島鉄雄さんの映画レビュー・感想・評価

島鉄雄

島鉄雄

ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

事故に遭って夢を諦めていた恒夫を、ジョゼが元気付けるために絵本を書いて読み聞かせをするシーンに感動しました。そしてジョゼが絵本作家という夢を持ち自立して生きていく決断をする姿に心を打たれました。夢に向>>続きを読む

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.5

子供達が可愛かった。
手の中にないものを欲しがるのは人間の性ですね。

マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

2.8

見事な伏線回収!があるわけでもなく、予想のつく展開が淡々と繰り広げられるといった内容でした。前作と同様、木村拓哉と長澤まさみのタッグは距離感が絶妙でよかったです。期待度も高くない映画でしたが、何故観賞>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.8

とにかく中村佳穂の歌が最高でした。
映画館で観なかったことを後悔したので次回の細田守作品は映画館に足を運ぼうと思います。脚本に関しては補足が足りない箇所も見受けられましたが、全体的には面白い作品だと思
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さよならくちびる(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

3人の雰囲気、服装が好みでした。
互いに想いが強いが故のすれ違いが一番面倒で難しい問題ですよね。二人には解散というトリガーが必要だったのだと思います。

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

1人の男性の日常が世界中で放映されているというお話。もし自分の家族、友人など全ての関係性が作られたものだとしたら、考えるだけでもゾッとします。
自分の運命に立ち向かう主人公がかっこよかった。

老人Z(1991年製作の映画)

3.4

おじいちゃんを主役でSF映画を作る着眼点に脱帽。大友克洋原作、江口寿史キャラクターデザインということで観ておかなければならないと思い観賞しました。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.4

思春期をたった3ヶ月に詰め込んだ作品。
背伸びしたい年頃には、悪い先輩がかっこよく見えるんだよね。ただ、憧れるのであれば、ファックシットではなくレイでありたいですね。

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

2.7

どうだ!エモいだろ!と言わんばかりの演出で個人的には少しくどく感じた。
全てのことに終わりがある。それでもこの一瞬の日々がいつまでも続けばいいのにと現実から目を背けることができたのは、二人の若さゆえだ
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

4.0

最初は、みぞれが希美に依存しているとばかり思っていましたが、希美もみぞれに対して、羨望や嫉妬心を持っており、実はみぞれ以上に依存しているんだとわかりました。高校生という狭い閉鎖環境も相まって互いの事を>>続きを読む

劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

新入生を迎え入れ全国大会金賞を目指して奮闘する久美子達、一年生の指導係に選ばれた久美子は、奏を筆頭に一年生の面倒事に巻き込まれていく。悩んでいる時に「あすか先輩ならどうするんだろう」と悩んでいるシーン>>続きを読む

パプリカ(2006年製作の映画)

4.2

大好きな映画です。
夢と現実を行き来するので混乱する人も多いと思いますが、映像と音楽で夢という形容し難い乱雑さを見事に表現しているのでストーリーが理解できなくても楽しめると思います。
バーテンダー2人
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セブン(1995年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

犯人(ジョン・ドゥ)に散々振り回された挙句、最後の計画の一部にされてしまったミルズが余りに可哀想。ラストのサマセットのセリフ「この世は素晴らしく、戦う価値がある、後半には同意する」が残酷だけど確信を突>>続きを読む

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.9

クリスマスにホームレス3人が赤ん坊を拾う話。嘘つきだけど優しいおじさん、母性溢れるオカマ、家出少女、3人の関係性が父、母、娘みたいでほっこりしました。家族で観たい映画です。

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.0

音楽もMVもオシャレでかっけー
思春期だからこその行動力や反骨精神にすごく若さを感じた。惚れた女の子に向けての曲を延々と作り続けるのは、この年齢でしか出来ないと思う。弟を見届けた後に、喜ぶ兄の姿を見て
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8 Mile(2002年製作の映画)

3.6

KREVAのスタイルはエミネムの真似だったことがわかった。本場のフリースタイルの口の悪さは桁違いでした。尻軽彼女より元カノの方が可愛いかった。

ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.2

ここまでコメディ要素の多いゾンビ映画は他にはないと思う。ホラーを期待してる方には物足りなさを感じる人もいそうな気がする。
ラストのビルマーレイが妙にかっこいい

プロメア(2019年製作の映画)

3.9

燃えない炎で燃やし尽くせ!
小難しさは一切なく、迫力ある映像と音楽を五臓六腑で感じて楽しむ映画でした。
陽の光や炎の陰影の描写が曲線美ならぬ直線美といった感じで、キャラデザにあった描き方がかっこよかっ
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メトロポリス(2001年製作の映画)

4.0

映像が綺麗だった。特に色使いが鮮やかで全てのコマが美しかった。ストーリーはよくあるSF物といった内容であったが、2001年の作品とは思えないほどの作画で、演出大友克洋ということもあり、どこかAKIRA>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.6

大人になろうとした男性、変わらずにいた女性、どちらも互いを思っての行動だったのにも関わらず、少しずつ気持ちがすれ違っていき、元に戻るには遠すぎるところまで来てしまっていた。最後には各々の道に進むが、す>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.0

フォレストガンプのように走り続ける人間になりたい。
何年後かにもう一度観たい映画です。

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.8

すべての小学校は直ちにロックンロールを必修科目にすべきだ。

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.8

佐々木の部屋の構図が凄く良かった。
家の外では明るくに振る舞っている佐々木。
家では1人でカップラーメンを啜る佐々木。
周囲の人は陽気な佐々木を佐々木だと信じて疑わず、佐々木自身もそれを望んでいたのだ
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.0

自らが創った理想の人格に支配されて行く様が面白かった。マーラへの「医者が必要だ」という言葉を自分に返された時の主人公の顔がよかった。

空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

4.0

目玉スターになりてえ
キャラが良かった。
夢を持つ高校生も夢破れた大人もかっこいい。

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