ダーク魔カスコス

ピースメイカーのダーク魔カスコスのネタバレレビュー・内容・結末

ピースメイカー(2022年製作のドラマ)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

🍀🕊ピースメイカー🕊🍀
〜ジェームズ銃、炸裂!〜

映画ザ・スーサイドスクワッドから、筋肉モリモリマッチョマンの変態ピースメイカーを主人公にした全8話のスピンオフドラマです。

ジェームズ・ガンのファンやスースクファンにはもれなくオススメできる最高のドラマです😆このレベルのドラマが家で一気見できる現代は、間違いなく人類史上最高の幸福レベルに到達しています👍

ブータンなんか目じゃねえぜ!

まずすごいのが、ガン監督本人が8話中5話を監督していることです。脚本は全話担当しています。だから映画そのままの雰囲気、クォリティでスピンオフが楽しめます。

唯一アクションシーンだけは映画と比べると見劣りしますが、それは予算上しかたないこと。ドラマというくくりの中では最高のアクションです。

さらにピースメイカー個人の成長譚としてしっかり機能していることもよかったです。きっとこのドラマを見た後スースクを見たら面白さが1.2倍くらいになるでしょう。必見!

気がついたらあのクソみたいなダンスを毎回見ていますよ👍


⚠️以下ネタバレです⚠️
※映画アイ、ロボットのネタバレを含みます。


🎬名実共にピースメイカー
ラストのクリスの選択が胸熱でした😃

「平和のためなら大人も子供も殺す」と豪語していたクリスが、目の前に管理された完璧な平和をぶら下げられて、それを突っぱねます。平和を作り出すマシンとしては一歩後退かもしれませんが、人間としては明らかに成長しましたよね。

バタフライ共の思想はアイ、ロボットのヴィキとまったく同じですよね。受け入れられるものではないです。感情があるかないかの違いはあるけど。


🎬リック大佐殺害の大罪
映画では私の大好きなリックをクリスがぶっ殺してしまいます。クリスは愉快なキャラでしたがどうしても好きになれない理由がそれでした。

しかし本作で彼のの生い立ちや、リック殺害後の葛藤を描くことで、私の中で彼を許すことができました。

本作視聴後にスースクを見直したら、リックの心臓を刺した瞬間のクリスの表情から、彼の複雑な心情を伺うことができました。本編の魅力を底上げするなんてスピンオフの鑑です。どっかの傲慢な緑のクソ女とは違いますね。(見てないけど😅)


🎬ゴリラ
ゴリラ×チェーンソー=傑作
本作屈指の名アクションシーンでした🤣ゴリラという意外性と仲間との連携プレイとフィニッシュのチェーンソーで昇天。


🎬グロ優しいガン作品
ジェームズ・ガンの撮る作品は、やたらとブラックジョークがきつくてグロい一方、なぜか優しい気持ちになれますよね。

みんなでゴリラを倒した後の一体感は最高でしたし、最後に部屋にきたゴフに食べ物を与える終わり方も切なくて良かったです。

お気に入りの場面
👧🏼「おじさん私のパパかも!」

🫢「・・ぇえっ!?」
👩‍🏫💦「さてみんな!ピースメイカーさんはそろそろお帰りよ!」

爆笑🤣懲役中に発達したクラウドにブチ切れるクリスも最高でした。6話のジョークは至高でしたね。


👎心理的リアクタンス
たとえ良いものであっても押しつけられたら反発したくなるのが人間です。ましてやバタフライ共が押しつける支配・管理された平和なんて良いものですらない。

それと同じくポリコレの押しつけもウザいだけです。黒人で女性で美形じゃなくてレズビアンでデb・・プラスサイズの、属性全盛りアデバヨ。一人ストレンジワールド!😫マイノリティであることへの葛藤も、物語上の展開も何もなく「その設定いらなくね?」と思いました。露骨!もっと自然にやれ🤣

正しい人権意識は学校に任せて、映画は正しくないことしようぜ😆