事前情報なしで観てほしい!誰が「これ」をつくり上げたんだろう、この映像はどこからやって来たんだろう。制作の裏側が一切見えないまま、「本物」として受け取ってほしい。
【以下ネタバレ】
彼らの姿を>>続きを読む
中盤に出てくる父娘の、父フランク。作中最後の登場シーンの演技が凄まじい。このシーンが観れたから、この映画を観てよかった。
ある人物が「死んだって楽になれない」と、ゾンビを見て呟く。
彼がゾンビを見た>>続きを読む
この映画は後ろ姿を美しく映す。
トニーに背を向け、空の中へ向かって歩いていくような父親。
空っぽの部屋の真ん中で背を丸め横たわるトニー。
背を向ける人の後は追えず、背中を眺めるしかできない。
その>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
冒頭で割とサラッと、山野井夫婦が経験したものすごい事故に触れる。
二人ロープで繋がったまま妙子さんだけ落下、宙吊りに。
この事故については、沢木耕太郎さんの小説『凍』で詳細が分かる。
『凍』を読ん>>続きを読む
朗読屋マリーの声・発音がきれい。他の登場人物の声も良くて、全編耳が贅沢な気持ち。将軍夫人の声は忘れられない。
映像も素敵。ぽつんとベッドと天窓があるだけのマリーの寝室や、広い洗面所、誰も歩いていない>>続きを読む
映像が繊細に動いて美しい。最初の戦艦の奇怪な圧だけでも観てほしい。
水の中を歩くような、この映画独自の時間の流れが、現実と別世界へ連れ去る。
男は十字架を背負い手に怪我を負っていて、キリストを思わせる>>続きを読む
最後の一言のために観る映画。
月面のシーンが荒涼として美しかった。
美しい走り姿にアニメーターの執念が籠もっている。今敏監督作品はヒロインの走る姿が美しい。
建物を壊すどころか避けて走る!ゴジラと呼べるか怪しい怪獣。でもそんな小さく弱く生まれた怪獣が、ある存在を守るため懸命に闘う姿は、ハラハラして心打たれました。ゴジラと思って観ると肩透かしかもだけど、特撮>>続きを読む
お祭り騒ぎ!頭空っぽにしてかっこいー!すげー!って笑って観られる
なぜか印象に残る名場面は、バイクの疾走シーン‥光の柔らかな画面の質感が、ふしぎと寂しくていい感じでした
あと北村匠海が爪痕を残しすぎる>>続きを読む