主演のブラッド・デイヴィスの演技がものすごく良かった。
法廷での立ち回り、密告屋への制裁、面会室でのシーンなど印象的な場面が多かったのだけど、彼も麻薬中毒の過去があったそうだ。
市井の商売人が売っているパンをお金も払わず勝手に子供に食べさせ、注意されたあげく「何も間違った事はしてない」と逆ギレし、「わたしほど民のことを考えてる人はいない」と恥ずかしげもなく口にするヒロインにま>>続きを読む
イーストウッドらしい撫で型の映画だった。導入を不安に思ったのは全く杞憂で説明的になり過ぎることなく、尺も含めてさすがのバランス感だった。
テロの瞬間の刃物の描写は現実味があって印象的で、とても良かった>>続きを読む
砲弾が飛び交う戦場を馬に乗って駆けていく映像は新鮮で今までにないリアリティがあった。一方で戦う男達の動機付けと内面は描かれてたけど、もっと大きなレベルでの戦争の理由とか、アフガンを解放する上でこの作戦>>続きを読む
ポップカルチャーを詰め込んだ名作。
日本がやるべきことをよりうまくやってのけた。
現時点で最高にリッチなアニメーション。
奉仕の精神というか、自己犠牲というか、より大きな視点での「おもちゃ」の在り方を捉えたウッディが書かれていたのは、示唆的すぎるかもしれないが、それも気持ち良く感じ>>続きを読む
クイーンの音楽は良かったが、伝記映画としては平凡な出来だった。
思った以上にいい映画だった。
モンスター映画の定石はなかなか姿を書かないものだけど、開始すぐに過去の回想と共に姿を見せるのは、説明にもなって、いい方向に機能していたと思う。
インターステラーとも、ゼログラビティとも異なる、普遍的な人生哲学の話であった。個人的には「自らの仕事や使命に対する倫理観の暴走と、それが引き起こした孤独」みたいなところに己を見た。俺にはトミー・リー・>>続きを読む
何一つ想像を超えない平凡な出来。
ただ「失恋とか葛藤のシーン」を書いて訴えているだけで、キャラクターがそのための装置にしか思えなかった。
「ダークナイト」以降の10年間でアメリカという国がいかに変わってしまったかが分かる。テロリズムは外からやってくるランダムで理不尽なものでなく、凡庸でありふれた狂気の応酬。
みんなどこかちょっとずつお>>続きを読む