YAMさんの映画レビュー・感想・評価

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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.9

前半の母親の家出から始まり孤独に至るまでの経緯が原作と違って(尺の都合で?)かなり端折られていた事を除けば、原作の世界観を極力壊さないように描かれているのは良かった。カイアはもう少し野性味溢れるキャス>>続きを読む

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.2

草彅剛の演技力の凄まじさを実感出来る作品だと思う。毎度思うけど、草彅剛は役に溶け込む(?)ような、自分を消す能力が異常に高い気がしている。エンディングも涙無しでは観られない良い作品。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.6

ラミの代表作と言っても良い程、完璧にフレディを演じきっていたと思う。作品としても、フレディがスターになる過程や、それに引き換え徐々に孤独になっていく様子がよく描かれているなと思った。
終盤のライブのシ
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.4

マーティン・スコセッシ節の効いた良い作品。最後に「そういう事だったのか!」という驚きもあるが、2回目以降に見返すと細かい伏線などに気付けて、より面白くなる。脇を固めるキャストも名優揃いでとても良い。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.2

ロビン・ウィリアムズの、暗い過去を背負いながらも荒れた青年に真っ向から向き合おうとする姿勢に心を打たれる名作。
マット・デイモンの演技力はこの頃から目を見張るものがあると思う。

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.4

オマール・シーを知るきっかけになった作品。生まれ育った環境も、自身が置かれている環境も全く異なるように見える二人が、徐々に互いを理解して、男同士のちょっと子供じみた暖かい友情を築いていく流れが美しく描>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

4.7

最高。ノーランワールド全開で、個人的にはノーラン監督の最高傑作だと思っている。設定は割りとシンプルに観えて、実は結構複雑で見応えがある。映像技術を見ても文句無し、というよりこれ以上のものは数少ないきが>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

ロードオブザリングの時からヴィゴ・モーテンセンが好きなんだけど、今作での古くて無骨で漢らしい演技もカッコ良かった。
内容も「人種差別」がテーマになっていて、色々考えさせられつつも最後には温かい気持ちに
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.8

美しさと狂気がこんなに共存出来るんだな、とめちゃくちゃ感動した作品でした。
見るひとを選ぶ内容だけど、芸術的な映画でした。、

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.3

脚本と演出が最高だし、何よりホアキンの目を見張る怪演で、ゴッサムシティの暗くて重い世界感が確立されている。
個人的に一番好きなジョーカーかも。

オデッセイ(2015年製作の映画)

4.2

マット・デイモンが火星でDASH!!島する映画。
取り残された恐怖と戦いながら諦めずに生き残る手段を模索する役だけど、マット・デイモンの安定の演技力に支えられて見応えが増している。

インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

ノーラン監督ならではの「魅せる」演出がかなり光っていて、かつ脚本がめちゃくちゃ良かった。
取り返しの付かないリスクを抱えながら宇宙に行く決心だとか、帰りを待てなくなっていく家族の気持ちとかにとても心が
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.9

伏線の回収の仕方が良かった。タイムパラドックス的な疑問は残ったけど、設定を加味して飲み込めるレベルという感じでした。
展開の速さと緩急も良く、飽きずに観られたしあっという間でした。
メインキャストは本
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Winny(2023年製作の映画)

4.0

いち裁判を描いた映画だけど、エンジニアとして働いているせいか、より感情移入できた気がする。金子さんの想いやそれに共感した弁護団の想いと頑張りが伝わってきてとても良かった。
尺を長くするとかスピード感を
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