yukkiさんの映画レビュー・感想・評価

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運び屋(2018年製作の映画)

3.7

おじいちゃんが可哀想にも犯罪に巻き込まれてしまい...的なストーリーだと思って見始めたので、見進めてびっくりなのと笑ってしまう展開とで振り回されてしまった。とにかく主人公が癖強い。キャラと立ち居振る舞>>続きを読む

もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.0

映画だけどほぼ演劇。さすがの根本宗子ワールドといった感じの、クズメンズ揃いなのはおもしろかった。ラストの展開は寒いような可愛いような...個人的にはあまりついていけなかったけど、演劇っぽいおもしろさは>>続きを読む

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.1

コメディ感含めて最高にかっこよかった。90分とコンパクトにまとまってることもあり、テンポよく進んで全然だれることがないのがよい。
どのシーンもなんだかお洒落。

パリタクシー(2022年製作の映画)

3.6

パリの景色はとても美しく、人間ドラマも素敵。ただいい意味でも悪い意味でも、期待は超えないというか裏切らないストーリーで、もう一捻り期待しながら見てしまったのですこし拍子抜け。
街並みもキャラクターも素
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CODE8/コード・エイト(2019年製作の映画)

3.2

主演2人目当てで見たけど、設定はいいし序盤はおもしろくなりそうなのに惜しい。なにかと説明不足だし、ツッコミどころも多く気になってしまった。
全体的にビジュアルがかっこいいだけに残念。

ティル(2022年製作の映画)

3.8

主人公の演技が凄すぎて、見ているのが苦しいほど迫真。ストーリー的にも辛い展開が続くけど、こういう勇気ある人が起因になってこそ世の中が変わるんだなーと考えさせられる。ずしんと心に響く映画。

神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

3.4

良くも悪くも漫画の実写感。設定おもしろいしCGかっこよい。がっつりファンタジーだけど、話は結構重くてしんみりする塩梅がよい。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

Feeling Goodが流れるラストのシーンはかっこよすぎて涙ぐんでしまった。
毎日同じことを繰り返しても同じ日にはならなくて、乱されたり受け入れたりしながら過ごす、慎ましくも豊かな日々の描写が美し
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亜人(2017年製作の映画)

3.6

綾野剛がすごくよかった。本当にちゃんと佐藤で、役作りにこだわりを感じる。
この映画だけではIBMの唐突感や短い尺に纏めたことによる説明不足がどうしても否めないように感じるけど、それを差し引いてもよくが
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.0

定番タイムリープものだが、2分間を繰り返し続けるという斬新な設定。
登場人物全員がタイムリープを認識(タイムリープしても記憶が継続)しており、話と展開が早いのもおもしろい。笑えるポイントがたくさんあり
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終わらない週末(2023年製作の映画)

4.2

絶対になにかが起こっているんだけど、なにが起きているかわからなくて、ずっと怖くて手に汗握り続けてしまった。不穏な雰囲気作りがものすごく上手い!
情報がないままどんどん展開は進んで、奇妙な出来事が続きつ
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.6

独特の空気感。ホームセンターでの殺しのバリエーションが豊富ですごかった。
主人公は凄腕だけど全体的に派手さはなく、しぶい感じ。

ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

3.8

ものすごくエネルギッシュでみんなカッコいい。ノンフィクションということに驚きだし、エンディングを見て役者の再現度にさらに驚き。後半にちょいちょい当時のリアルの映像が挟まれるのがエモい。

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

映像とカラフルな色彩がとにかく美しい。メキシコの文化にフォーカスして描かれているのも新鮮でおもしろいし、こういった伝統や風習は大切にしていきたいなーと改めて考えさせられる。心温まる映画。

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.6

主人公達の迷惑系YouTuber的な振る舞いで、ストーリーが進んでもどうしても同情できずモヤモヤ。
思ったよりひねりがあったのはよかったし、ワンシチュエーションで100分強もたせられるのはすごい。

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.9

ドラマ版では深刻な雰囲気も多かったフラッシュだが、映画版では短い尺で上手いこと演出が工夫されていて経緯がわかりやすく、コミカルにまとまっていてストーリーに入りこみやすい。
バットマンとの絡みや小ネタも
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.6

短い原作を映画化しているので、どうしても冗長になってしまっている感否めない。個人的にはスッキリまとまっているドラマ作品の方が好きだった。
高橋一生のビジュアルと演技のクオリティ、世界観は相変わらず最高
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.9

ギフテッドであることによって引き起こされる親権争いの話。女の子の演技がとてもよく、突飛な能力があって大人びていても、本質的には普通の子供であることがうまく描かれていてストーリーがより沁みる。
子供の育
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.3

こんなにも素晴らしい作品だとは思っていなかった。今まで観ていなかったことを悔やみつつも、大人になった今初めて観ることができてよかったような気もする。
ナウシカの慈愛に満ちた人間性と、美しくもおどろおど
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.8

夢の中のカオス感がすごくよく表現されていて引き込まれる。音楽の使い方と、有名なパレードのシーンはさすが。
後半はどんどん加速して、途中から少し置いてきぼり感。考察を見ないと私には難しかった。

パラダイス 人生の値段(2023年製作の映画)

3.3

設定はすごく好きだし前半はおもしろい。途中から感情の変化の描写がものすごく雑で、後半はもう全員情緒不安定のサイコパスみたいになってて笑った。
全体的に画面がお洒落だしいい設定なので惜しい。

RRR(2022年製作の映画)

4.2

インド映画ならではのエンターテイメント要素盛りだくさんで、とても満足度の高い作品。ツッコミ所も多く(もはやインド映画に期待する要素のひとつでもあるのでもちろんいい意味で)、踊りもアクションシーンも画的>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.1

主人公とジェイソンのやりすぎ感がすごくてもはや笑ってしまうような場面もあるけど、迫り来るような怒りの感情描写がすごい。一体どう着地させるのか...と思ったけど、考えさせられるラストだった。
広告看板を
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.3

おじさんの喧嘩でこんなに長い尺もつのかなくらいに思っていたのだが、内戦と取り巻く第三者を比喩した物凄い作品だった。狭いコミュニティと救いのない閉塞感、特に後半の悲壮感は凄まじい。でもこの島はとても美し>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.0

コメディ感強めかと思いきや、結構シビアでシリアス。お酒を主題にした話だが、教訓的な押し付けがましさはなく、私は物悲しく感じたけどラストは色々な捉え方ができる表現でおもしろい。教師という役柄が、生徒との>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.9

タイムループしてるけど、今回のループで終わったら困るから仕事しない訳にはいかない!みたいな考え方とか、上司へループしてることを気づかせるための方法とか、段々ループ慣れしてくるところとか、細かいところに>>続きを読む

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

3.7

最初はエベレットがモラハラだしDVだし本当に無理で、この後どんなにいい奴になっても取り返しのつかない程の悪印象で見ていてしんどかった。それが前半1時間程続く。
でも後半の、不器用だけどモードへの愛溢れ
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.1

観終わってから数日経って思い返しても、悔しくて泣けてくる、そんな映画。ルディの役柄ならではの所作や振る舞いがものすごく自然で、驚かさせられた。
伝えたいテーマが明確だし考えさせられるけど、主人公達が子
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.8

レストランが舞台なのでありがちな展開を予想したが、意外にも全然先の読めないストーリーでおもしろかった。作品を通して不穏で緊張感がある。全体的にスタイリッシュで、画がかっこいいシーンが多かった印象。

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.6

普通におもしろいけど、可もなく不可もなくといった感じ。コメディ要素もありライトに見られるのはいいところだけど、今作のノリには違和感を感じる前作ファンも結構いるのでは...。個人的には前作の方が全然好き>>続きを読む

ビバリウム(2019年製作の映画)

3.6

異質で不気味で、ミステリーというかホラー。グロい描写とかはないけど、ずっと気持ち悪い。見進めるにつれ、どんどん神経がすり減らされる。ゾッとする展開でおもしろかった。
独特な世界観と、俳優さんの演技力が
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真夏の夜のジャズ 4K(1959年製作の映画)

4.0

演者と同じくらい客席の映像があって、ドキュメンタリーとはこういうことか...!ってなった。この時代のジャズと、ジャズを楽しむ人たちを切り取った映像。
フォーマルファッションでがっちりキメてきてるおじい
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エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

3.0

ヘンリーカヴィルを見るために鑑賞。やっぱり特別おもしろいとは思えないし、何度も途中脱落しかけてしまった。カヴィルの出番が多かったのでそれだけを励みに完走。展開が雑だしわちゃわちゃしてるのと、主人公のキ>>続きを読む

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