ヨイヨルさんの映画レビュー・感想・評価

ヨイヨル

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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.3

意気込んで臨んだ割には全く怖くなくて拍子抜け。ただそれはスマホで観たからかもしれない。家で観るときにはヘッドホン推奨かな、わたしは音響効果の方が映像よりもこわかった。

「コッッ」という舌を鳴らす音、
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.5

思った以上にコメディ映画だった。役者の演技が本当にすごくいいね。妹の素っ気なさ、鋭さがとても好き。
とにかく全ての構図が計算し尽くされている感じで、舞台の豪邸のように半地下の住まいの様子も下水が爆発す
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

2.8

蒼井優のメンヘラ演技は板についていて流石という感じ。少ない台詞と表情であれだけ表現できるのすごい。
ジンジがあれだけ汚らしく描かれていたのは天使扱いだからなのかな。

さざなみ(2015年製作の映画)

3.6

ナイス邦題!心が静かにざわつく感覚をよくこのタイトルに表していると思う。原題よりこっちのほうが良い。
最初、身勝手な旦那だなと思ってたけどよくよく考えると割とお互い様なのかもしれない。お互いのちょっと
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.4

こんな恋のあり方もそう遠くない未来に現れるんだろうな。集合知の部分を除けば、今でも相手に触れたりせず、相手の姿形を知らずに恋に落ちることもあるわけで。肉体と精神のこと、ますますわからなくなった。スパイ>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.0

マ・ドンソクは最高だった!
この映画に限ったことではないけど、ゾンビものって、ゾンビになる=ヒトじゃなくなる=(罪悪感が薄れるので)バンバン殺してよし!!てなるのが毎回モヤモヤしてしまって。この映画で
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

元夫の復讐…なのかな、でもそんなに責め立てられるほどのこと?あんな意地悪なくない?というのが正直なところ。しかも最後に自分も死んで免罪っぽくしてんのが腹立つ。

堕胎したことと捨てられたことは割と別問
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

2.1

映画として観ると全然面白く無いが、菅田将暉&小松菜奈イメージビデオとして観ると眩しくて美しくて金を払う価値はある……かもしれない。菅田将暉エロすぎないか。あの身体になりたい。

デッドプール(2016年製作の映画)

2.4

エンドゲーム上映していてにわかに(にわかではないか)マーベル旋風が吹き荒れてたので観たけど、わたし、マーベル作品あんまり肌に合わないなと思った……

勧善懲悪わかりやすい構図なのかもしれないけどそれに
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ソング・オブ・ザ・シー 海のうた(2014年製作の映画)

2.5

絵がとにかく綺麗、こういう水彩ぽいタッチの絵がツボすぎる。
さまざまな感情をたくさんの瓶に詰めて蓋をする描写、わかる、だってそれが一番コスパよく楽になれる対処療法だもんね

ふくろうの魔女が宮崎アニメ
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パディントン(2014年製作の映画)

2.5

なんだかんだ最初から喋るクマを普通に受け入れてるのはなぜなのか…
もともとペルー生まれだったのかパディントン。でもダッフルコート似合うね

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

2.9

ブチ切れつつもローグの言うこと聞いて頑張る王は可愛かったな。
やっぱ友だち、友だちが必要、わたしも友だちが欲しい

エル ELLE(2016年製作の映画)

3.0

周りの人間関係をぐちゃぐちゃに壊しまくって壊されまくっても剛健メンタルで表情変えず突き進むある意味主人公ツエーーー系、平然と生きてるって見せかけすぎてそれがマコトになってしまった人なんだろうか。
壊れ
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.0

なんというティモシーシャレメの無駄遣い(贅沢?)。全部どこかで見たことがあるし、全部どこかで経験してきたようなハイスクールの最後の一年。過度に美化し過ぎず痛過ぎもしない、すごくバランスの良い青春・家族>>続きを読む

いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.2

面白かったー!こういうインテリオタクがそれぞれの特技を活かしてやらかしていく、ていう鉄板ストーリーが私はすごく好きで気持ちよく鑑賞できた。
最後もパパーッと駆け足だったけどちゃんと「アッタマ良い!」と
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悪人(2010年製作の映画)

3.4

「悪人」が誰なのか、その問いをずっと投げかけてくる作品だった。人というよりも「悪意」が巡り巡って行くような気がした。人には悪意が誰しもあってそれが結晶してしまうことで殺人なり何なりが起こるのだろうと思>>続きを読む

ハンナ・アーレント(2012年製作の映画)

4.0

話の流れは単調で地味だけど最後の講義の場面だけでも観る価値あると思う。ちょうど矢野久美子『ハンナ・アーレント』を読んでいたのですごく勉強になった。アイヒマンの実際の映像観られたのも良かったな。

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

4.1

ケイト様がただただ終始素晴らしすぎる…衣装もメイクも髪型も最高。もちろん他のキャストもめっちゃくちゃよかった!リアーナの役どころハマってましたね。腕のタトゥーとキーボードがカッコよすぎる。観ると元気に>>続きを読む

殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.2

主演の俳優さんの顔演技がすげー。原作読んでないけどこれは原作のほうが好きになれるかも。演技がすごい分、多くを語りすぎてる気がした。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

笑ったし泣いたし、王道な映画の楽しみ方ができた作品!まっすぐな映画愛を感じました。つい捻くれたものを偏愛しがちだけど、こういう「俺たちは!!これが!!!絶対に!!楽しいと思う!!!」ていう気持ちが伝わ>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

1.5

代わりの犬を即座に用意する時点で無し!!!てなったけど、50年代アメリカ、ケンタッキー、イギリスのファッションやインテリア、小物は見てて楽しい。でもそれだけだなぁ…時間無駄にした気持ちが強い。

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