kowalski81さんの映画レビュー・感想・評価

kowalski81

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デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム(2022年製作の映画)

4.6

ドキュメンタリーでも、もちろんフィクションでもなく、ただただ一言、「驚愕の映像体験」。
劇場で、IMAX2Dで見た者の権利として、大きな声で言わせてもらおう。
「この映画は、劇場で、IMAX2Dで見な
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.9

アカデミー賞発表当日の朝に鑑賞。
結果的に作品賞をはじめ最多7冠に輝いたが、もはやそんなことはどうでも良い。

こんな映画と巡り合いたかった。この映画と巡り合うために、長らく映画を見続けてきたような気
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バニシング・ポイント 4Kデジタルリマスター版(1971年製作の映画)

4.1

現代映画の情報量の多さとスピード感に慣れた今の目から見ると、少々退屈に感じるのは否めないが、この退屈感、嫌いじゃない。また、広げた風呂敷を畳まない、言葉を変えれば「伏線を全然回収しない」展開も、見終え>>続きを読む

ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち(2017年製作の映画)

3.9

数年前、劇場公開に合わせ、その立役者となったピーター・バラカンがラジオで紹介しているのに興味を持ち、早速Apple Musicでリンク・レイの音楽に触れた時は、「割りと素朴なギターだな」「これが、”少>>続きを読む

映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)(2023年製作の映画)

4.1

序盤、速攻で居眠りをしてしまったが(おそらく10分程。3才の娘に「寝ないで!」と起こされた)、後半の展開に、気付けば涙がちょちょ切れていた。少年少女たちが仲間を想い、協力し合う姿はツボだなあ。弱いわ。>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

4.1

映画は、サイレント映画からトーキーに移行する時期のハリウッドを舞台に、それを取り巻く人々の狂騒と栄枯盛衰、背後に広がる漆黒の闇を描いた(描き切ろうとした)超大作。見応えがあることは間違いないが、その試>>続きを読む

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.3

評判に違わず、確かにそこそこ面白い。面白いけれど、これは映画なのだろうか。例えば「ある男」との違いはなんだろう。テレビで見た分際で言えた口じゃないが。

そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)

4.2

逃げて、逃げて、逃げて。いよいよヤバくなったら、自分が映画の主人公にでもなった気分でこう思えばいいんだ・・・「面白くなってきやがったぜ・・・!」ってな。
いよいよ追い込まれても、のらりくらりしてりゃ、
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