根来ゆうさんの映画レビュー・感想・評価

根来ゆう

根来ゆう

映画(27)
ドラマ(1)
アニメ(0)

レディ・バード(2017年製作の映画)

5.0


地方都市にすみ
そこそこ貧乏な家庭に育てば
そこまでオツムの良くない女の子が
町を出るのには相当な理由がいる

まだ、夢も観れる
可能性もある
発掘されていない才能があるかもしれない

そんな可能性
>>続きを読む

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.5

ハネケ監督の映画
初でした

不条理物だった
深田晃司監督の映画と似てると思った


ユペール様がまたもやスーパーハイスペック熟女で、カッコ良すぎてノックアウトされたw
一見強い母なんだが、結局は男を
>>続きを読む

エル ELLE(2016年製作の映画)

4.0

期待を上回る作品だった

犯罪加害者の子どもが
どんな風にその苦しみからサバイブするのかという下地の上にサスペンスが描かれていて
重いテーマとエンターテイメントがきちんと同居している

社会からの偏見
>>続きを読む

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.0

Amazonプライムで
寝る前に自宅で拝見

一言で言うと
男性優位社会
性差別社会の中で
クリエーター(創造主)が
知恵の果実をかじった女性型のAIに出し抜かれる話で
実はストーリーテリング自体は何
>>続きを読む

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

-

角川シネマ有楽町にて3月下旬に鑑賞

平日昼間なのに凄い人で満席
4時間休憩なしなので警戒して通路側後ろ寄りの席を確保

老若男女様々な人々が来場
中華系の人たちもチラホラ

皆さんが完璧な肯定的な感
>>続きを読む

まなざし(2015年製作の映画)

4.5

この映画のために
介護の現場で実際に働いてきた監督自らが
描き下ろした脚本で劇映画として
この作品を撮られたとのことで
ラジオで知り速攻見てきたました

セリフはほとんど無く
表情や挙動で見せている映
>>続きを読む

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.0

綾野剛が北海道警察の前代未聞の違法捜査の中の「エース」を演じているが綾野剛ファンの乙女は見ないほうがいいシロモノだとおもう(笑)

真面目に書くと…
同時期に公開している「64」とも被る警察内部のブラ
>>続きを読む

百円の恋(2014年製作の映画)

4.5

日本映画で女が主人公で
ど直球でサバイブ仕切るものが少ない中で
最後までガツンと振り切ってて凄いと思った

自分も似たような理由で武道を始めたし
多かれ少なかれ
世の中に恨みを抱く女の気持ちを
代弁し
>>続きを読む

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

4.0

貧困、暴力、セックス
その円環から逃れられない若者たちの
哀しさ、おかしさを
絶妙に描いていて
パーフェクトな作品だった
余りに安定感がありすぎて
びっくりする

ヒロインの雰囲気がピッタリと物語に合
>>続きを読む

ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ダークヒロインか好きですから
この作品も好きです

男社会で
男並みに拷問したり
出世するの大変だねーって感じました

ターゲットを暗殺できたのに
襲ってくる虚無感は

ブッシュ政権が
戦争した理由を
>>続きを読む

スーパーサイズ・ミー(2004年製作の映画)

-

進め電波少年的な作品かな?

でも、なんか
世の中には毎日摂取したらヤバイものだらけだと思うので
一種のリアリティのある
パロディーと受け取りました

ドライヴ(2011年製作の映画)

-

ごめんなさい
いい話だとは思うんですが
暴行シーンで頭蓋骨壊れるまで
蹴るシーンでリタイアしました

人間が人間を壊す系ダメなんですよ
生理的に見れない

パーフォーベンとかも無理です(;_;)

メリーに首ったけ(1998年製作の映画)

-

キャメロン・ディアスが可愛かった頃の映画。この監督は必ずマイノリティーを大して良い役では起用しないというポリシーのある人だと聞いて、凄いなあと思った。

テッド 2(2015年製作の映画)

-

なぜモーガン・フリーマンが出演を決断したのかその裏話が聞きたい(笑)

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

-

日本映画の「focus」にそっくりなのは私の勘違いだろうか?

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

-

私にとってはアダルトチルドレン的な物を
客観的に理解する意味で
とてもわかりやすい面があった

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

-

性器への修正問題で
ネットで炎上していた気がします
映倫って
何なんすかね?
この映画は修正が入ると話が繋がらないのですが…

共喰い(2013年製作の映画)

4.2

下関の昭和の雰囲気が良く表現されている

主人公からみた田舎が
ろくでもないクズ男の父との同居で
自分を閉じ込める牢獄のような意味もあるのに
何かそこに生きる人達に対しての
創作者の視線の優しさが垣間
>>続きを読む

ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

2.5

放送禁止用語満載の
歌詞を聴いていて
痛快すぎて爆笑しましたw

世間から差別され
警官にムカついている事を
他者に向かって素直に詩にしてラップし始める初期のレーベルを聴いていると
心がワクワクしてき
>>続きを読む

幕が上がる(2015年製作の映画)

4.2

いわゆるアイドル映画と見切って
見向きもしない方も居たかもしれませんが
噂通り、いや、それ以上の傑作でした

平田オリザさんの原作は読んでませんが
メインキャラを演じるももいろクローバーZのメンバーは
>>続きを読む

私たちのハァハァ(2015年製作の映画)

-

二回見たんだけれど
二回ともあまり集中できなかった
構図とか、夜間の自然光のつかみ方がとても美しくて
日本の田舎の繁華街の風景などはとても
リアルに
センチメンタルに捕らえられていると思う
女の子版の
>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.5

アン・ハサウェイにとても好感が持てた。デニーロが非常に上質な執事という感じで、こんな素敵な初老の紳士が常に自分をみつめていてくれたらそりゃー仕事頑張れるよ!って思ったw 
映画では若い男女の恋愛物語で
>>続きを読む

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

2.0

イーストウッド好きなはずなんですが、この作品は苦手。「裏スタンドバイミー」という人もいるけれど、三人の心の中の葛藤が交錯しているとは思えず・・・。性被害にあった人が結果的にはそのトラウマから逃れられず>>続きを読む

アフガン・レポート(2014年製作の映画)

3.0

アフガンで地雷源に苦しむ英国陸軍を描いた実話ベースの映画。負傷した兵士を救援する為に集まった兵士が次々と地雷によって負傷していく。対人地雷は心理ダメージを狙った兵器と聞いたことがあるが、そういう意味で>>続きを読む