ゆみさんの映画レビュー・感想・評価

ゆみ

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シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

3.5

池井戸作品、面白かった。
半沢直樹を期待すると、所詮2時間。
上手くまとまってテンポ良く、心臓に悪くなく見るにはこのくらいが良いのかも。

余談だけど「木更津キャッツアイ」ファンとしては、猫田(阿部サ
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.5

正直全く期待せず、鑑賞。
たまたま前日にトーク番組で石原さとみを見て、俳優として作品への向き合い方を語るのを聞いて何か観てみようかなーくらいの感じ。

それが、とんでもなく良かった。
ストーリーも丁寧
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Red(2020年製作の映画)

3.5

原作は読んでない。
前情報、役者全て確認せず鑑賞。

暗い邦画は外れる事が多いけど、これはそうでもなく、多分役者が安っぽくなかったからだと思う。

曲の使い方は凄く好きだけど、ラブシーンの音の使い方は
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イチケイのカラス(2023年製作の映画)

3.0

ドラマが好きだったので鑑賞。

口コミで多数あるように、ドラマの方が良かったな。ちょっと残念。
スケールは映画なので大きくなったものの、
1時間向きのストーリーが似合うキャスト&今までの掛け合いの楽し
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ある男(2022年製作の映画)

4.0

何の前情報も入れずに鑑賞。
日本アカデミー賞、しかも妻夫木聡は最優秀だったと知ってビックリ。

いや、別にそれが悪い訳ではなく。
正直もっとマイナーかと思ってた。
何となく感じる暗さがそうさせるのかな
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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

2.0

眠いの我慢して完走。

薄っぺらいミステリー(っぽい)
最近よく出てる若手の役者さんたちの、動く写真集的な感じなのかな。

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.5

ジョニーデップ、ジュリエットビノシュと言えば「ショコラ」が有名だけど、これ最高。

胸をえぐられるくらいグッとくるので、「良かったー」なんて明るく言えないれど…
親のこと、家族のこと、これからの将来の
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フェイク(1997年製作の映画)

4.5

随分昔にジョニーデップ作品にハマって鑑賞。

若き日のカッコいいジョニーデップ目当てで観たのに、名優アルパチーノに泣かされる。

男の友情ものはいつもグッとくる。

マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

5.0

自分らしくない選択をしそうな時期に、親友から「観てきて」と言われた作品。

大好きなパンク・ニューウェーブ、ロマンチックな世界観、可愛いもの、レース、マカロン、靴、女性としての葛藤。

見終わった後、
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旅立ちの時(1988年製作の映画)

5.0

当時17歳の頃、リバーファンだったので映画館で鑑賞(「ランニングオンエンプティ」って言う本題より珍しく邦題が好き)

VHSで購入し、DVDに買い替えて、人生のあらゆる節目で見返している大事な作品。
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

会社の若者に「観たら別れる映画」と聞いた。
「彼女に観ないでねと言われてる」とも。

それ以外の前情報なしで、軽く「観るね」と言った。

懐かしい恋を思い出す、こういうストーリーは苦手だけど、確かに同
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あちらにいる鬼(2022年製作の映画)

4.0

演者が全員上手くて成り立っていた。
あとは、配役が絶妙。

感情移入するのがどちら側の鬼か?
それによって見方は違っても、ラストに感じるものは同じではないかと思う。
選曲も秀逸。

「老いらくの恋」「
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プリシラ(2023年製作の映画)

3.5

「マリーアントワネット」以来のソフィアコッポラ作品。

ケイリースピーニーが可愛くて、10代の恋愛観がリアルで、ラプストーリーとしては凄く好みだった。

けど、ちょっと期待しすぎたかなぁ。
その後(実
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正欲(2023年製作の映画)

4.5

理解とか共存とか、否定とか拒絶とか、
誰が何を選んでも間違いではないけど。

欲しい言葉や温度や空気や匂い、
そんなものが同じであることの幸せ。
今、自分が大切に思う人に感謝した。

公式HPの「観る
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総理の夫(2021年製作の映画)

3.5

空いた時間で簡単に観れるものをと選んだ映画。

中谷美紀の美しさに圧倒される。

そして、思ったよりも深い話でびっくり。
最後の田中圭の演説で中谷美紀と一緒に泣いたww

軽く観るつもりが、良い映画だ
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.0

ドラマと同じく美味しそうで、幸せそうで、優しくて温かい。
誰も不幸にならないような心遣い。

さとるにろうで「悟朗」
お父さんと生まれてくる子供の名前。
ホッコリした気分になって、
私の親友さとるはジ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.5

何の前情報もないまま視聴。
始まって割と早い段階で村上春樹じゃないかと思ったらそうだった。
村上春樹の好きそうな女性像。
霧島れいかがめっちゃハマってた。

丁寧な心情描写とか、重みを持たせたセリフと
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ホテルローヤル(2020年製作の映画)

3.5

日本映画によくある、湿度の高い映画。
多分、都会育ちの人には理解や共感ができない感情がこういう映画を観た後に余韻で残る感じ。
キャストから、時代や内容が想像できなかったからそこがおもしろかった。
誰に
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さよなら歌舞伎町(2015年製作の映画)

3.5

歌舞伎町のラブホテルが舞台のオムニバス。南果歩は凄く好きな女優さんだからか、その話が良くて主役?とかメインの話はかなり薄まってしまった気がする。
ありそうでなさそうな、歌舞伎町という街のリアルな感じが
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WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

4.0


ちょうどこの映画に出てくるような、山の奥深くでこの映画の事を聞いて鑑賞。
ウォーターボーイズとスウィングガールズの監督と聞いて、あの感じは好きだったからと期待したけど、私はあの2作より断然良かった!
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女の子ものがたり(2009年製作の映画)

4.0

ストーリーが好き。
分かるなぁ、イタイなぁ、なんて思いながら観た記憶。
年齢を重ねてまた観たら違うのかな。
若い頃はスタンドバイミーみたいな男の子の友情にグッときたけど、いつからか大人になるにつれ女性
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.5

ストーリーも永作博美も凄く良かったんだけど、日本アカデミー賞を見なくなった理由が井上真央の受賞。
イマイチ私には配役が合ってなかった気がする。少し軽くしてしまっている。

嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

3.8

中谷美紀の「演技上手いでしょ」が鼻につく映画だった。
と、言いたくなるくらい現代のホラー。
独身で一人暮らしだったら、収入や人付き合いが人並み以上の人でないと受け止められない重さがあるような気がする。
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紙の月(2014年製作の映画)

3.8

宮沢りえの評価がめちゃくちゃ高いこの映画だけど、小林聡美が凄く良かった。
なんて言うか、現代のホラーって感じ。

ハチミツとクローバー(2006年製作の映画)

4.0

公開初日に映画館で、舞台挨拶あり。
よくある青春群像劇なのに、多分蒼井優の軽さと透明感みたいなものが世界観を作ってる感じ。
アーティストになれない凡人には共感できないはずなのに、この中の誰かにはなれて
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重力ピエロ(2009年製作の映画)

4.5

テーマは重いのに好きなラスト。
このラストの捉え方で価値観は大きく分かれる気がする。
ここの合う人と友人でいたい、かな。
岡田将生って、こういう映画を重くしすぎないのはビジュアルだけではなくて、話し方
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ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

4.5

公開初日に映画館で。
動く写真集みたいだったのは蜷川実花が監督だったからか、俳優陣のビジュアルか。
沢尻エリカ、窪塚洋介。

悪人(2010年製作の映画)

4.5

公開時に映画館で。
観終わった後で「誰が悪人だった?」と人に聞きたくなる(聞いた)映画。
そこで価値観が出るのかな?とか。
巧い役者が揃うと、映画はドキュメンタリーみたいになるのかも。
ところで、長崎
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.0

独特の暗さはあるけど音楽が良かった。
何だかMVを観てるようだった。
上映時に映画館で観たので、今の年齢でもう一度観てみたいと思う映画。
ところで、この映画を観て渡部篤郎を好きにならなかった女の人って
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キャタピラー(2010年製作の映画)

3.5

戦争ものを見るようになって思うことは、
これくらい強い方が良いかもということ。
友情や愛情を描いたところで、泣けるのものはできても所詮キレイゴトで救いはない。
何とも言えない後味の悪い、こういう映画こ
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フィッシュストーリー(2009年製作の映画)

4.5

爽快感と後味が最高。
伊坂幸太郎原作の映画にハマったきっかけであり、最も好きな伊坂幸太郎作品。
音楽好きな人ならハマるかな。
高良健吾の雰囲気が、たまらなく好き。
斉藤和義だったと知ったのは随分後だっ
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劇場(2020年製作の映画)

4.5

松岡茉優と山崎賢人、流行りの役者さん程度に思ってたから、巧さに驚いた。
凄くリアルなのは、芸能の仕事をしている人特有の不安定な何か?が、表現として出せているのかもしれない。

夢追い人と、夢追い人と一
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ナビィの恋(1999年製作の映画)

5.0

いわゆる恋愛ものでジャンル分けするとしたら、この映画が私の観た映画の中では最高。

生きることや愛すること、明日を楽しみにするとか、そんな事を人生最後の瞬間までワクワクしながら楽しみたいと思った。
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ひゃくはち(2008年製作の映画)

5.0

邦画で好きな映画を5本と言われたら、
間違いなく選ぶ1本。
俳優も、作りも、別に普通。
だけど、このストーリーはグッとくる。
途中、「野球好き?」の返答!
何かを成し遂げたり、成し遂げられなかったり、
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.5

成田凌ってこんな役がホントに似合う。
朝ドラのイメージが強くて・・・
岸井ゆきのの現実味ある感じとか、配役正解って感じの若者向け映画かな。
でも、執着だろうが依存だろうが、本人の気の済むまでって感じが
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