Kさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ザ・ドライバー(1978年製作の映画)

4.6

甘くないライアン・オニールに痺れる
憎たらしいが悪とも言えないディテクティブを演じるブルース・ダーンが欠かせない

カウボーイ
ジョン・フォードを敬愛するが故の西部劇的な善悪の対立ではない意志と意志の
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マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

シルエットにおいて僕が大事にしたのは
肩と靴だ
そこから間を埋めていく
肩はアティチュードを決め靴はもちろん動きを加える

日本人デザイナーに夢中など、美的感覚が似たジェニー・メレンズとの出会いとブラ
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赤い天使(1966年製作の映画)

4.5

生々しさの極致

60,70のばあさんがさくらじゃおかしい
さくらはぱっと咲いてぱっと散るのがいいじゃぁないか
好きな名前です 名前にふさわしい生き方をしたいと思います

軍隊では命令を部下に納得させ
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カトマンズの男(1965年製作の映画)

3.7

どんな局面でも靴磨きは欠かさない

ジャケットにおいて好みのディテールではないが、色味が良い
細身のストレートパンツのシルエットもどれも良い
ホワイトのラコステポロシャツ
真紅のクルーネックニット

パリの灯は遠く(1976年製作の映画)

4.5

ジェリー・フィッシャー

アラン・ドロンという人間の表情、佇まい

3つボタンもダブルも着てくれたドロン
コートも3種類ですべて魅せてくれる
マイケル・ロンズデールのダブルのスタイルが半端なく格好いい
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逃げた女(2019年製作の映画)

4.1

牛とマッコリ

チョン・ソン

楽しむには老けすぎた

しとやかな獣(1962年製作の映画)

4.4

日本が誇るファム・ファタールぶり
若尾文子さんの魅力が半端でない

人間はな カァーとなったらいかんよ
大きな声出したほうが負けなんだから

山茶花究氏のオレンジポロ含めたスタイルが⭕️

まわり道(1974年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

作家になろうと思ったら
ゆううつと不安感は失わないほうがいいの

孤独とは 演劇的な状況だ
自分を演技者と意識する時の状態だと言える
しかし その恐ろしい状態にありながら
私は生まれ変わったように感じ
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夏の妹(1972年製作の映画)

4.2

いねぇなぁ いねぇもんだ
人を殺しそうな奴はひとりもいねぇよ
ふやけたツラばっかりだ

笑わないでください
あなた 人が泣いたり笑ったりするのをとめる権利どこで手に入れてらしたの? 東京?

リネンっ
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狼は天使の匂い(1972年製作の映画)

4.7

いとしき人よ  
我々は眠りに就く前にむずかる年老いた子供にすぎない 
ルイス・キャロル

フロッギー

ピエール・クレマンティにみえるトラティニャン
ダブルのベロアジャケット含め、本作のトラティニャ
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幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

4.4

なごり雪

【高倉健】
G-1?にチノ

【武田鉄矢】
ウエスタンシャツにバンダナ
ラングラーのグリーンコットンパンツ
ボルドーのチープなカウボーイハット

【桃井かおり】
デニムオーバーオールとピン
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3つの心 あのときもしも/ラブ・トライアングル 秘密(2014年製作の映画)

3.5

ナローシルエットのクッションは好きではないがシャルロットのコットントラウザーズならありかも
良い色味とはいえないジーンズを履いているのもまたシャルロットらしい

若者のすべて(1960年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

どの画も凄まじいアラン・ドロン

人生なんて考え方ひとつだ
心配することはない
心配しても始まらないよ

兄弟かどうかは ともかく
俺たちは同じ袋の中のタネだ
いい果実を実らせたい
悪いタネはより分け
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冒険者たち(1967年製作の映画)

4.3

飾らないフレンチ・カジュアルとスーツ

カジノでサングラスをつけてこそアラン・ドロン

【アラン・ドロン】
B-3フライトジャケット
サファリシャツ
ホワイトのコットンパンツ
ホワイトのボタンダウン
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水の中のナイフ(1962年製作の映画)

4.5

イエジー・スコリモフスキと豪華組み合わせ

至高の"映画とジャズ"

夫婦揃ってアイコニックなサングラス
ジグムントのジーンズシルエット

第三の男(1949年製作の映画)

4.4

アントン・カラスとロバート・クラスカー

恋してるんだ 君にね
知らないふりはよせよ
あなたの髪やヒゲについて聞かれても答えられないわ

本作のアリダ・ヴァリをモードの女王と言っても文句ないでしょう
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都会のアリス(1973年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

こういうのがたまに観たくなる

チャック・ベリー
「メンフィス・テネシー」
ロビー・ミュラーとCAN

独り言は 本来 独りで聞く

時々引き返そうと考えるんだ
なのに先へと進んでた
昼はくだらないラ
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離愁(1973年製作の映画)

4.1

ロミー・シュナイダー💯

フィリップ・サルドの緊張感

たっぷりとしたシルエットのトラウザーズに構築的なダブルのジャケット
トラティニャンのスタイルが憎い

パトリック(1978年製作の映画)

3.6

歩く生殖器は ご免だわ

グレージュのジャケット、オフ白のサテンシャツにラングラーのジーンズをロールアップしてウェッジソールのサンダルを(キャシーのスタイル)
医者(ロジェットでなくブライアン)史上最
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恐怖の報酬(1953年製作の映画)

3.8

時と所さえ そろえば
数か月で100歳になれるぜ

イヴ・モンタンが着ているタンクトップ、このくらいざっくりが良い
シャルル・ヴァネルのリネンスーツ

とまどい(1995年製作の映画)

4.4

シンプル、ムード

あらゆるタイプのニット、巻き物、コーデュロイのジャケット、コート、どれも圧倒的に着こなすエマニュエル・べアール
着飾らないお洒落さが際立つ映画

若き仕立屋の恋 Long version(2004年製作の映画)

4.5

20代前半、アジア人であることに劣等感を抱いていたとき、なんとなく救われたのがウォン・カーウァイの作品だった(本作でない)
アジアの耽美

いい仕立て屋になるには大勢の女に触れなさい

チマキ

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.7

アンガーリー・ライス◎

結婚とは醜い相手に家を買うことさ

ドジャースのキャップ
チープな装い

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

4.2

"彼らは遠くの森の奥で飢え凍えて死んだのだ そのように思えます"
ガロン伯爵夫人

ナイル殺人事件(1978年製作の映画)

3.8

ジョン・フィンチ、、、

"女の大いなる野望とは愛を吹き込むことだ"

お手本になる夏のスーツの色味

コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

4.3

久しぶりにアキ・カウリスマキの作品を観たけどほんとうに波長が合う

スーツで屋上の植物に水やり

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

4.1

父いわく 法は1つの線
誰も線をまたいで立ち続けられない

りんごは木の遠くには落ちない
だとしたら もしかして
私たちの行く先も決まってる?
娘も私と同じ道をたどるだけ?
母の人生が私の運命を決めた
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シンプルメン(1992年製作の映画)

4.2

法律とは"契約"だ
富を奪い合う仕組みだ 金持ちと貧乏人がね
"違法でもバレなければOK" 素晴らしい!
"でも捕まったら償いを" それが"契約"だ
道徳は関係ない 強盗にイデオロギーは不要だ
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渚のシンドバッド(1995年製作の映画)

4.0

90年代ファッションとかレギュラー古着のスタイリングが好きな人には刺さるムード。
本作の草野康太はまさにメンノンの教科書的な存在
日本のyouth感をとりいれたスタイルが◎

アメリカーナとズック

八月の濡れた砂(1971年製作の映画)

4.1

70年代のフランス・イタリア映画に負けないくらいのパワー

村野武範のyouthとclassicのミックススタイル◎

サイコ(1960年製作の映画)

4.7

色褪せないクラシック
バーナード・ハーマンのなかでもとくにこれ
ソール・バス

スーパーマン(1978年製作の映画)

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少しイノセントながらもなかなかスタイリッシュに着こなすマーク・マクルーアが本作のファッションアイコン