才能がないと嘲笑されても死ぬ気でやってりゃ人生どこかで必ず輝くもんだと、そんな可能性を信じたくなる映画。
何とも形容しがたい映画。言うならばサイコミステリー。絵力が強いため苦手な人はいるはず。ただ、倦厭を後悔するレベルで面白いと思う。
次元を超越した宇宙の旅が本筋にあるのだが、シナリオ構成が信じられないくらい上手く出来ていた。中弛みもなく、終盤の怒涛の伏線回収展開には息を呑んだ。ロマンが詰まっている。
バットマンシリーズとしてではなく、イシュー映画としては観た。荒廃的な80sアメリカが舞台。展開に政治性を持たせている為、「JOKER」は記号的な描写をされている。
多様性に寛大であろうとする視聴者ほ>>続きを読む
原作を丁寧に紡ぎ、一つの映画として綺麗にまとめている。同時に、キューブリックを栄光とする時代へ終止符を打つ様に思えた。続編として、これ以上のものは望めない。
安藤サクラの芝居劇。
引きこもりが恋した男を通してボクシングと出会い、ロッキーばりに成長していく様が気持ちよかった。クリープハイプ「百八円の恋」の完成度も、使い方も完璧。
人間が成長する瞬間はとても>>続きを読む
CGムービーの傑作。
GANTZを知らなくても楽しめる脚本、
原作とは異なるハッピーエンドに安心感がある。
劇場で観て、エンドロールで流れたドレスコーズの「人間ビデオ」に痺れた記憶。
海を知らないまま死ぬのはダサい。
「天国じゃ、みんな海の話をするんだぜ」
余命宣告を受けた男2人が、死ぬ直前の衝動に突き動かされていくだけの話。
これが映画。これが名作だと強く思う。