よんさまさんの映画レビュー・感想・評価

よんさま

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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.5

友人がディズニーで一番好きな映画というので観てみた。生き方について考えさせられる映画。サックスプレイヤーのセリフがすごく心に残った。

「こんな魚の話を聴いたことがある。
彼は年長の魚に言った。
ぼく
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.5

ストーリーの設定が面白い。湿地で一人育った女の子の物語。人間ドラマかと思いきやミステリーだった。何より湿地が美しい。随分と自然から遠ざかって暮らしてるなと、ぜんぜん関係ないことが気になったり。

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.5

自由と寂しさは同居するんだと気づかされる映画だった。家を持たずノマドとして自由気ままに生きるか?温かい家庭を持って生きるか?は人それぞれだし、それを他人がとやかく言うことじゃない。僕たちはどう生きるか>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

名作パリテキサスでお馴染みのヴィムベンダース監督が東京を舞台に映画を作った。めちゃ淡々としてるけど、こんなにじんわり泣けるとは、さすが。日本の暮らしがリアルすぎて誰がブレインなんやろ?と思ったら、脚本>>続きを読む

ヤジと民主主義 劇場拡大版(2023年製作の映画)

3.5

最近地方のテレビ局は元気があるなー。本来ジャーナリズムの役割は権力の監視であり、中央の局がその役割を放棄する中なんとも気骨あふれてていい。この映画は北海道放送の意欲作。自民党の選挙演説中にヤジを飛ばし>>続きを読む

アントニオ猪木をさがして(2023年製作の映画)

3.5

アントニオ猪木の半生をみ終わった後に、エンドロールで最後に聴く猪木のテーマ曲「炎のファイター」がとんでもなくいい。まさに猪木の生き様そのもの。なんか楽曲のアレンジいいなーと思ってたら、福山雅治編曲だっ>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

ラジオで神田伯山が絶賛してた「鬼太郎誕生」かなりよかった!目玉になる前のお父さんの物語がなんとも切なくて映像も印象的だし、シナリオも練り込まれて見応え抜群。近くで観てたアニメ女子が二回目正解だわーって>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.0

北野武監督の映画は大好きなのですが、今回は評価が分かれそうだなーと。僕は北野武は完全オリジナル脚本の方が好きなのかもなーと思いました。歴史をトレースすると内容が読めてしまうので。もっと予定調和じゃない>>続きを読む

ケト・サピエンスは牧草牛の夢を見るか?(2023年製作の映画)

4.0

高城剛さんプロデュース。期待してなかったけど、知的好奇心を刺激されるいい映画だった。日本人はA5ランク12番の牛肉を盲信するけど、ほんとにそれでいいのか!?というテーマ。牛肉のこと和牛のこと僕らは何も>>続きを読む

精神0(2020年製作の映画)

3.5

精神がすばらしかったので、立て続けにAmazonプライムで視聴。こちらもよかった。「ゼロに身を置く」という先生の言葉が僕の心にもじわーと残り続ける感覚。感謝をもって日々を過ごそうと感じさせてくれた。診>>続きを読む

精神(2008年製作の映画)

4.0

岡山の小さな精神診療所の話。タイトルが強いから観るのをためらっていのだけど、素晴らしいドキュメンタリーだった。とにかく山本先生が魅力的で、どこぞの僧侶よりよっぽど悟りに近いお方だなと。この映画を観るに>>続きを読む

SAND LAND(2023年製作の映画)

3.5

ラジオで神田伯山がオススメしてたSAND LAND観てきた。ぜんぜん注目されてなくて、映画館もガラガラだったけど、めちゃいい話だった!声の大きい人に惑わされず先入観や偏見を取り払って自分の目で判断する>>続きを読む

福田村事件(2023年製作の映画)

4.0

オウム事件の「A」や佐村河内守の「FAKE」などドキュメンタリー映画の俊才森達也監督の初の劇映画「福田村事件」が凄まじかった。関東大震災に乗じた差別的流言の末に起きたある事件。日本にこんな歴史があった>>続きを読む

ア・ホーマンス(1986年製作の映画)

3.5

TikTokか何かみてたら切り抜きが流れてきて、なんだかかっちょよくてみてみた。元々やってた監督と松田優作が揉めて、結果松田優作の最初で最後の監督作品になったっぽい。なんと言ってもポール牧の狂気性。こ>>続きを読む

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.5

リュックベッソン監督。人間の脳の使っていない領域にアクセスする話。とても面白いけれど、なぜ、この映画を作ろうと思ったんだろ?でも量子力学とかが絡む実は深い映画っぽい。

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.0

ファブル2。面白いんだけど、あまり記憶には残らない。漫画原作ものって難しいですね。面白いんですけどね。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

宮﨑駿監督の人生全てが詰まった映画。これを観た僕たちはどう生きるか?

THE MOLE(ザ・モール)(2020年製作の映画)

4.0

Netflixでヤバいドキュメンタリー映画を観てしまった。。「ザ・モール」モグラという意味。ごく普通の素人が北にスパイとして忍び込み、闇ビジネスの現場を隠しカメラでおさめていく。ドッキリかヤラセとしか>>続きを読む

はりぼて(2020年製作の映画)

4.0

これぞ、リアルエルピス!有名にならないのが不思議なくらいの快作でした。政治の腐敗はメディアの腐敗であって、それを許しているのは国民であるという、他人事ではない感じがした。チューリップテレビの映画化への>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

3.5

思い込みは不幸を生んで、思いやりは幸福を生むんだなと。今の世の中の生きづらさを象徴したような映画。うーん、結局登場人物たちはちゃんと幸せになれるんだろうか。最近の映画にありがちなそんなモヤモヤ感が残る>>続きを読む

最後まで行く(2023年製作の映画)

3.5

新聞記者、ヤクザと家族でお馴染みの藤井道人監督作品。韓国版のリメイクではあるけど要所に改変が入っているようでなかなか見応えがある。特に綾野剛の怪演が素晴らしい。悲惨な話ではあるが演出によってそれほど深>>続きを読む

ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~(2022年製作の映画)

4.0

前作につづく続編。なんて愛に満ちた家族なんだと、涙腺崩壊。夫婦っていいなーと優しい気持ちになれる。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.5

ラジオで神田伯山が絶賛してたので観てみた。たしかに静かでいい映画。ヒロイン含めて役者がいいが、ジムの会長役の三浦友和がなんともいい味だしてた。こういう映画が好きだってことは、神田伯山、実はいい奴なんじ>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.5

アニメの表現力の進化ってすごいなーと思った。バスケの臨場感がリアルより迫力が半端なかった。

ぼけますから、よろしくお願いします。(2018年製作の映画)

4.0

このドキュメンタリーもプライムビデオで発見!テレビディレクターの女性、信友直子監督が自分の高齢の母親がぼけていく様を90を超えた父親と共に描いてゆく。プロデューサーは大島渚監督の息子さんで大島新監督。>>続きを読む

「A」(1998年製作の映画)

4.0

ずーっと観たかったドキュメンタリー。今までネット配信にはなかったんだけど、先日プライムビデオを眺めていたら、発見!ついに観ることができました。
Aは、オウム真理教のAと広報副部長だった当時若干28歳の
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インサイダー(1999年製作の映画)

3.5

つい先日、この映画のモデルとなった、アルパチーノ扮するジャーナリストのバーグマンさんのオンラインセミナーを聴講して、今更ながら映画を観た。最近日本でも話題になったドラマ「エルピス」に近い、ジャーナリズ>>続きを読む

劇場版 荒野に希望の灯をともす(2022年製作の映画)

4.0

アフガニスタンで凶弾に倒れた中村哲医師の貴重なドキュメンタリー映画。大好きなポレポレ東中野での上映。中村哲さんの不屈の行動力には驚くばかり。上映後の監督のトークライブもとても良かった。中村哲さんの祖父>>続きを読む

ガヨとカルマンテスの日々(2022年製作の映画)

2.0

うーん、、、
芥川龍之介原作、高城剛監督ということで期待して見に行ったのですが、、、

RRR(2022年製作の映画)

4.0

噂に違わぬ面白さ。
インドの悲しい過去をこれでもかというくらいに痛快に愉快に紡いでいく物語は、これぞ映画ってかんじでサイコーです。見終わると、高速ナトゥーダンスやりたくなること間違いなしw

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.0

あーおれは歳をとったと痛感させられた映画でした。ずいぶん昔を思い返して、忘れかけてた甘酸っぱい思い出に浸る、僕みたいな痛いおじさん結構いるんだろうな。
いま振り返ってみて思うのは、趣味嗜好がぴったり合
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ある男(2022年製作の映画)

3.0

石川慶監督といえば、「蜜蜂と遠雷」が有名だけど、なんといっても世田谷一家殺害事件をモチーフにした「愚行録」。あの、モヤモヤした感じがまた戻ってきた。人の強さと弱さ、タフさと脆さ、本音と建前、優しさと冷>>続きを読む

母性(2022年製作の映画)

3.5

あらためて、湊かなえって、何者なんだと思ってしまう。「告白」といい本作といい、いったいどんな人生を歩んできたのか?と。調べてみて、淡路島に住んでいる主婦とあり、ますます謎が深まるばかり。あーそういえば>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

とてもよかった!
広告系クリエイティブブティックがつくった映画だけに、舞台の広告制作会社の描き方が誇張はしつつも実にリアル。
その中で繰り広げられるタイムループがともするとダレそうなところを、巧みな脚
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