２回目の鑑賞。前回は未消化なままで終わったので今回はタルコフスキーの世界観にどっぷりつかって身を任した。狭い世界で足掻いているだけの自分自身を思い知らされながらもなんだか心地よい諦観を得られた。また何>>続きを読む
美しかった。背景も光も闇も人の心も。特に前半の主人公親子の清貧な暮らしを描く静謐なシーンが好み。草彅さんの哀しみを秘めた穏やかな瞳が怒りに変わるとき、こちらの感情も持っていかれてしまった。あいかわらず>>続きを読む
髪結いの亭主もそうだったけど、パトリスルコントが、ちょっと変態気味な主人公の男に厳しすぎる制裁を下す。女に翻弄される男たちが悲しいし、せつない。
平穏で穏やかな幸せな時間が永遠に続くと信じていた男と、信じられなかった女。夢のような生活なんて、そう長く続かないよね。悲しいな。
ドラマから数年。メアリーの気高さはドラマの時と変わらない。美しくて。
そしてなにより、映画ではトーマスにもやっと人生の春が。よかったね、トーマス。あなたの幸せを祈ってる。
バイオレットお婆様は永遠にお>>続きを読む
森田監督の作品の中で一番好き。川原亜矢子ちゃんも松田君も演技がすごくぎこちない。でも、それがとてもいい。音楽も素敵。心の中にきらきらと雨が降るみたいな作品。
カズオイシグロの小説の格調がそのまま映像に。好き。アンソニーホプキンス、そしてクリストファーリーブ。ああ。
都会の片隅で二人が愛を育んだ短い日々の情景を、これからもふっと思い出すのだろうと思う。何かが心に住み着いた。
若い頃に見てずっと忘れられない映画。美しい黄色い秋の中を楽しそうに歩く家族。彼女は？彼女の人生は？
フレディの孤独。I was born to love youをリピート。
