Yさんの映画レビュー・感想・評価

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ラブリセット 30日後、離婚します(2023年製作の映画)

4.2

テンポ感よく、遊び心が満載のコメディ。
可愛らしさも感じる面白さが存分に散りばめられていて、何度もクスッと笑ってしまった。最後まで楽しくて、エンドロール後のシーンもほっこりした。

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.4

かなりぶっ飛んだ内容ではあるけれど、コンパクトで入ってきやすいストーリーだった。
プールのシーンの色彩が好き。

ダーク・シャドウ(2012年製作の映画)

3.6

散らばった物語と世界観を楽しめる作品。
奇妙さもありながら、どこか美しさを感じるシーンがたくさんあった。

私がやりました(2023年製作の映画)

4.0

本編のその後が記事になったエンドロールまで面白かった。
偶然居合わせた場所で起きた殺人の犯人を演じて、注目を集めるチャンスにして女優として成り上がるという突拍子のないシュールな物語。フランス映画らしい
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.8

ヴィーガンへの皮肉も含まれているシーンが結構あって面白かった。
関わる人たちのキャラクターが強くて、テンポ感も良すぎる。
グロテスクでブラックな要素は多いけれど楽しめた。

シニアイヤー(2022年製作の映画)

4.5

レベルウィルソンの魅力が溢れていて面白かった!
20年前から何も変わらないステファニーが今の価値観に違和感を持つシーンは確かになあと思う部分もありつつ、やり過ぎなところを除いて大人になるってこういうこ
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

5.0


AI技術の発達に脅威や未知なる恐怖が高まる今の時代だからこそ観て良かった。違うのは見た目や外側の部分だけで、結局は人間と同じ中身を持つAIという描き方が新鮮だった。これまでのAIへの印象が変わった。
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シング・フォー・ミー、ライル(2022年製作の映画)

3.7

深掘りしすぎない物語だから気軽に楽しめた。
ライルとジョシュの2人が出会って、それぞれ少しずつ成長していく様子が素敵だった。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.9

滅茶苦茶で何が何だかわからないけれど、何故だか核はわかる物語が進んでいく奇妙な新鮮さがずっと続く。その感覚の体験にも他にはない価値がある気がした。
自分を見失うことはたくさんあるけれど、今いる宇宙とは
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白鳥(2023年製作の映画)

3.8

3つのお話の中でいちばん物語がわかりやすく入ってきた。
酷い物語だけれど、映像の力もあってどこか美しくも見えるところがあって不思議だった。

シザーハンズ(1990年製作の映画)

4.8

御伽話のような不思議な世界観。
無垢なエドワードの心が揺れ動いたり、暴れるような描写がとても印象的。
自分の常識や願望ばかりに踊らされずに、ただそこにあるものをしっかりと見る心を持ちたいなあと思った。

のだめカンタービレ 最終楽章 後編(2010年製作の映画)

5.0

色々なことを乗り越えて、成長して、それを超えるために進んでいく勇気が大切だと教えてくれる作品。
ドラマよりももっと心の深いところに響くものがあって、音楽も素晴らしい。
2人の始まりの音楽からまたスター
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のだめカンタービレ 最終楽章 前編(2009年製作の映画)

4.5

のだめのピアノというより、千秋先輩が常任指揮者になるオケにフォーカスが当てられているからクラシック音楽が盛りだくさんに楽しめる。
のだめの試験が終わった後の千秋先輩との充電!のシーンがかわいくて好き!
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ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

3.4

色々な見せ方をしてくれることで物語がなかなか理解できなかった。
ただ、映像の雰囲気はやっぱり素敵。

(2023年製作の映画)

3.6

淡々とした語りによってスピーディーに進んでいくシュールさが癖になる。
色と形の規則的な映像もウェス・アンダーソンらしさが存分に感じられた。

タイピスト!(2012年製作の映画)

4.0

ファッションの色彩がとってもかわいい。
フランスっぽさのある洒落た振る舞いや言い回しなんかも面白かった。
映画の中でも流行していたローズのネイルがしてみたくなった。

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

4.5

@試写会

次々に変わる舞台にわくわくするし、何と言ってもアクションシーンがとにかく爽快。
冒頭を含めて音と動きがうまくリンクした観ていて気持ちいいシーンがたくさんあった。キャラクターもそれぞれの色が
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

5.0

とにかく迫力のある臨場感満載のレースがかっこいい。
レースにもゲームにも詳しくないけれど、レースシーンが楽しくて仕方なくてあっという間だった。デヴィッドハーバーの味のある雰囲気も最高。
ゲームっぽさや
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.0

がっつりホラー系かと思いきや主人公が殺される時間が繰り返されるタイムループの中で真相を探っていく物語。
ミステリー的な要素だけじゃなくコメディ要素もあって面白かった。
ツリーとカーターの2人の関係性が
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ワイルド・ガール(2008年製作の映画)

4.2

ドタバタな展開と青春が詰まった映画。ポピーが本当の友情を見つけていく過程が素敵で、ラストも痛快で楽しかった。

バービー(2023年製作の映画)

4.5

ピンクで溢れた最高にキュートな世界観やファッションにわくわくやときめきが止まらなかった!歌やダンスのシーンも楽しくて一瞬も飽きない楽しさ。
男女の立場の問題にしっかり触れる内容だったけれど、男だからと
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.9

無意味な憶測や差別がささやかな幸せを求める人々を傷付け、命を奪うものとしての意味を持ってしまう様に酷く胸が痛んだ。
どうして外側の枠だけに捉われて本質的なものを見ることを忘れてしまうんだろう。
形は違
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エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

3.9

みんな優しい心を持った人たちなのに、信仰の違いで分かり合えないことが酷くもどかしかった。
ただ、そのもどかしさを料理で変化させようと努力するエイブの姿が素敵で、美味しそうな料理でいっぱいになる映像にわ
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

4.0

わくわく全開というよりもストーリーに重点を置いている印象。ミステリーみたいな要素が強かった。
それぞれのキャラクターに味があって面白かったし、ホーンテッドマンションの世界観を存分に楽しめる。
ディズニ
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スクール・フォー・グッド・アンド・イービル(2022年製作の映画)

4.2

強く惹き込まれる世界観と魅力的なキャラクターが最高だった。
善と悪についてまっすぐに考えることって難しい。そんな複雑な世界の中で深い友情や愛が見えてくる物語が素敵だった。
戦闘シーンは見応えがあってか
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.2

確立された色彩と一貫性のある不思議な雰囲気が魅力的。軽やかな音楽も素敵。
フィクションとメタフィクション的なその裏側を見られる構成は面白かったけれど、正直理解できずわからない部分も多々あった印象。時の
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ブギーマン(2023年製作の映画)

4.0

正体のわからない存在だからこそ、いつ恐怖が襲ってくるのかがわからない感覚が続く。
映像の構成や感情の描写が丁寧で、スリルを引き立てていたのが良かった。
ストレンジャーシングスの製作陣が手掛けていること
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犬王(2021年製作の映画)

4.2

映画というよりも芸術的な作品として楽しめる要素が詰まっている。アニメーションと音楽どちらも素晴らしい。
能や猿楽に正直馴染みがなく理解のしようがないものだと勝手に印象付けていたけれど、犬王と友有の生み
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

4.5

夢に溢れたチョコレート工場と、ほんのり不気味さも感じる雰囲気や音楽に不思議な魅力がある。視界のワクワクがとまらない!
次々に舞い込んでくる展開が楽しくて、いい物語だった。遊び心を感じるシーンもたくさん
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ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと(2023年製作の映画)

3.8

ブラック企業でゾンビのように働く主人公が、ある日街の人々がゾンビ化するパンデミックにより仕事から解放されてやりたいことを見つけていく物語。
起伏の激しい展開にちょっと驚くけれど、メッセージ性はしっかり
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さつきのマドリ(2021年製作の映画)

4.0

条件が合っていればいいのになんて思うけれど、実はそれは本質を見逃していることと紙一重なのかも知れない。
サツキに共感できる部分もあり、やっぱりそうじゃないよなと気付かされるところもあり面白かった。
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

4.5

スピード感のある展開と、見応えのある戦闘シーンが面白かった。
一瞬たりとも退屈する間がなく、エクソシストの魅力的なキャラクターも良かった。

イノセンツ(2021年製作の映画)

4.0

純粋な好奇心が時に恐ろしい。子ども達の考えていることが正直わからないシーンも結構あった。
子どもであるからこそ力の拡大に際限がないような気がして、どこまで猛威を振るってしまうのかともやっとした不安が続
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658km、陽子の旅(2023年製作の映画)

3.0

低い温度感と主人公の主観が強く、こちらが少し置いてけぼりになるような印象。
画の撮り方や音楽は良かった。

ビートルジュース(1988年製作の映画)

3.6

冒頭の音楽から世界観にグワっと惹き込まれる。
不思議な気味悪さとクスッと笑えるライトな温かさが心地良かった。
ラストシーンへ向けての細かい展開が面白くて、この世界が続いていく感覚が残る魅せ方が好きだな
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ドリームガールズ(2006年製作の映画)

4.5

パワフルな音楽が最高!歌声に触れるたびに気持ちが明るくなった。
冒頭からの期待の高まる展開に強く惹きつけられて、後半にかけての切なく儚いシーンも違った魅力があって素敵だった。
ビジネスを取るか、自分ら
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