やあもんさんの映画レビュー・感想・評価

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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.9

社会的な目で考察してしまいそうな映画ですが、ブラックなギャグ、テンポのよさ、笑いから狂気に変わる展開力など、映画的な面白さに溢れた見事な作品。なんとなく、「キング・オブ・コメディー」と「未来世紀ブラジ>>続きを読む

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.5

ロメロ愛に満ち満ちたゾンビ映画。ただ、元ネタなんか知らなくても、何も考えず笑って観るのが正しい鑑賞法。緊張感があるのか無いのかわからん感じが本作の魅力で、前半部のレコードを投げてゾンビを倒すシーンが最>>続きを読む

ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

3.8

やってくれましたよ。見事にやってくれました。お決まりの古典オマージュはそのままに、破天荒すぎるSF展開で一瞬、思考回路が停止!!わけわかんねえけど、妙に愛嬌ある連中どもがワイワイガヤガヤで、最終的にマ>>続きを読む

ディーバ(1981年製作の映画)

3.8

ハードボイルドに描けそうなストーリーながら、全体の雰囲気は非常に冷ややか。フランス映画らしいアンニュイな色彩はそのままに、地下鉄でバイク乗り回したりと中々アクセントが利いた展開で飽きずに一気に観れます>>続きを読む

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.8

監督のダンカン・ジョーンズがデビッド・ボウイの息子であるという肩書きは『月に囚われた男』と本作を観れば、全くどうでもいいこと。どちらも意外性のある設定と展開でぐいぐい引き込まれます。特に本作はアイディ>>続きを読む

10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

2.8

これはやばい。僕が観た映画館では爆音だったためか、窒息しそうになる圧迫感と緊張感で死にそうでした。もう謎という謎を散らかしまくった作品で、前作との関連性も考えれば考える分だけ思うツボにハマってそうでち>>続きを読む

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

4.1

エドガー・ライトはわかりすぎてる。洋楽(特にパンクや90年代オルタナ)好きでバンドやってた奴は絶対にキュン死する映画です。この映画もとことんアホでバカ、おまけにぶっとんでる!!ストーリーや設定に整合性>>続きを読む

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.5

エドガー・ライトに完全にハマった作品。ここから『ショーン・オブ・ザ・デッド』も観たのですが、本作の方が好きです。監督の特徴として、既存の作品(映画だけに限らず、音楽やゲームなど)の引用をうまくとり入れ>>続きを読む

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.0

わかるわかる。とつい頷きたくなるゾーン・バーチ演じるイーニドのイタさ。僕もあんなんだった気がする。俗に浸るのが嫌だった学生時代を思い出してしみじみ。(完全に暗黒時代ですが・・・)ラストシーンがすごく意>>続きを読む

ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.5

マット・デイモンがとにかく強い。まるでセガール。ただ、汗っぽさは本作からは感じないです。ミニ・クーパーでのカーチェイスもスタイリッシュで惚れ惚れします。螺旋階段からの飛び降りシーンは語り草になりそうな>>続きを読む

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.0

キモい、でも観たい、やっぱキモい。とか思ってる内にアッと言う間に本編終了〜。このキモさ(生理的に受け付けない何か)がこのアニメの一番の魅力。劇中に流れるイエスが演奏してそうな音楽もかっこい〜。このアニ>>続きを読む