はるさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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第9地区(2009年製作の映画)

4.0

宇宙人が地球に着陸。
だが、搭乗していたエイリアンは衰弱し、帰る手段も持たない’難民'と化す…

エイリアン=強い
というイメージを完全に覆す作品。

まさに'アパルトヘイト'を想起させる設定で、ドキ
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パッセンジャーズ(2008年製作の映画)

3.5

どんでん返し物なので、詳細の記載は控えます。

まぁ結果的にはよくあるような感じのオチであるものの、最初から続く主人公が感じる違和感を見事に最後にはスッキリ解決してくれるので、どんでん返し物初心者向け
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

5.0

こんなに泣く映画だとは思わなかった。
エンドロールでウォルトの声で歌われ始めた時点でもう涙止まらなくてしんどかったです(笑)

序盤は心の底からの人種に対する差別発言、
後半は頑固親父らしい少し冗談め
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ブラックパンサーを演じた故チャドウィックボーズマンを主役に迎えた、シンプル且つ良質な刑事物。

日本人は’ブリッジ'と’封鎖'と聞くと、’レインボー'を連想してしまいますが(笑)
まぁそれの規模をもっ
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.0

老人として生まれ、歳を重ねるごとに若返っていく’時間の逆転'の中で生きていく男の話。

まったく何の前情報もなく鑑賞した為、テーマに非常に衝撃を受けました。新しい…っ!
が、しかし、作品時間が長い。
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ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

3.0

男尊女卑の時代における、一躍話題となった実在する芸術家の話。

女性が尊重されつつある今の時代なら「さっさとバラせばいいのに」と思うことでも、女性と子供だけでは生きづらい世の中だった為に起こった'なり
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.5

こーーれーーはーー凄い。
長めの作品時間にも関わらず、緩急バッチリなので飽きずに鑑賞出来ました。

冒頭での'狩り(鹿殺し)'のシーンで、宗教に関連付けされたものかなと直感。
刑事の名前が'ロキ(悪戯
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ファウンド(2012年製作の映画)

4.0

「僕は家族の秘密を覗き見る」

主人公の少年は、学校ではいじめられ上手く馴染めず、家ではホラー映画を観たりやホラー漫画を描いたりするだけ。
でも唯一の趣味は、こっそり家族が隠している物を探し、見ること
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完璧な他人(2018年製作の映画)

4.0

「携帯には情報が沢山。だから携帯を机に乗せて、通知が来たらそれを読み上げるゲームをしない?だって私達’仲良し'だし、知られて困る’情報'はないはずよね?」

誰もが必ず’嘘'をついたことはある。
それ
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暗数殺人(2018年製作の映画)

4.0

「本当は何人殺した?」

7人殺したーーー殺人を告白する別件で逮捕された犯人の証言だけを頼りに、まだ発覚していない事件を捜査する刑事。
殺人犯役の俳優さんのお芝居が見事でした。

実際の事件を元に作ら
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ストーカー 3日目の逆襲(2020年製作の映画)

3.5

ストーカーへ反撃するタイトル通りの作品。
褒める意味での『良質な緊迫系B級映画』

特殊セット等も無く、キャストも必要最低限に絞られ、「シンプルイズザベスト」を体現しています。
多少ツッコミどころはあ
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プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵(2020年製作の映画)

4.5

史実に基づく脱獄劇。
なので、プリズンブレイク等の創作物を想像して見てはいけない。

看守との取引や囚人同士のいざこざや面会に来る'外の人間'による手助けetc..は当然無い。
鍵をくすねた木材から作
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ニュー・ミュータント(2020年製作の映画)

2.0

X-MENシリーズの最終作品。
若く未熟なミュータント達を描く。

正直言って、駄作。

子役たちは今を輝く一流子役たちばかりなのに、なんかこう、全体的にフワッとしていて…
だらだらと緊迫感のないまま
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グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

3.0

復讐劇。

途中からなんとなく展開は読めていて、最後想定通りなのだが、なんとも主役2人が大物なので、もった、という作品。

さすがのお芝居です。

正直元々ストーリーに期待はしておらず、このお二人のお
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透明人間(2019年製作の映画)

4.0

古い映画のリブート。

使い古された手法を見事なまでに使い込まれていて、現代版透明人間の表現に綺麗に成功しています。

『人間は'見えない誰か(何か)に見られているかも?'という事には少なからず不安を
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.5

新感染の二作目。

前回を超えるほどのストーリーの重厚さは無いものの、カメラワークやリアルな人間描写がとても気に入りました。
あと、現在世界が置かれている状況が状況なので、どうしても重ねて考えてしまう
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

5.0

熱心.成功.異常.冷酷.狂気


まとめるとこんな感じでした。
無さそうで有りそうな、有りそうで無さそうな、そんな題材。

マスコミの在り方が問題視されるここ最近の日本にはなかなか刺さるものがあったか
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.5

自分のスペックへの欲深さと、他人への興味の無さ。
ただのスプラッタ物ではなく、風刺。

なんも前情報も無く観た時は、登場人物の姿やスペック(肩書き)が全員ほぼ同じで???の連続。
これが完全に社会への
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

スーツでクールにド派手アクションが中二病をこじらせてしまいそうになります。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.0

観るまではずっとブラピが主人公だと思っていました(笑)

若かりし頃のトガりまくってるブラピは最高ですね…

後半で「!?」という展開が、まさかそうくるとは思ってなくて、完全に不意をつかれました。
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.0

『国王も人間である』

なんとも深く、人間らしい作品でした。
イギリスらしく、常に天気の悪そうなグレーの色調も凄く好みでした。

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.5

ブルー!!!!!!

って言いたくなる( )

オチがまさかで、
「続き大丈夫か…?」
と心配になってしまった。
でもそのオチがあったからこそ、
「あぁ、だから題名は’ジュラシックワールド'なのか」
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ミスト(2007年製作の映画)

5.0

友達に勧められて観た作品。

『その英雄的的勇気ある選択が最善でない時もある』

映画が終わった瞬間に、ここまで絶望した作品は無い。
最悪。(褒める意味)
CGが甘い等は無視して、とにかく観てみてほし
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.0

天使の外見を持つ悪魔。

実在の最恐の犯罪者をモチーフにした作品。
ワンカットワンカットがいちいちエモい…

ただ、そういうエモさを優先したせいか、ただのヤンデレ映画な仕上がりになってるような勿体無さ
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

5.0

何度観たか分からない。
いつ観ても夢が詰まっていて、時代を感じさせない世界観。
誰だってこんな工場への招待はされてみたいものだろう。
そして観終わったら必ずチョコが食べたくなる。

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.5

クリストファーノーラン独特の'時間'を使った展開が、世界観大全開!!
気を抜くと置いていかれて、最後まで何が起こったか分からなくなるので要注意(笑)

最初はまぁ「ああ…クリストファーノーラン節だな…
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メメント(2000年製作の映画)

4.0

クリストファーノーラン独特の切り口と展開!

最初は誰もが「???」からスタートし、半分を越え始めてから徐々に「???」が回収&解決されていくあの快感がたまりません。

クリストファーノーラン代表作の
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ハミングバード・プロジェクト 0.001 秒の男たち(2018年製作の映画)

3.0

まさに'アツいお仕事'の話。
仕事にここまで情熱的になり、夢をみて追いかけられるのは素晴らしい…

事実を元にした作品のようですが、人物の背景に関しても実話なのかしら…(勉強不足)
だとしたら、とても
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エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.0

ベネディクトの大ファンなので、ストーリーを知りもせず無条件に鑑賞。
やはりベネ氏は天才で傲慢でおセンチな役どころが似合う似合う…
現スパイダーマン であるトムホランドとコンビなのもこれまた胸熱。

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エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年製作の映画)

2.0

ホワイトハウスが乗っ取られた!
なので大統領付きシークレットサービスが命懸けで取り返す!!

派手でいいけど、
ホワイトハウスそんな簡単に占拠されるか…?
ってのが気になっちゃって(笑)

でもそこを
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バッドボーイズ フォー・ライフ(2020年製作の映画)

4.0

若かりし頃はバリバリだった刑事(デカ)達も歳をとる。

さすがウィルスミス、ギャグもアクションも抜かりない…!
笑ったり集中したり、メリハリのある楽しい作品でした。

6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

3.5

冒頭のカーチェイスはスピード感と海外ならではのド派手さ!
デップーを演じたライアンレイノルズ自身のジョーク好きなキャラも、主人公の台詞の端々に感じて、非常に楽しかったです。

1922(2017年製作の映画)

4.0

スティーブンキング原作の映像化。

『自分がした事は必ず返ってくる。それがどんな形であれ…』

彼独特の終始暗く気持ち悪い世界観があったが、ITほど難解ではなく、原作未読ではありますが、個人的にはハマ
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.5

独特のホラー。(ホラーと言っていいのかな)
最後まで何か分からない、でもなぜか魅入ってしまう不思議な作品でした。