このレビューはネタバレを含みます
来て欲しくなかった哀しい、怒れる史実を映画の中で改編してみせる＝優しさ、ってイングロ〜の時もそうだったけど、ちょっとピンと来ないんだよなぁ。
クリシェの連続。批評性の欠如。
これを手放しで称賛出来る人が日比谷焼き討ちとかしちゃうんだろうな、と。
ちゃんとムカつく理由があってちゃんと殺ろすのは素晴らしいなー、と。プログラムピクチャーとしてとても誠実。舐めんなよ、バカどもめ、と。
ここまでいいレシピと素材があってマズイ料理を作れるのはある種天才かもしれない。
楽曲の使い方も振り付けもカット割りも変な汗出るくらいダサかった…。
結論ありきに見える稚拙なストーリーと演出。こんな物語に従属させられてるプー達が悲惨。
ソンガンホの尊顔を堪能出来る作品。「一般市民の真っ当な良心」の発露が感動的に描かれるが、それだけに危うい映画だな、とも。
出てくる女子高生たちがブスさも含めて揃いも揃って90年代のAVみたいなメイク、顔つきだったのが、今思えば面白かったけど、観てるときは萎えたなー。
ノーランの賢ぶろうとする姿勢が好きじゃない。もっと力抜いた作品とればいいのになー。映像へのこだわりはとても好きなんだけども。
小松菜奈は絶望的に可愛かったし、
いじめられっ子の美少年も素晴らしかった。
個々のシーンでカッコイイものも多かったけど、
それぞれがバラバラで話の全体に奉仕していない。
役者が出演してるCMを茶化>>続きを読む
今年の邦画を代表する美しくひたむきな傑作！
エンディングロール流れる中、ずっと泣いてたな…。
