ヒョータさんの映画レビュー・感想・評価

ヒョータ

ヒョータ

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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.0

予想の遥か上を行く衝撃の展開。「15年」の意図はそこにあったのかぁ、という。狂気に振り切れた演出も素晴らしい。韓国映画恐るべき。

フラッシュダンス(1983年製作の映画)

2.0

80年代の作品って今観るとかなり痛々しいものが多いのだが、これはその代表例。サクセス・ストーリーとしても男女の恋愛物語としてもかなり浅い内容で、全編が歌と踊りのMTVという感じ。ただ、この軽薄さこそが>>続きを読む

オードリー・ヘプバーン(2020年製作の映画)

3.8

女優としての大成功を収めた後、幼い頃に自分を捨てた父親を探し出して訪ねて行ったとき、父の態度は冷ややかだったという。にも拘らず、二人のスナップショットでオードリーはとても優しい笑顔を浮かべていた。その>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

2.9

ドキュメンタリー的な作風が少々苦手で、主人公のラジオジャーナリストが全米各地の都市でたくさんの子供にマイクを向けながら物語を紡いでいくという手法がやや退屈に感じた。このインタビューパートは作品中の結構>>続きを読む

Marry Me(原題)(2008年製作の映画)

3.7

50歳を過ぎて、この王道ラブコメの主役を堂々と演じきったジェニファー・ロペスの心意気に先ず拍手! 作品全体が愛と優しさに包まれていて、音楽も素晴らしく、誰が観ても幸せな気分に浸れる映画。なんの捻りもな>>続きを読む

パリ13区(2021年製作の映画)

3.5

全くパリらしくない普通の都会の裏風景を丹念に描き出すモノクロームの画質、そして作品全体を柔らかく包み込むエレクトロニカの美しい音色が、なんとも言えないお洒落な雰囲気を醸し出していた。
セックスをテーマ
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.1

「ワンダヴィジョン」は未鑑賞。ゆえになんでワンダが闇落ちしたのか、いまいちその設定が分かりづらかったが、細かいことは気にせず、とにかく目の前のストーリーにそのまま没入すればいいや、と気楽に構えて鑑賞し>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.7

片膝を前に突き出して、腰を低くかがめながらやや猫背気味にスペシウム光線を発するフォームは当時の姿そのまんま。ザラブ星人、メフィラス星人のキャラ設定や闘いの結末、巨大化する女子隊員などオリジナルへの愛に>>続きを読む

ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.7

王道のアクション・コメディ。
ギャグは下品で、シーンの切り替えも速く、取っ散らかった印象を受けるけど、ライアン・レイノルズ、サミュエル・L・ジャクソン、モーガン・フリーマンにアントニオ・バンデラスとい
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

登場人物の扱い方がかなり雑で、ストーリーも散漫だった。

「グリンデルバルトは先を読む力があるから、敢えて計画を立てない戦術で行こう」ってところが粗筋の根底にあるが、先読んでる感全く無かったし、話の展
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モービウス(2022年製作の映画)

3.4

「モービウス、誕生! 以上!」って感じの作品だった。上映時間104分とかなりコンパクトに纏められており、対ヴィラン、という必要最低限の要素だけにスポットを当てた構成だったが、全体としては悪くない。医師>>続きを読む

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.4

昨年スルーした作品だったが、アカデミー賞ノミネートのリバイバル上演で劇場鑑賞。

1920年代のモンタナ州にある牧場を舞台に繰り広げられる人間ドラマ。登場人物それぞれの描き方がとても丁寧で、日常のふと
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.5

タイトルは「チタン」となっているが、そこはあまり物語の本筋とは関連性がない。本作のテーマは「倒錯した愛」であり、主人公は衝動的な行動を繰り返すアレクシアというより、むしろ年老いた消防士ヴィンセントのほ>>続きを読む

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

4.2

久しぶりに腹にずっしりとくる、重厚なサスペンス・スリラーを観た。
ギレルモ・デル・トロ監督ならではの世界観の演出が先ず素晴らしい。遊園地の見世物小屋を舞台にどこか寓話的でミステリアスな雰囲気に包まれた
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アンビュランス(2022年製作の映画)

1.5

この手の映画は絶対に突っ込んではダメ、と自分に言い聞かせて観たものの、あまりにもご都合主義な展開とセリフの馬鹿らしさに、途中から完全にしらけてしまった。
延々と続くカーチェイスのシーンはド迫力で、アク
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.9

ベルファストの街並みを現在から過去へと一気に遡る、美しいカラー映像からモノクロフィルムへのポジネガ反転、そして、幸福な日常風景が凄まじい暴力によって瞬時に暗転する様子を子供目線で捉えた冒頭の展開が先ず>>続きを読む

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.0

とにかくテンポが速く、目まぐるしく変わるシーンに合わせて洋楽の名曲群が矢継ぎ早に繰り出され、映像はとってもカラフルで、まるで万華鏡を高速でクルクル回しているような映画だった。

ColdplayやU2
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ロスバンド(2018年製作の映画)

4.3

とにかくロスバンド4人のメンバーそれぞれのキャラ設定が愛おし過ぎる。それぞれの出会いから、徐々にバンドとしての一体感を築いていく過程を、オーディション会場までの道中さまざま起こるハプニングを通じて見事>>続きを読む

ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.1

雰囲気は確かにとてもタランティーノっぽい作品だった。また、クライマックスでのスローモーションによるガン・アクションは、キングスマンやスーサイド・スクワットをイメージさせた。カレン・ギランの纏うスカジャ>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.8

アヴェマリアのメロディが不穏な雰囲気を醸し出す冒頭から、バットマン登場までのミステリアスな展開が緊迫感に包まれていて、一気に作品世界に引きずり込まれた。アクション・シーンはやや少なめだが、その分ストー>>続きを読む

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