やまさーさんの映画レビュー・感想・評価

やまさー

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メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬(2005年製作の映画)

4.4

主人公が親友を殺した若い男とテキサスからメキシコまで埋葬しに行くロードムービー。
主人公含め登場人物のほとんどか満たされずに生活している姿や、旅路で触れる人々の優しさ、人生の虚しさが、淡々と進むストー
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.0

恋愛を通して映す「人生」「運命」についてのストーリーとして受け取った。
人生における後悔や哀しみ、喜びがラストの10分に凝縮されていて、自分の人生について考えさせられる作品だった。

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.4

家庭でも学校でも疎外感・孤独感を感じている不器用な少女が優しい親戚の家に預けられて、人の優しさ、温もりにふれる夏を美しく描いた作品。
おばとおじの優しさは独善的、偽善的かもしれない、でもその優しさは少
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.8

余白のあるストーリーで十全に登場人物の心情を察せられはしないが、観終わったあとには、彼らの気持ちが心の奥深い部分に沁み込んでくるような余韻の凄い映画だった。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.6

規則正しい生活を送るトイレ清掃員の主人公の日常を淡々と描く作品。木漏れ日のように優しく心を照らしてくれる美しい作品だった。役所広司さんの最後の光と影の入り混じったなんとも言えない表情に心震えた。

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.0

主人公の少年が地獄の中で生き抜く様、家族をおもい怒る様に心打たれる。
ただ、少年にとっての地獄を生み出してた大人もまた地獄で生きて、色んなことを諦めて「クソ人間」になったんだろうなと思うと遣る瀬無い気
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.7

イニードやシモーアの「イタさ」を通じて、自分の外装で守ってる心の奥の芯にある部分を突いてくる作品。
ラストシーンを観て、「生きよう」とも思うし、「死にたい」とも思う。人生の中でも大切な作品になった。

怪物(2023年製作の映画)

4.5

脚本家、監督の意図通りに感情を揺さぶられたし、考えさせられた作品。
人間は誰しも悪いところもあれば良いところもあるよねっていう当たり前だけど、ほとんどの人間がそれを真には理解出来てないと突き付けられた
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異端の鳥(2019年製作の映画)

4.7

約二時間半に渡って、ユダヤ人の純朴な少年がゆく先々で地獄のような日々を送る様を淡々と白黒の映像で描写した作品。
人間や戦争の醜さをこれでもかと見せつけられる。
最後の父親との再開するシーンで父親の腕に
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