格好良い!いつものBGMと共に復活も熱い!
キングギドラがお気
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.0

画面がド派手。中盤まではギャツビーが何を考えてるのか分からないミステリーっぽさもありつつ、情熱的な動機や「キスをしたら、永遠に彼女の虜になることは分かってた」が可愛かったが…。
感情移入としては気持ち
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.0

時系列が動く作品がやっぱり好き。一周目は微妙だったのにじわじわときた。体感は長くて、でも日本刀辺りはバカらしくて吹き出した。

ハンバーガーよりスプライトガン見や嘘聖書引用のほうが怖くて印象的。大尉の
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.0

映画館で観たかった作品。じわじわとくる良さがあったけどハマるほどではなかった。一週間・一日・一時間と相変わらず時間軸の移動は面白い。親子が切ない。スピットファイア格好良かった。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.0

デニーロのねっとりとした吐息混じりな「誰も彼女に、触れることは、出来ない…」の演技が良かった。孤独さは伝わってくる。銃の装填がもたついていたり鏡の前で練習するのがくすぐったい。

シックス・センス(1999年製作の映画)

3.5

正直流し見な部分もあったけどアイデアが好み。ホラー演出に気を取られていたのでオチには「……あっ!?」と素直に驚けた。悲しみから怒りに変わる父親の気持ちや「ママは天使のようだったと」「Everyday」>>続きを読む

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.0

余韻がすごい。上手く言えなくてもどかしく恥ずかしいけど直球でエモいと思った。宝物として仕舞いたい作品。静謐でこのまま淡々と終わるのかと想像していたら怒涛の追い上げ、やられた。

ギリシャ神話の引用→「
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千年女優(2001年製作の映画)

3.0

ハードルを上げすぎたのか思ったよりハマらなかったけど場面切替が上手。社長が一途で可愛い。
「私、行き(生き)ます!どこまでも会い(愛)に!」「だって私、あの人を追いかけてる私が好きなんだもの」など台詞
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.0

観る前から絶対好きだと思った。夢と現実の境目がない頭がおかしくなりそうな話で好み過ぎる。

冒頭は退屈というかボーッと観る感じだけど、どんどん面白くなって正体には素直にビックリ。真っ赤なドレスを血塗れ
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.5

アールイーズウェ〜ル♪
ミステリー?いやコメディ?と変わっていく展開に良い意味で振り回された。3時間で体感は長いけど、途中休憩があったり内容がてんこ盛りなので満足感の方が勝る。伏線回収が爽やか。
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