ざわざわさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ざわざわ

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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.0

サブカルへのリスペクトに共感し、知ってるタイトルが出てくる度にニヤリとなる。単に「マトリックス」や「アヴァロン」に「アバター」を足したような映画ではない。金田のバイクにメカゴジラ、極め付きは「俺はガン>>続きを読む

県警対組織暴力(1975年製作の映画)

4.6

スタッフもキャストも日本映画最強の布陣。東映のロゴマークと同時に津島節が炸裂、この時点で名作確定。発せられる全てが名言、全シーンがハイライト。「孤狼の血」の元ネタ?比べんじゃねぇよ、格が違う。

アフリカン・カンフー・ナチス(2020年製作の映画)

3.5

タイトルを見るとアホ映画ぽいが本当にアホ映画、とびきりの。ヒトラーと東條英機がガーナに亡命してカンフーやる無茶苦茶設定、ブリッツクリーク イン ガーナ。
観終わった後「アッフリカンクンフ〜♪」が頭の中
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.5

ヒトラーに興味があるか無いか、WWⅡについてある程度知識があるか無いかで大きく評価が分かれると思う。歴史上の有名人が現代で一悶着、なんていう単純なものではなく強烈な風刺で社会に警鐘を鳴らす野心作にして>>続きを読む

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.8

「最初の1分間が面白い映画選手権」があったら多分これが優勝。史上最もキャッチーなオープニング、みんな引き込まれたはず。凄い映画が、いやショーが始まった時のワクワク感でいきなりテンションMAXになる。あ>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.6

現代版「生類憐れみの令」。愛犬一匹殺された恨みを晴らす為何十人も殺しまくる人命軽視、血のバランスシートを完全に無視した反人道的バイオレンス。殺し屋というより人殺し。だが殺し方が華麗なんで許す。

恋する惑星(1994年製作の映画)

4.0

カンフー、ノワール、キョンシーのイメージが強かった香港映画をスタイリッシュの最前線に押し上げた記念碑的作品。映像や仕草がとにかくオシャレ、ストーリーの訳わからん感もオシャレ、フェイウォンが画面に映るだ>>続きを読む

コミック雑誌なんかいらない!(1986年製作の映画)

4.0

この画面から伝わってくる臨場感は当時の日本のチカラ、時代のパワー。狂った時代だったと言われているが俺はそう思わない、今の方がよっぽど狂っている。強者への過度な忖度、少しばかりの区別を差別と見なす風潮。>>続きを読む

機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編(1982年製作の映画)

4.5

戦争の悲惨さと無情を見せつける単なるアニメを超えたアニメ。ラストの「めぐりあい」からの終戦のナレーションによる余韻は史上最高レベル。現在、画力の向上やCGの進化により優れたアニメが溢れかえっているのは>>続きを読む

仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

4.7

千葉真一のあのセリフ、何回真似しただろうか、当然自分の部屋で、ひとりで。大衆の面前で言ってしまったらドン引きされるのは流石の俺でもわかる。あの広島弁のイントネーションも格好良すぎ、広島県民に嫉妬する。

ジャッカルの日(1973年製作の映画)

4.1

原作はフォーサイスのベストセラー。後世の殺し屋モノばかりか実在したテロリストや犯罪者達にも多大な影響を与えた罪な作品。仕事で成功するには入念な準備が必要だということを教えてくれる。将来、暗殺者として生>>続きを読む

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.5

パプキンは自分の才能を疑わない。実際あるかないかなど関係ない、心には希望しかない。例え狂気であっても常に前向き、俺たちに笑う資格などあるか?
どうせドン底の人生、たとえ一夜限りでも王になれないならせめ
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

永久にでも観ていられる会話シーン、そこいらのアイドルには絶対に出来ない高度に訓練された超絶アクション。シュールにぶっ飛んだキュートな2人がそこに並んで座ってるだけで絵になる不思議な感覚。最高最強のバデ>>続きを読む

竜二(1983年製作の映画)

4.5

ヤクザ映画の第2革命。任侠路線から実録モノに時代が変わった時と同じ衝撃。本作以降似た様な作品が多数創られてきたが未だ並ぶものなし。公開から40年以上経った現在、第3の革命はまだ起きていない。

オーバー・ザ・トップ(1987年製作の映画)

3.8

「単純明快な馬鹿映画」それの何が悪い、馬鹿で結構。こういうモノこそエンタメ、これぞ映画。劇中流れる音楽も全部最高。当時俺も含めて皆サントラ買ったよ。ただし「In this country」はスタローン>>続きを読む

グッド・ヴァイブレーションズ(2012年製作の映画)

4.0

ベルファストパンクのゴッドファーザー、そんな大層なモンじゃない。ただのレコード屋のオッサン。でも俺にとってパンクてこういうもの。反キリストとかそんなんじゃ無くもっと普通で身近なもの。そういや昔「パンク>>続きを読む

仁義の墓場(1975年製作の映画)

3.8

冒頭から「毛唐」「三国人野郎」「支那料理屋」などのワードが飛び交う。内容はもっと酷い。薬物、強盗、強姦、傷害、殺人と何でもあり。犯罪のフルコース、違法の満漢全席。
間違い無く「文科省推薦」が付かない作
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

3.5

何という脱力感。これ観て手に汗握る人皆無。全編で流れる音楽や所々の風刺も安っぽいが新鮮。
自分の周りには「クー」て言ってもわかる奴1人もいなくて「キュー」になる。
徹底的にクールで圧倒的にシュールな旧
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

5.0

こちらも完璧。前作に比べて少し芸術度が上がり娯楽性が下がった気はするが好みの問題。総合的に見て差など無い。完璧同士を戦わせたら共倒れになるので自分の中では永久に休戦状態にしている。
人生で満点をつける
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ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.4

吹替版だと「さっさと失せろ、ベイビー」て日本語で言っちゃうのよ。そりゃ吹替版だからしょうがないが、あの「アスタラ ビスタ ベイビー」の語感がカッコイイのよ。
観る時は字幕版で。

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

4.3

「死んで覚えろ」。リセット、コンティニューを繰り返して一歩づつ攻略していく80年代洋ゲーの理不尽さが被る。だが主人公が成長していく所に「強くてニューゲーム」感があって心地良い。もちろん普段ゲームをやら>>続きを読む

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

3.5

原作が自分のオールタイムベストなだけに少し残念。深作も良い仕事してるしレクイエムの使い方も上手いがなんか足りないんだよなぁ。
エンディングが「Born to run」では無くDragon Ashなのも
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スーパー・マグナム(1985年製作の映画)

4.0

カメラを盗んだコソ泥を背後からマグナムぶっ放して処刑しオーバーキルっぷりを見せつける主人公。それを見て「ダニが死んだ」と拍手喝采する近隣住民。警察署長に至っては「俺が法律だ」と法治国家全否定。痺れるね>>続きを読む

シベリア超特急2(2000年製作の映画)

3.5

「やめたー」て・・・クライマックスに主人公が発したセリフの中では歴史上屈指のインパクト。直後の寺島しのぶの迫真の演技が対比になって凄まじい破壊力になっている。爆笑必至。一応サスペンス映画なんだけどね。

シベリア超特急(1996年製作の映画)

3.5

これは酷い。まず冒頭の主役の演技にひっくり返る。よくOK出たな思ったら監督も同じ人。そうかコイツのせいか。
ツッコミどころが満載のため徐々に自分の口元が緩んでくるのが実感できる。コメディとしてみた場合
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仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.8

脚本、演出、音楽全部が最高だが中でも圧巻なのが役者。コンプラやら黒い交際やらで叩かれる現在では到底出せない破壊的な絵面。
それまでの常識をぶっ壊してジャンルの方向性を大きく変えてしまった革命的な作品。
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自転車泥棒(1948年製作の映画)

4.0

夢も希望も無い映画。ついでに言えば救いも無い。ラストは特に悲惨。僻みかもしれんがこれ好きな人て人生上手くいってない人(同調)か大成功している人(優越感)の二択に思えてくる。
ちなみに俺は好き。

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

5.0

芸術と娯楽が高いレベルでも共存できることを教えてくれた映画。減点する所が無い凄い作品。
「好きな映画は何ですか」と聞かれたら大抵本作を挙げる。「市民ケーン」や「第三の男」て言った方が映画通ぽいが見栄は
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

5.0

完璧な映画。メインとサブのストーリーの交差、伏線の回収も見事の一言。このアプリ利用している人でまだ観ていない人いる?多分100年後に観ても面白いと思う。「俺が作ったことにして欲しい」作品ランキング1位>>続きを読む