姉弟の、仕事と、恋と、家時間。
「完全オフモード」の2人が自宅のリビングで繰り広げる、ゆるい会話劇がこのドラマの柱だ。
恋人でも友達でもない、「姉弟」という関係だからこそ生まれる、ストレートな会話が>>続きを読む
「最もよい状態での『生きること』は、そのなかでは何ひとつ固定されることのない、流れるような、変化していくプロセスだ」
カール・ロジャース
本作は、真木やサチという少年少女の成長と変容を描いた上で、彼ら彼女らがやがて辿り着く先である、平や鷲田照という大人たちの、自らを縛っていたものからの解放と飛躍を描いた。そして、それにより、何かを得る>>続きを読む
またしても遊川和彦の脚本・演出が強く出たドラマ。社会問題にメスを入れた作風。身近な問題を取り上げたことで、視聴者にも自分事のようにして馴染み、すぐ隣にいる他者への想像力を高める機会となったのではない>>続きを読む
本作を観ていると、「無理に立ち直らなくてもいい」という優しいメッセージが込められているのを感じる。大切なものを失った人や、困難に見舞われた者に対し、私たちの社会はいつも立ち直ることを求めすぎだ。それ>>続きを読む
アロマンティックやアセクシュアルの方を主人公にしたドラマは、今まで日本のドラマではおそらく見たことがなかった。いろんなセクシュアリティを、よりポジティブに考えていくドラマができるんじゃないかという予>>続きを読む
3姉妹の恋愛事情はTBS火曜10時枠で取り上げてもおかしくない。
直球や変化球を織り交ぜながら繰り出すメッセージが会話の中にさりげなく組み込まれている。
吉田鋼太郎演じる昭和気質な頑固オヤジが古臭>>続きを読む
時代感覚のバランスが良かった。
この世を生きる指針となるような名言でまとめてくれる。
「普通とは何か?」常に問い続けさせられる、社会派ドラマかつヒューマンドラマ。
老若男女問わず観てほしい作品!