1013さんの映画レビュー・感想・評価

1013

1013

映画(378)
ドラマ(0)
アニメ(0)

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

-

皮肉ばかり言っていると、
後ろ向きな人だと煙たがれるようになる。

でも止まらない。
目の前の物事の憂いや、
どうすればもっと良くなるんだろうという探究心が。

仕事をしていると、「伝え方」に問題があ
>>続きを読む

枯れ葉(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

見た目には静かに奥ゆかしく、古風なふりをしていながら、登場している人々が実は新しいように感じた

ラジオからはまだ終わらない戦争の話
ウクライナへの非人道的な襲撃とゼレンスキーのコメントが流れてくる
>>続きを読む

アシスタント(2019年製作の映画)

-

日曜の夜、平日に終わらせられなかった仕事を片付けてから鑑賞 ラスト20分は、翌日に備えるための睡眠時間確保のためにまだ観れていない 

U-NEXTでポイントを消費したのに、また後日時間がある日に買い
>>続きを読む

逃げた女(2019年製作の映画)

-

漠然と、何で映画を見るのが好きなのかな〜って考えた時間だった
ひとつは、自由な魂を見守ることが私にとって健やかな時間になるからかもしれない

最近は休日のほとんどを1人で過ごして、月1,2回程度人に会
>>続きを読む

ひなぎく(1966年製作の映画)

-

どうしてみんな、私たちに気が付かないんだろう 私たちのことが見えてないみたい

この感覚が昔から自分の存在価値の判断と切り離せなくて、他者の中の私の存在にふと驚くことがある

今、目の前にいる誰かにと
>>続きを読む

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

-

なんとまた綺麗な映画なこと!

映画の魅力とはなんだろう

見えるはずもない他人の心が見えること
本当ならありえない仮説から夢を見せてくれること
美しい感情に触れられること
なぜだか心が自由になれるこ
>>続きを読む

アル中女の肖像(1979年製作の映画)

-

自分の心に従った理想の歩み方を、こちらがうっとりしてしまうほど麗しく体現するアル中女がいて、映画の中はまるで酩酊しながら歩く街のようにすべてが唐突でドラマティックで現実的で たまに酔い潰れておかしなこ>>続きを読む

タブロイド紙が映したドリアン・グレイ(1984年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

数日前からほんのり吐き気がしている 私の生きている現代のメディアがとびきり低俗だからだ 

性加害 虐待 業界の腐敗 メディアの共犯 ファンへの誠意 スポンサーとの関係性 その裏でひっそり流れる政治の
>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

-

たくさん笑いながらみた!いろんな評論をみかけつつ、多くの人がこの映画にたくさんの期待をのせてしまうのも納得してしまうくらい鮮やかなステップでありのままの個性を肯定する映画だったと思った 

たった一本
>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

-

はぁ〜!何度心がひりついたことか!(楽しんでいる)
私は今、精神的な窮地から復調しつつあるタイミングなので、感情の大きな起伏はまだ少しこたえてしまうし、これ以上人生を複雑にしたくないという気持ちを持っ
>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

-

監督は絶妙な気持ちをきちんと描くのが得意なんだろうか 屈折してるわけでもないクリスティンでもこんなに青臭い部分 演劇が好きだという知人が、青臭い部分をむしろ好んで作品を鑑賞していると言っていてその時は>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

-

これまで観てきたジブリと違って、気持ち悪い部分が多くて良かった これまでのジブリ映画で観てきた似た景色の生々しい部分に触れて、人としての自然体ってこういう普段は人に隠している部分を素直に提示することな>>続きを読む

私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

びっくりした...他人事じゃなかった
オルガよりも少し愛想がいいだけの私だが、表に出てこない部分は彼女に近くて数歩のヘマですぐにバランスを崩してしまうんじゃないかと怖くなった

小さな部屋で起き上がれ
>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

-

学生運動、反体制 時代の空気が今とはかなり異なった時の学生、若者、戦争で残された者の在り方が断片的にでも感じられて新鮮だった 

自分の思想について今みたくふわふわぼんやりしたものではなく、知識に基づ
>>続きを読む

ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ(2015年製作の映画)

-

物語の筋も、演出もなんだか見てられないなと感じた どうしてこれを美談風に...?
訴訟レベルの理不尽がいくつ重なるんだ

幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

-

赤と青が交わったり入れ替わったり混ざったりすごいな 幸福の持ち主ろ色は黄色か いろんな生き方があるなぁ

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

-

ジュリーデルピー麗しい...


個人的に大切にしている「会者定離」という考え方を凝縮した映画だと感じられて豊かなきもちになった(豊かなきもち) 

濃密で美しいけど、終わりが見えてるのってやっぱ悲し
>>続きを読む

最後にして最初の人類(2020年製作の映画)

-

鬱の時は怖くて触れられなかったが、
なんだか忘れられずついに鑑賞

ざらついて乾いた遺跡たちを舐めるように画面がゆっくり移り変わる
有機的な形ともいえそうなのに人の温度が感じられない不思議な形にたくさ
>>続きを読む

IF I STAY OUT OF LIFE...?(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

前半、既知の内容でリラックスして観ていたら最後には😭こんな顔になっていた 裏切られたというか、裏切らないというか

>|