村上の世界観をここまで上手に映像化しつつ、オリジナリティが出せるとは思わなんだ。すみません、ちょっと鷹を括っておりました。
登っているとき、本当に素敵な笑顔をするんだよなぁ、全く。
寂しいし、悲しいぜ。
なんか思ってたより全然良かった。ストーリーは派手に演出されてなく、ショットのひとつひとつが断片的で、でもちょっと叙情的で。見るものの思い出くすぐってくる感じたまらない。
小津+春樹+ペドロコスタ って感じか。イコール何になるかはまだ謎だけど、ヨーロッパで受けるのはわかるような気がする。
10年ぶりに観る。知らない誰かにクッキーを奢ってしまうようなそんな終わり方をする一晩が誰にあったっていい。
皿洗いからウェイターに昇格したキアーがホールに出て行くたびに嬉しそうにポロシャツの袖をただしたり、ザックの缶ビールの量がどんどん増えていったり。そういう些細なシーンがせつない。
3人にスケボーがあっ>>続きを読む
胸くそ悪いもの(あるいは暗い歴史)を見てしまった時に沸いてくる怒りを、つまらん大人になってしまった自分はやり過ごしがちだけど、「こいつらクソむかつかん?ぶっ殺そうぜ」ってタラは言ってくれる。シリアスさ>>続きを読む
街中をダンスで疾走するシーン。結局あれに尽きる。そういえば記録してなかったなと思い立って。またあのダンスを何度でも見たいと思う。
タイムリーに宇宙の果てやら中心やらの話を読んでたので割とすんなりと観れた。宇宙スケールからしたらかりそめの事象に過ぎない人類の、ささやかなそよ風のような初恋でした。
相変わらずジャ・ジャンクーの惚れ惚れするカットの数々。映像がかっこいいって最高。
観たったわー、といふ心地よい疲れ。映像の美しさと話のディープさが絶妙。
クライミングやってる人にもやってない人にも。でもとりあえずなんであんなジャミングしてて手の皮死なないんだろう。
元ネタの史実を知ってる方が、あるいは小ネタ満載なので知識があった方が楽しめるはず。
けどそんなことはどうでもいいんだ。
かっこいい男と美しい女と車とタバコと、あとチャーミングで勇敢な犬でもいれば素敵な>>続きを読む