カンチェラーラさんの映画レビュー・感想・評価

カンチェラーラ

カンチェラーラ

夜の来訪者(2015年製作の映画)

4.8

久しぶりにレビューを書きたくなった程、鑑賞後の余韻が深く、恐らくこの先一生忘れないだろう物語だった。
誤解無きよう言うと一級品のサスペンスであり、とても練られた脚本と俳優達の繊細な演技はさすがBBCと
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T-34 レジェンド・オブ・ウォー ダイナミック完全版(2018年製作の映画)

4.1

戦車映画はフューリーぐらいしか鑑賞してなかったが、評判良かったので本作を鑑賞。

戦車戦てただ大砲ぶっ放すだけかと思いきや、地形や次の弾の装填までの秒数とか、戦車だからこそ出来る壁を破壊して道を作る等
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.1

MCUファンは必見の映画。
ロバートダウニーJr.とスカーレットヨハンソンが出てるのもその理由だけど、
ファブローに感謝と敬意を表する意味もある。

何故ならMCU第1作のアイアンマンへのロバートダウ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.7

2回観る予定の1回目の鑑賞。

とんでもなく凄いもの観せられてるのだけれど、やはり事前情報3割程では全て理解するのが難しい。
しかし鑑賞後ネットの解説漁り理解深まった。
事前情報ゼロだと恐らく何が何だ
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

5.0

文句無し満点。
声優陣とufotableと製作陣に感謝。

原作既読だけど、声優陣とufotableがそこに素晴らしい魂を吹き込んでくれた。

両者ともさぞやプレッシャーを受けての製作だったろうに、期
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リディック:ギャラクシー・バトル(2013年製作の映画)

3.5

ピッチブラック鑑賞後に続けて鑑賞。
肝心なリディックがアマプラ見放題とNetflixに無かった為。

それにしても少し評価低すぎでは?
私はそれなりに楽しめた。
ただ三部構成最後のエイリアン?との戦闘
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流転の地球/さまよえる地球(2019年製作の映画)

3.8

小説『三体』が読みたくなり、作者の過去作色々調べて行き着いたのがこの作品。

インターステラーと比較してしまうけど、これはこれで素直に楽しめる作品だった。
勢いで最後まで疾走したような映画だけど、変に
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オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.9

三度Netflix加入するきっかけとなった作品。
その価値はあったのでひとまず満足。

シリーズ化はほぼ間違いないだろうが、懸念するのはセロンの体力・身体のキレがいつまで続くのかということ。

セロン
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アス(2019年製作の映画)

3.2

うーん、それなりに面白くはあるけどゲットアウトと比較しちゃうとインパクト薄いし、どこか首を傾げたくなる作品。

何故そう感じるか原因の一つに謎に対する回答の中途半端さと釈然としないものがある気がする。
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.8

シャイニングの続編だがシャイニングを期待すると拍子抜けする映画。
でも切り離して観ればそこそこ魅せるドラマとなっている。

気になったのはレベッカファーガソンが美しすぎということ。
悪役なのに滲み出る
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.6

自分はDC派かマーヴェル派かと問われたらDC派である。

しかしDCEU派かMCU派かと問われたら、そんなこと言わなくてもわかるでしょと答えたい。
勿論MCU派。

マーゴットロビーは魅力的だし、DC
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天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)

4.2

地上波の1作目に刺激され2を鑑賞。
皆さんも同じ行動してるのがなんだかちょっと嬉しい。

1作目を何十年振りに鑑賞し、そういえば2もあったよな?と気になり思い出そうとしたが、あらすじが全く思い出せず。
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僕はラジオ(2003年製作の映画)

4.2

やばい、見つけた隠れた名作。
こんな時期だからこそ観たい映画。
超大作もいいけれど、じんわり心にしみるとても良い物語でした。
個人的にはラジオいじめの首謀者の少年の成長がグッときた。
それにエンドロー
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監視者たち(2013年製作の映画)

4.0

一瞬足りとも目が離せず釘付け。
物凄い緊張感を保ちつつ最後まで魅せる映画だった。
続編希望!

韓国は映画を作る根本的な技術力がそもそも違うということを映画評論家の町山智浩さんがパラサイトのアカデミー
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ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

4.5

続編希望!
そしてエンドロールも観るべし!
メドゥーサ教官粋さが最高!

観賞後に爽快で温かな気持ちになる作品です。
本当に続編作らないかなあ。

彼らの活躍をもっと観てみたいと心から思わせる、自分史
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ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.6

ホアキンの演技観る作品ですね。
私にはあまり合わなかったなあ。

引き合いに出される作品であるドライブ、ナイトクローラー、タクシードライバーは私も惹かれるものはあったけど・・・。

しかしサインでバッ
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6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

3.4

まず思ったのはメラニーロラン、老けたなあ、でもそれはそれで魅力的だってこと。

作品自体は目まぐるしく場面変わるので、ついていくのでやっとでしたがまあ観て損は無いレベル。

それと本作品のフィルマーク
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ギャングスターズ 明日へのタッチダウン(2006年製作の映画)

4.3

やっぱり大好き胸熱スポ根もの。

それにドウェインジョンソンはアクションものはお手の物だけど、人間ドラマ系も魅せる!
ドウェイン役の声優さんもいいしね。
もっと皆に観てもらいたい作品。

実話だしエン
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

42年に渡る物語の終焉なので、
同時代を生きてきた者にとっては感慨もひとしお。

涙腺緩むシーンもあったし大好きな胸熱展開も少しあったので良しとします。

ただ欲を言えば以下の点が気になり、また観たか
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.9

もう24年前なのかあ。
未見の方は是非予習せずに観ることオススメします。

色々なサスペンス映画を観る度に思い出すのは必ずこの映画。
それ程のインパクトある映画だった。
久しくこの映画に匹敵するサスペ
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サバービコン 仮面を被った街(2017年製作の映画)

3.0

うーむ・・・。
ジョージクルーニーは何をしたいんだろうか。
何だか中途半端な映画だった。
素敵な人柄表すエピソード満載の彼のことはとても好きだけど、監督としては凡庸過ぎる気がするなあ。
あまり観る側に
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神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

4.6

またまた韓国映画にしてやられた。
最後は泣かせに来るか?そんな罠に易々とハマるわけ無いだろ。

易々とハマりました。
それも気持いいくらいハマりました。
最後に兄貴出てきたら、続編観るしかないでしょ。
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キングダム(2019年製作の映画)

4.2

いやあ、良かった。
ちなみに原作既読。

何が良いって俳優陣達が全てキャラにどハマり。
山崎賢人はジョジョの仗助役も良かったけど、信役も魂入ったいい演技してます。

大沢たかおや長澤まさみをもっと観た
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X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.3

うーん・・・。
なんだか微妙な作品だなあ。

アメコミファンとしては必見だったし、観て後悔もしていないけどシリーズ最後がこれでいいのか?と感じるのは私だけだろうか。

これだけの俳優陣揃えてるのになん
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リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

3.9

多くの人が指摘してるようにホントにタイトルとタイトルジャケットで損してる作品。
そのまた逆も映画ではよくあることだから、一部の作品を除くと歌や小説と同じで作品を活かすも殺すもマーケティング次第だなと痛
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皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

4.0

前から気になってたジーグがいつのまにかアマゾンプライムにある!
ということで早速鑑賞。

MCUもDCEUも好きな私だが、こんなヒーローの描き方があるんだなと感心。

派手さもCGも無いけれど、主人公
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ニンジャバットマン(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

これは隠れた傑作ではないだろうか?

元々DC派だった私だが。
最近はマーヴェルの長期戦略に感嘆と敬意を持つに至っていた。
しかし実写版ジョーカー観る前に少しDC未見映画チェックするかと軽い気持ちで観
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

グロくてスプラッターなのに後味良いほんわかハッピーエンドという稀有な作品。
皆の評価高いのに納得だし、続編希望!
これアメリカ人ならもっとゲラゲラ笑えるポイントあったをだろうなと思う。

アフターショック(2012年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

うーん、ホステル程の衝撃は無かったなあということでこの評点。
前半と後半の対比をさせたかったんだろうけど、少し突き抜けた感が中途半端に感じた。
どちらも胸糞悪映画だけど、ホステルの方が救いがあるのも良
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

人生初、同じ映画を劇場で2回目鑑賞。
中身濃すぎて1回では消化しきれなかった。

皆さんの愛情と熱のこもったレビューも素晴らしく、このフィルマークスレビュー読んでまた胸熱になるという素晴らしい好循環。
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.7

やはり1作目は超えられなかったかあ、というのが正直な感想。
クロエちゃんの存在は大きかった。

でも今作も爽快感あるし、鑑賞後もほんわか温かい気持ちになれるので私は好きだな、こういう話。

それと中盤
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ザ・アウトロー(2018年製作の映画)

4.2

やはりフィルマークスのユーザー最高!
久々に掘り出しモノ見っけと感じた。

TSUTAYAでレンタル枚数合わせの為最後に借りた1枚だったが、決め手はフィルマークスのレビュー。

アマゾンレビューだとヒ
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ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

5.0

恐らく映画ファンていうのは、大切に大切に、いつまでも心に留めておきたい映画が誰しもいくつかあるはずです。

私にとって映画ちはやふるシリーズは正にそんな映画です。

そして、ちはやふるほど言葉の持つ力
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

5.0

文句無しの満点です。

しかし、これから映画館で鑑賞する人にアドバイスを。

①映画館で観るなら、劇場を選びましょう。
私はTOHOシネマズ日比谷(宝塚ビル地下)で鑑賞しましたが、後半の爆笑したい場
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.9

もしポワロの声が草刈正雄でなかったなら、と感じた人が多数であったであろう。

作品自体は結末を知っていても充分に堪能出来た。

私は洋画は日本語吹き替えにし日本語字幕を表示させて観るが、ポワロの吹き替
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.5

一言で言うと、救いようの無いクズ人間達の救いのある物語。
と私は感じた。

巷のレビューのあらすじ読んで、もし『きっとこんな物語なんでしょ?』なんて決めつけてるあなた。

その予想を見事に裏切ってくれ
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