夕さんの映画レビュー・感想・評価

夕

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マーベラス(2021年製作の映画)

3.1

ジョン・ウィックスタジオだけにアクションは見応えあるし、役者も皆さん演技が上手く魅力的なキャラクターばかりなのですが、ストーリーのやや汲み取りづらさが少し勿体なかったなと。

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.2

実写化と聞いた当初は戦々恐々、ビジュアル公開でも不安は拭いきれなかったものの、蓋を開けてみればなんということでしょう。
キャラデザ、舞台セット、動物などのVFX、どれをとっても可能な限り違和感を抑えた
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

4.2

海の王の務めと育児!?の両立に日々を追われるアーサー。
今回はなんやかんやあった弟との掛け合いも加わりコメディシーンと真面目なシーンのメリハリが激しく、シリアスが一定量きたらだいたい爆発させてる愉快ぶ
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.7

悪魔祓い映画にしては、ホラーは序盤の導入と特殊メイクで程々に、終盤に向かうにつれベテラン神父と若手神父のふたりの協力を以て大悪魔を倒すという胸熱バディムービー感が増すエクソシスト映画でした。
ラッセル
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.7

ガイ・リッチー監督とジェイソン・ステイサム、面白くないわけがない。
凄腕だけど問題児なスパイが、個性が強い美女ハッカー、なんでもそつなくこなす新人スナイパー、まさかの映画俳優、そんなくせ者ぞろいと即席
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ホット・シート(2022年製作の映画)

3.1

メル・ギブソンの名に惹かれるがそれほど大々的に主役というわけでもなくW主人公的な立ち位置で、派手な立ち回りもなく小気味の良いベテラン然は珍しい印象。
爆破シーンでは予算の低さはやや際立つけれども、椅子
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.6

ドラマ人気ならいつか実現するんじゃないかと期待していた念願のエピソード。
まさか映画とは思っておらず尺の心配はしたものの、なるほどこう来ましたかと。
原作をアレンジしつつ、補填しつつルーブル行きまでの
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.2

鬼太郎の父達の出会いを描いたサスペンスホラーなゲ謎。
初心者でもなんとなくは楽しめる、墓場や6期の知識があればなおしくらいでハードルはそこまで高くないけれど、醜悪な因習村ネタやスプラッタ描写はそこそ
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.6

くたびれたサンタが立ち寄った豪邸で強盗と居合わせ、成り行きで立ち向かわざるを得なくなっちゃう流れが、基本はだらしないけど優しさを捨てきれなくて良い味出してます。下品で過激でブラックユーモアに富み、時折>>続きを読む

オットーという男(2022年製作の映画)

4.2

気難しい偏屈おじさんが人知れず孤独を抱える中、近所に越してきた夫婦と関わるうちに次第に変わっていくハートフル映画。
あしらおうとしても強引に関わってこようとする夫婦、不機嫌な物言いながら根は生真面目な
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MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

3.8

安心のジェイソン・ステイサム。
ジェイソン・ステイサムがジェイソン・ステイサムする鮫映画といって良い。今回も美しい飛び込みフォームを発揮してくれます。
過去作キャラも続投だけでなくちゃんと活躍させてく
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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

4.2

それぞれ地位や身分があり不仲だった二人がひょんな事から互いへの誤解に気付き、意気投合する内に惹かれ合う様は純粋で、変に面白おかしくさせようとせずただただ自然にロマンスを描ききったポジティブなクィア映画>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.7

落下物による事故で父を喪った兄妹が、真相を探ると見せた未知との遭遇タイプのSFホラー。
巧みな視点の切り替え、ホラー演出、それに対する俳優の演技、息継ぎ用の緩み、味わった恐怖からの立ち向かわせ方、ラス
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

5.0

凶暴アライグマ・ロケットの過去が明らかにされる、銀河のお騒がせガーディアンズ三部作の最高で最強のフィナーレ。
これまでのちょっとしたキャラもちゃっかり再登場のまさにシリーズ集大成。
メインキャラの多さ
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.6

何時もながら派手に車を破壊してこの清々しさがシリーズの魅力。突然出てきた弟設定、ジョン・シナの画はつよい。前作の女性キャラ扱いはいくらか改善されそれなりに活躍。ヘレン・ミレン様まさかのドライブテクニッ>>続きを読む

ビースト(2022年製作の映画)

3.3

密猟者に群れを襲われ唯一生き残り強い憎しみから無作為に人間を襲うライオン、そこに居合わせてしまったまったくもって関係無い観光客、イドリス・エルバ。
救援も望めないサバンナのど真ん中、二人の娘を守るため
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プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵(2020年製作の映画)

3.5

鍵を作るというどストレート脱獄計画。派手さこそないけれども、監視の目をくぐり抜け少しずつ着実に問題を乗り越え最後の扉へと向かって行く様はまさにスリラー
映画の醍醐味かと。ハリー・ポッターでお馴染み、ダ
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.6

ガイ・リッチー監督らしい軽快さで織り成されるクライムサスペンス。現在から過去への振り返りという独特な映像の取り回し、この物語は一体どこに向かおうとしてるのかわくわくして目が離せない。ラストに監督絡みの>>続きを読む

炎の少女チャーリー(2022年製作の映画)

3.3

組織に追われる超能力者の逃亡劇。あくまでチャーリー親子の視点で、と思えば派手なアクションがほぼ無くても納得して観られると思います。二人の今後を色々と膨らませてくれるラストでした。

チェイサー(2017年製作の映画)

3.0

誘拐犯から我が子を救うため何処までも執拗に追いかける母が追跡者。一般人だけど行動力がまったく一般人じゃないのはハル・ベリーだからと納得させて、細かいところ多少目をつむれば、それなりに楽しめます。

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.5

磨り減る毎日の中、突然訪れた親友の死。それだけならよくある筋書きではあるけれど、主人公のむちゃくちゃな性格と親友への想いと感情の発露が最後まで目を掴んで離さない。弔いだけど前向きで、女同士の絆の物語。

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.6

冒頭で改めて、チャドウィック・ボーズマンを喪った事実を突きつけられました。ああ、ワカンダは偉大な王でありヒーローを喪ったんだなという悲しみに打ちひしがれる、というわけではなかった。
守護者を喪った隙を
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

4.0

安心安定ドウェイン・ジョンソン!
スロー演出と視覚演出は盛り盛り、だけどもくどい程でも無くて疲労感少なめで済むありがたみ。
ストーリー展開も軽快でライトな部分もあって重すぎでもない、DCだから重いと構
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アンビュランス(2022年製作の映画)

3.6

追い詰められた元海兵隊が金欲しさに義理兄弟頼って銀行強盗からなし崩しにどんどん大事に。マイケル・ベイ監督作品のオマージュ的なセリフがぽつぽつあってクスリとさせられます。安定のマイケル・ベイしてたし、ギ>>続きを読む

僕を育ててくれたテンダー・バー(2021年製作の映画)

3.7

主人公の人生を酸いも甘いも淡々と繰り出される刺激こそないけれど、主人公にとっては波乱があって支えてくれる叔父さんや周囲の人達がいて、穏やかな気持ちで観られる人間ドラマかなと。

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.6

過去シリーズのオマージュ満載。
描かれた元祖のアフターなライフ。
懐かしのあいつら。おかえり僕らのゴーストバスターズ。
見たかったものが詰め込まれてました。
エンドロール後まで、観て下さい。
(※リブ
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マーキュリー・ライジング(1998年製作の映画)

3.6

黄金の90年代、そしてブルース・ウィリス。
これだけで当時の名作のひとつと数えたい。
定番ありB級感ありご都合あり。
でも飽きさせない。色褪せない。
ブルース・ウィリスのあの人間味溢れる演技がそうさせ
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劇場版 おいしい給食 Final Battle(2020年製作の映画)

3.8

給食に情熱を注ぐ教師と生徒のいかに美味しく食べるかを問う給食精神バトル劇場版。
ドラマ版と変わらず、給食をこの上なく楽しむ姿、それをひた隠し(バレバレ)する姿とのメリハリ利かせた演技に楽しまされました
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.8

正直ネタバレしないようレビューするのが限り無く難しい。言うなれば、全てのスパイダーマンファンに贈られた極上のご褒美。もうこれ以上は無いと言っても良いのではないでしょうか。過去作のリスペクトを最大限に、>>続きを読む

モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

3.6

殺害現場を目撃した少年、トラウマを抱えた消防士、少年を追う殺し屋。サスペンス要素と人間ドラマと森林火災を絶妙なバランスで描いた作品。セット上で本物の火災を撮影した拘りぶりで、見応えある映像でした。

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.2

正真正銘キングスマンの始まりを描いた作品。
前作までのような眩しいまでのポップ&スタイリッシュ性とやや過度な悪ノリ感が抑えられ、落ち着いているけど激しい所は激しく、程よい緩急のついた作品に纏められて楽
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.3

ステイサムの謎の男ぶりに磨きがかかり、例の如く普通の男じゃない感全開。同時に少しずつ時間軸を遡って動機を解き明かしていく形式で、最後まで観て漸く全てが繋がる楽しさを味わえる作品でした。

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