本当は0.8にしたいところだが最低値の限界が1なので底上げせざるを得なかった新藤兼人が戦後になっても時代に迎合した脚本を書いた例として貴重なのかもしれないがこれを評価するのはただのバカである
マスクをせず大笑いをするようなただ自分が楽しければよい幼稚なサラリーマン向けの低劣な映画なので泥酔した三船の突然の心変わりの原因を全くスルーしていても誰も突っ込まない
他愛のない下手くそなメロドラマだが家族構成やストーリーにキム・ギヨン「下女」と共通したところがありあるいは影響を与えていたのかもしれない杉村先生が突然出てくるのはもちろん笑うところ
こんなものをヌーヴェルヴァーグと言ったらゴダールもトリュフォーも怒り出す無理やり悪どくした下らないメロドラマでしかない何度も中絶するのが快感という女は妊娠を安易に使う脚本家が開き直る図に他ならない
「ミッドサマー」ディレクターズカット版を見る金と暇があるならこちらを観るほうが賢明な選択だ
このレビューはネタバレを含みます
監督がやりたいことを十全に撮りきったからといって傑作になるわけではないということを教えてくれて教訓的だどうでもいい連中のいいね!なぞどうでもイイネ!
王兵の苦銭よりさらに低層があった。底辺労働の美学化で押し切れずアリバイ的に労働者や経営者の言い分がはさまれる。地獄からの「解放」は女たちが家族を作ることを拒否することによって訪れるであろう。
先が読めるが日本の同種の映画の中ではすぐれている。ブラザー・コーンはそのままだね。