ぞうもとさんの映画レビュー・感想・評価

ぞうもと

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僕の村は戦場だった(1962年製作の映画)

3.7

あの少年!わたしこの子知ってます!という気持ちで見ていたのでずっとハラハラドキドキ、、あんなところで日が暮れたらめちゃ怖い。身体的な恐怖を感じさせるのに恐怖とは別のなにかを睨む少年の姿から、理解しがた>>続きを読む

ローラーとバイオリン(1960年製作の映画)

3.0

タルコフスキーの卒業制作!!!

めちゃくちゃ良いシーンはほかにいっぱいあるんだけど、
バイオリン教室の女の子の末恐ろしさ、
ローラーの女性運転手の可愛い愚かしさ、が印象的だった。

雨の味(2006年製作の映画)

2.9

数年前にBSでやっていて録画して何度か見ていたシンガポールの映画。どうにかしてまた見たい。

主人公がとにかく無口で優柔不断なせいで話がなかなか進まず、さすがにちょっとイライラする。でも空とか川とかア
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.2

すごいすごい。わたしも唄って踊りながら観ました。

まだ何も撮れてないのに不安な素ぶりも無く完全に浮かれポンチでバシャバシャしてたの信じられないけどそれがよかったんだなー

一見殺風景なスタジオからの
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アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

2.0

全体を通して説明的?前作は超えてないけど笑えるところは増えた。

ヤクザにはヤクザの筋があるってのはいいんだけど、最後は本当の悪を制裁する、みたいな格好になっていておまけに監督が一番おいしい役どころな
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アウトレイジ(2010年製作の映画)

2.9

ヤクザってこと忘れんなよって意味の立場の暴力と個人的な恨みや虚勢の暴力が入り混じってるみたいだけど心情の描写が少なくて何考えてるか分からないまま暴力したり殺されたりしててその目まぐるしさは身体的だった>>続きを読む

ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.6

草間彌生に会った人がこの映画の西太后みたいだったと話していたので観たけどそんなのどうでもよくなる。手加減なしの美しい映画!

愛新覚羅 溥儀 って、かっこいい名前だな〜と思ってググったらほんとにお洒落
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アナザサイド サロメの娘 remix(2017年製作の映画)

2.5

「音から作る映画」に興味を持ったので立誠シネマで観ました。前作も監督も出演者もほぼ知らない。
間の取り方(取らなさ)が音から作った感あった。でも演劇の人のための映画という印象。それは前提だったのかな?
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(2017年製作の映画)

5.0

光が頭の中までひろがって、わたししか感じられない映画になってわたしにとって大事なものになっている

メッセージ(2016年製作の映画)

4.2

そもそもフィクションだってのは置いといて研究者の夢物語としては裏切らない展開じゃないですか?この映画自体を世界へのメッセージとして観ると感動の超大作ですよ。宇宙人を相手にすることで国境を越えた団結を呼>>続きを読む

椿三十郎(1962年製作の映画)

4.2

最後すげええ

作品そのものが時代の影響を受けたぶん後世にまた影響を与えたんだなとヒシヒシ感じたし椿さんもそうなんだろなと、、かっけえっす。
盗み聞きは冷静に聞けるっていうのもおもしろ要素

見終わっ
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惑星ソラリス(1972年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

もしもあのまま一緒に暮らして、気が狂ったりしてクリスが死んだら、ハリーの記憶からクリスを複製できるのかね!??そしたら複製人間同士でハッピーなんてのは、、、ありえないか。人間の脳波という外部刺激ありき>>続きを読む

アンナ・カレーニナ(2012年製作の映画)

3.0

美しい〜。ダンスのような動きも照明も舞台風のセットもわざとらしすぎる演出、とにかく演出らしい演出、愛だか欲だかによって流れるように堕ちていくので感情移入とかする隙もなく、とにかく映画というものを楽しむ>>続きを読む

ウラジミールとローザ(1970年製作の映画)

2.0

ジークハ…

テニスコートのシーン
フランス語のどもりが宇宙人みたい

眠いしよくわからなかったけど
あの時代の共謀罪と今これからの共謀罪じゃ全然ちがうものなのかなと思いました

アンドレイ・ルブリョフ 動乱そして沈黙(第一部) 試練そして復活(第二部)(1969年製作の映画)

4.3

宗教画や彫刻や鐘の鋳造に、才能や信仰や自然が、穴を掘っていると木の根が出てくるみたいに絡み合う映画
3時間もタルコフスキーの自問自答に付き合って頭が痛くなる

女性の描かれかたが、どの作品を見ても面白
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永遠の0(2013年製作の映画)

2.0

戦争のことになると止まらなくなるおじいさんの話をよくよく聞いてみると、、という映画

最後にすべてを知ってから幸せそうな現代の人々を見る目とか、ぶらぶらしてる自分を顧みて?ウワアアてなってたのが、分か
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(1974年製作の映画)

2.7

記憶のつぎはぎの夢みたい。最後ちょっと寝ちゃったし。
あとで解説を見なきゃな、と思いながら観るのは気持ち良くない。
日本以外の戦争で疎開する子どもたちの映像を初めて見た気がする。あの気球はなに?

ストーカー(1979年製作の映画)

4.0

水、湿気の描写が気になった。宿命か犬みたいにずっと付きまとう感じ

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.2

みなみ会館でデジタルリマスターを。
気狂いピエロでも思っていたけど俳優が空間を大胆に斜めに横切っていくかんじが気持ちよい。車とかお金とかなんぼでも捨ててまた拾えばいいけど唯一女には執着するというところ
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.5

レミゼラブル…😭

なんで歌ってんねんと思うところもあったけど、ライブ録音で演技の入った歌は臨場感があり、なんともいえない間やリズムの変化に緊張した。歌が好き。ラッセルクロウの声が好き。エポニーヌが好
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.5

歪んどる、と言うすずの声が残った

個人的にはうさぎの海の絵が10代の自分の絵を思い出させて泣けた

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

5.0

ランボーの詩が引用されていると聞いて見た。
ひとつながりであるはずの目と耳と口がバラバラな人におすすめ。
わたしには最高に身体的に感じられた。

セラフィーヌの庭(2008年製作の映画)

3.3

見終わってから、手で触れるものの感触が変わった。
ウーデが初めてセラフィーヌの絵を見たときの目が良くて、希望そのものだった。
ナイーヴではなくてモダンプリミティブ

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.2

かなしいー。ちょっとフラッシュダンスを思い出した。