yama6mayaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

囚われた国家(2019年製作の映画)

3.3

今までと違う感じのエイリアン映画。未知との戦いをこんなにクールに表現できるものなのか、と演出のお洒落さに脱帽。ちょっとダレるけど新鮮で面白い。映画ではエイリアンVS人類になってるけど、体制VS反体制派>>続きを読む

フライト・クルー(2016年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

前半部分の日常回、いります?ってなる。だいぶ遅れてパニック部分がやってきます。上空で飛行機乗り換えるのはさすがにムリでしょう、いくら映画でも!と笑いながらツッコまずにはいられない。とにかくあらゆる演出>>続きを読む

特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

3.5

面白かった!いろんな事件・時代が交差する展開から一気に伏線を回収していく後半部分のスピード感がよい。ドクターが表向きは顔色ひとつ変えずににこやかに対応しつつ、平然と差別的な発言をしてそれを悪いとも思っ>>続きを読む

特捜部Q Pからのメッセージ(2016年製作の映画)

3.1

アサドとカールの宗教観の違いがセリフ運びに出てて良い。事件はちょっとツッコミどころ満載。病院の展開とか、カールが捕まっちゃうところとか、いる?ってなっちゃう。しんしんとした新興宗教の閉鎖的な怖さを全面>>続きを読む

特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)

3.3

1に比べてなぜかカールのポンコツ感が増してる。殴られるは捕まるわおいおい、という感じ。事件に感しては相変わらず容赦ない。面白いけど、1と2比べちゃうとやっぱり1は越えられないかなぁ。

特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

3.7

ひさしぶりにすごい面白かった!無駄な間延び感は全然無いし、ストーリーももちろんだけどカールとアサドのキャラが最高に良い。カールの捜査しかできないっていうセリフがほんとに彼自身を表してて、融通の効かない>>続きを読む

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

2.5

大好きなトム・ハーディの続編だからわくわくしてたけど、トム・ハーディじゃなかったら途中離脱してるレベルでストーリーも展開も陳腐。あんなに素晴らしいヴェノムのビジュアルなのにそれを支える他の要素が何もな>>続きを読む

海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

2.8

まず遊び半分でケーブダイビング、だめ絶対。サメとか以前にそこのモラルの低さにおおい!ってなってしまう。けどまぁそうしないと映画始まりませんからねぇ…。色々ツッコミどころ満載だし、パニックだった人が次の>>続きを読む

完璧な他人(2018年製作の映画)

3.0

終わり方ナニコレ感満載。無理やりハッピーエンドっぽくしてるけど、いやいや、根本的には何一つ解決してないし、今日も元気に面倒くさいことを先延ばしにできました!ってなってるだけでは?そもそもこんなギスギス>>続きを読む

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.3

幸せなはずだけどときどき息が詰まる、そう感じるのは自分のせいなのか?と悶々とするジヨンの心境をうまく表現してる。周りの人を典型的な嫌なやつとして単純化していないところも良い。夫は本当に思いやりのある優>>続きを読む

ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

3.7

すごいよかったぁ〜あり得ない設定なんだけど、一人一人が自分の役割に誇りを持って一生懸命頑張るところが最高。豪快なドンパチじゃない、静かな緊迫シーンも見応えばっちり。ジェラルドバトラー様万歳!と叫びたく>>続きを読む

ザ・アウトロー(2018年製作の映画)

3.3

ジェラルドバトラー祭りかよってくらい同じ役者縛りで観てるけど、こちらも良い。警官なんだけどこっちが悪人なんじゃ?と思わせてしまうような身なりとふるまいが最高。銀行強盗との銃撃戦も演出に目新しさこそない>>続きを読む

エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

3.3

主人公の身体にガタがくるところとか(そりゃあれだけ酷使してれば当然)、それに対するやるせなさとか、敵のセリフとか、豪快なドンパチの合間に繊細な描写が散りばめられてて良い。老いたジェラルドバトラーを無理>>続きを読む

エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)

3.0

主要国のリーダーを一斉に始末する敵ってどんだけ〜とツッコミたくなる気持ちをグッと堪えて、ただただ銃と爆発とイケオジの肉体バトルを見ると思えばひたすら楽しい。ジェラルドバトラーのバキバキ戦闘モードのとき>>続きを読む

エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年製作の映画)

3.0

旅先のホテルでのぐうたらタイムのお供はこちらの3部作。序盤から笑っちゃうくらいバンバン人が死んでってちょっと引く。なぜか主人公には銃弾が当たらない。設定もストーリーもありがちだけど、無双する主人公が爽>>続きを読む

トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.0

タイムトリップできるなら絶対もっとそれを活かして賢くクリーチャーと戦えるでしょう!と思ったけど、まあ、そんなこと気にしてちゃキリがないので…うん…。クリプラのイケメン具合だけをひたすら楽しむのにちょう>>続きを読む

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

2.8

断片的なインパクトショットはさすが。パニックホラー要素強めだけど、全体のストーリーがまあなんともお粗末。え、あなたのやってるそれは本当に動物保護ですかい?とツッコまずにはいられないし、ラストはマジでも>>続きを読む

ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

2.5

飛行機で暇すぎて鑑賞。のんびりほっこり観れるだろうと思って選んだのに、思いの外ギスギスしてて胸が痛い。おばあさまの支配的な毒親感もすごく嫌だし、魔法=偉い的な世界観も信仰宗教の教祖かよ!ってなって上手>>続きを読む

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.0

飛行機で暇すぎて鑑賞。ぼんやり観てられるほんわかミュージカル映画。最後のショーのシーンは圧巻。

ムーンフォール(2021年製作の映画)

2.5

エメリッヒ!楽しみ!と思って観てみたら、エメリッヒ…がっくり…で終わる感じ。月が落ちてくるって発想は面白いのに、とにかくテンポは悪いし、既視感溢れる展開に、これまた既視感溢れるセリフばっかり。唯一新鮮>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.3

とにかく手話の表現力の高さに感動。人間だから分からないことはたくさんあるけれど、分からないからといって分かり合えないことはないのよね。そんなことに気づかせてくれる温かみのある作品でした。

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.0

全然怖くないホラー。いや、これはむしろコメディーじゃない?って途中で気づく。うんやっぱりコメディ。それもティーンが見る系のコメディ。なんか雰囲気がザ・ハントに似てる…って思ったらブラムハウスでした。そ>>続きを読む

顔のないヒトラーたち(2014年製作の映画)

3.3

被害者側が受けた数々の残虐行為は、決して許されない。けれども、あの時代の異様さとか、命令に従わなきゃ自分がやられたかもしれないという背景とか、それこそ自分の両親祖父母は加害者側だったのではないかとか、>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.0

発想勝負、結末はまあまあという感じ。ツッコミどころ満載だけど、気にしてはいけない。ひたすらしっとりとした怖さで攻めた方が良かったのでは。ところどころ謎にグロを入れてくるのだけど、それがあまり上手く作用>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.3

ひたすらに辛い。時が止まってしまった主人公を、無駄にドーリーな服装とか、やたらとカラフルで可愛らしい非現実的なセットとかを使って表現しているのが、抜群に良い。深刻なストーリーとのアンバランスさが絶妙。>>続きを読む

コリーニ事件(2019年製作の映画)

3.0

本当にそんな法律があったのかと思うとなんとも言えない気持ちになる…。ストーリーは重厚で面白いのだけど、ちょいちょい演出過多なところがあって萎える。頑なに喋ろうとしなかったのにコロッと饒舌になる被告人と>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

3.4

死ぬほど再放送されてるのになぜか最初から最後まで通しで見たことなかったので、ようやく、ほんとにようやく鑑賞。今更こんなベタな感想書くまでもないのだけど伏線は素晴らしいしエフェクトも時代を感じさせないし>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.2

メリル・ストリープがすばらしい。手が小刻みに震えるシーンとか、引き攣った笑顔で頑張って気丈に振る舞うシーンとかが妙にリアル。あとはストーリーも流石スピルバーグ!って感じで安定感抜群でした。

総理の夫(2021年製作の映画)

2.2

中谷美紀の美しさと田中圭のキャラだけで押し切ろうとしすぎ。ひたすら薄い、全てが薄い。女性の社会進出をテーマに描くなら、なんであの終わり方なのか理解に苦しむ。結局全てが男目線のご都合主義すぎて、ジェンダ>>続きを読む

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.2

スラム街の子供たちの悲惨な現実を突きつけてくる胸が苦しくなる映画。社会派なシーンが多かったからか、最後、壮大なボーイミーツガールみたいな恋愛ハッピーエンディングで終わらせてるところにえーーーとしらけて>>続きを読む

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

2.8

最初はシニカルで面白い!と思うんだけど、題材がどんどん笑えなくなるものにバージョンアップしていくからか、最終的に「あれ、わたしはどうしてこの映画を見ようと思ったんだっけ」と自分のチョイスに絶望。見終わ>>続きを読む

パリに見出されたピアニスト(2018年製作の映画)

3.0

マチューがうだうだ本気出さないシーンが長い。軌道に乗ってからの描写が面白いと思うのに、そこは意外にサラッと進むという。王道シンデレラサクセスストーリーだけど、よく出来すぎててフィクション感がすごい。

博士と狂人(2018年製作の映画)

3.0

メルギブソン見たさに選んだけど、確実に本作の見どころはショーンペン。インターネットもない時代の辞書作りがいかに大変か、伝わります。でももはやメインストーリーは心の病をどう扱うかに振り切っちゃっているよ>>続きを読む

残された者-北の極地-(2018年製作の映画)

3.0

ウインドリバーの余韻に浸り過ぎて冬の寒い寒い映画をチョイス。こっちも悪くなかったけど、容赦のない自然の猛威に悲しくなってきちゃう。サバイバルの恐ろしさだけを詰め込んだ映画。台詞少なめです。

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.7

久しぶりにドンピシャで面白かった!しんしんとした寒さと、色の対比と、起きた出来事の悲しさと…全部に心がぎゅってなる。画面全体でやるせなさを存分に表現してて、何より台詞に無駄がない。終わり方の余韻も素晴>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

小学生の時に観たっきり、断片しか覚えてなかったので再鑑賞。大人になってから見るとあれよね、自由になれてよかったねハッピーっていう感想よりも、色々、気になっちゃいますよね…いや、良い話ですよ?でも、脱獄>>続きを読む